服部 紀子/著 -- 武蔵野書院 -- 2021.9 --

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中央 3階B 一般図書 /815.0/5198/2021 7114802104 配架図 Digital BookShelf
2021/10/26 可能 利用可   0
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ISBN 4-8386-0759-4
ISBN13桁 978-4-8386-0759-4
タイトル 「格」の日本語学史的研究
タイトルカナ カク ノ ニホンゴガクシテキ ケンキュウ
タイトル関連情報 江戸期蘭文典と国学からの影響
タイトル関連情報読み エドキ ランブンテン ト コクガク カラ ノ エイキョウ
著者名 服部 紀子 /著
著者名典拠番号

110007673570000

出版地 東京
出版者 武蔵野書院
出版者カナ ムサシノ ショイン
出版年 2021.9
ページ数 2, 189p
大きさ 22cm
シリーズ名 日本語学会論文賞叢書
シリーズ名のルビ等 ニホンゴ ガッカイ ロンブンショウ ソウショ
シリーズ番号 1
シリーズ番号読み 1
価格 ¥8000
内容紹介 吉雄俊蔵「六格前篇」と藤林普山「和蘭語法解」におけるオランダ語の格理解について考察。両蘭文典から鶴峯戊申「語学新書」の格理解への過程を、近代文法学説に見られる格研究の前史として位置づける。
書誌・年譜・年表 文献:p140~142
一般件名 日本語-格-歴史-江戸時代-ndlsh-031719995
一般件名 日本語-文法 , オランダ語-文法 , 国語学-歴史
一般件名カナ ニホンゴ-ブンポウ,オランダゴ-ブンポウ,コクゴガク-レキシ
一般件名典拠番号

510395114930000 , 510124610060000 , 510805810060000

分類:都立NDC10版 815
資料情報1 『「格」の日本語学史的研究 江戸期蘭文典と国学からの影響』(日本語学会論文賞叢書 1) 服部 紀子/著  武蔵野書院 2021.9(所蔵館:中央  請求記号:/815.0/5198/2021  資料コード:7114802104)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153881341

目次 閉じる

序章
  1 近現代における「格」研究の到達点
  2 江戸時代の日本語研究における「格」-鶴峯戊申『語学新書』の「九格」-
  3 蘭文典における格研究の始まり
  4 『語学新書』が影響を受けた蘭文典
  5 本研究の意義と構成
第1章 蘭文典における格理解Ⅰ-『六格前篇』におけるオランダ語の格-
  1 はじめに
  2 『六格前篇』における「六格」の位置づけ
  3 「【タ】揉」という概念と「名詞」
  4 「六格」について
  5 格に関わる「前詞」と「宗詞」
  6 「格」を示す形式についての考察
  7 おわりに
第2章 蘭文典における格理解Ⅱ-『和蘭語法解』におけるオランダ語の格-
  1 はじめに
  2 『和蘭語法解』について
  3 格の記述内容
  4 「転変」
  5 「六格ニ関係スル言」
  6 「標的」
  7 格標示形式
  8 おわりに
第3章 蘭文典に見る日本語の「格」-『六格前篇』と『和蘭語法解』とを比較して-
  1 はじめに
  2 『六格前篇』と『和蘭語法解』におけるオランダ語の格理解
  3 『六格前篇』における日本語の格標示形式
  4 『六格前篇』における「格」と「てにをは」の関係
  5 『和蘭語法解』における「テニヲハ」と「格」
  6 おわりに
第4章 『語学新書』における格理解Ⅰ-蘭文典の格をどのように取り入れたか-
  1 はじめに
  2 先行研究
  3 『語学新書』における「格」の実例
  4 『和蘭語法解』と『語学新書』の相違点
  5 「君」「臣」「民」の「三法」
  6 おわりに
第5章 『語学新書』における格理解Ⅱ-国学の言語研究をどのように取り入れたか-
  1 はじめに
  2 「君」「民」と『詞の玉緒』に見られる「本」「末」
  3 『語学新書』と『詞の玉緒』の「かかり」
  4 「省格」と『六格前篇』の「徒」
  5 おわりに
第6章 山田孝雄『日本文法論』における「位格」
  1 はじめに
  2 「位格」とは何か
  3 山田文法における8種の「位格」と格標示形式
  4 鶴峯から山田へ-学史上における『日本文法論』の「位格」-
  5 おわりに
終章
  1 日本語学史上における格理解のプロセス
  2 幕末から明治へ