岡村 逸郎/著 -- 明石書店 -- 2021.10 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F法律 一般図書 /326.3/5245/2021 7114824872 配架図 Digital BookShelf
2021/10/29 可能 利用可   0

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ISBN 4-7503-5271-8
ISBN13桁 978-4-7503-5271-8
タイトル 犯罪被害者支援の歴史社会学
タイトルカナ ハンザイ ヒガイシャ シエン ノ レキシ シャカイガク
タイトル関連情報 被害定義の管轄権をめぐる法学者と精神科医の対立と連携
タイトル関連情報読み ヒガイ テイギ ノ カンカツケン オ メグル ホウガクシャ ト セイシンカイ ノ タイリツ ト レンケイ
著者名 岡村 逸郎 /著
著者名典拠番号

110006489940000

出版地 東京
出版者 明石書店
出版者カナ アカシ ショテン
出版年 2021.10
ページ数 344p
大きさ 22cm
価格 ¥5400
内容紹介 犯罪被害者に関わる活動を早い時期から行なってきた法学者と精神科医。犯罪被害者支援の言説が日本において形成された歴史的な過程を、法学者と精神科医が被害定義の管轄権をめぐって形成した対立と連携に注目して解明する。
書誌・年譜・年表 文献:p291~310
一般件名 犯罪被害者支援-歴史-ndlsh-031987249,修復的司法-ndlsh-01070908,司法精神医学-ndlsh-00569956
一般件名 被害者
一般件名カナ ヒガイシャ
一般件名典拠番号

511320900000000

分類:都立NDC10版 326.3
資料情報1 『犯罪被害者支援の歴史社会学 被害定義の管轄権をめぐる法学者と精神科医の対立と連携』 岡村 逸郎/著  明石書店 2021.10(所蔵館:中央  請求記号:/326.3/5245/2021  資料コード:7114824872)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153884016

目次 閉じる

序論 先行研究と分析視角
  1 問題の所在
  2 先行研究
  3 方法論の検討
  4 分析視角
  5 本書が分析の対象にする事例の国際的な位置づけ
  6 資料
  7 各章ごとの分析の概要
第Ⅰ部 犯罪被害者にかかわる言説的な基盤の形成
第1章 法学者と精神科医による被害定義の管轄権をめぐる対立の形成
  1 本章の目的と位置づけ
  2 新派刑法学における犯罪被害者
  3 被害者学における被害者
  4 被害定義の管轄権をめぐる法学者と精神科医の対立の形成
  5 本章のまとめ
第2章 法学者による被害者学の理論の展開
  1 本章の目的と位置づけ
  2 被害者の有責性をめぐって対立する2つの議論
  3 被害者学の理論化
  4 被害者学の実践化
  5 理論的な関心と実践的な関心の対立
  5 本章のまとめ
第Ⅱ部 犯罪被害者救済の言説の形成
第3章 新聞報道による犯罪被害者にかかわる諸カテゴリーの普及
  1 本章の目的と位置づけ
  2 通り魔的犯罪のカテゴリーのもとで犯罪被害と社会保障を接続する形式の言説
  3 精神疾患および性的な描写と関連づけて使われた通り魔の用語
  4 新聞報道による補償制度にかかわるクレイムの提示
  5 通り魔的犯罪のカテゴリーが可能にした犯罪被害と社会保障の接続
  6 本章のまとめ
第4章 法学者による犯罪被害者救済の言説の形成
  1 本章の目的と位置づけ
  2 犯罪被害者の権利と<社会保険>
  3 被害者の補償に関する従来の議論
  4 対立する法学者の議論のなかで焦点化された被害者の人権
  5 <社会保険>の枠組みのもとで形成された犯罪被害者救済の言説
  6 選別主義のもとで形成された犯罪被害者救済の言説
  7 本章のまとめ
第Ⅲ部 犯罪被害者支援の言説の形成
第5章 法学者と精神科医による犯罪被害者支援の言説の形成
  1 本章の目的と位置づけ
  2 「対等」な支援者-被害者関係にもとづく犯罪被害者支援の言説
  3 1980年代の法学者が行なったあらたな活動
  4 1990年代の精神科医による対抗クレイムの提示
  5 被害者支援の用語を共通語にして形成された法学者と精神科医の連携
  6 「対等」な支援者-被害者関係にもとづく犯罪被害者支援の言説はなぜ形成されたのか
  7 本章のまとめ
第6章 犯罪被害者支援に携わる法学者の専門性
  1 本章の目的と位置づけ
  2 犯罪被害者支援に携わる法学者の位置づけ
  3 restorative justiceに関する初期の議論
  4 犯罪被害者支援に携わる法学者の専門性(1)
  5 犯罪被害者支援に携わる法学者の専門性(2)
  6 本章のまとめ
第7章 犯罪被害者支援に携わる精神科医の専門性
  1 本章の目的と位置づけ
  2 犯罪被害者支援に携わる精神科医の位置づけ
  3 2次受傷のカテゴリーのもとで行なわれた被害者援助
  4 精神科医の専門性のジレンマ
  5 犯罪被害者支援に携わる精神科医の専門性(1)
  6 犯罪被害者支援に携わる精神科医の専門性(2)
  7 本章のまとめ
結論 本書が提示した知見と本書の意義
  1 リサーチ・クエスチョンに対する解答
  2 本書が提示した知見の要約
  3 本書が提示した知見のインプリケーション
  4 本書の意義
  5 本書の限界と課題