須田 将司/著 -- 明誠書林 -- 2021.9 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /371.6/5170/2021 7115098616 配架図 Digital BookShelf
2022/02/22 可能 利用可   0

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ISBN 4-909942-17-3
ISBN13桁 978-4-909942-17-3
タイトル 昭和前期の報徳運動と報徳教育
タイトルカナ ショウワ ゼンキ ノ ホウトク ウンドウ ト ホウトク キョウイク
タイトル関連情報 「長所美点」をめぐる「対話」の教育史
タイトル関連情報読み チョウショ ビテン オ メグル タイワ ノ キョウイクシ
著者名 須田 将司 /著
著者名典拠番号

110004573580000

出版地 飯能
出版者 明誠書林
出版者カナ メイセイ ショリン
出版年 2021.9
ページ数 446, 4p
大きさ 22cm
価格 ¥4500
内容紹介 1930~1950年代、昭和恐慌から戦時、そして占領下から講和・独立後の再編までという激動の「昭和前期」に、「報徳教育」に活路を見出そうとした教員群像の姿を照らし出す。
一般件名 道徳教育-日本-歴史-昭和前期-ndlsh-001332402,報徳教-ndlsh-00563558
一般件名 道徳教育-歴史 , 報徳教
一般件名カナ ドウトク キョウイク-レキシ,ホウトクキョウ
一般件名典拠番号

511248910040000 , 511382500000000

分類:都立NDC10版 371.6
資料情報1 『昭和前期の報徳運動と報徳教育 「長所美点」をめぐる「対話」の教育史』 須田 将司/著  明誠書林 2021.9(所蔵館:中央  請求記号:/371.6/5170/2021  資料コード:7115098616)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153891721

目次 閉じる

序章 「報徳教育」という言葉、その多義性
  第一節 課題意識
  第二節 危機や困難を背景とした「主体」や「対話」の強調
  第三節 昭和前期の報徳運動と報徳教育をめぐる研究状況
  第四節 本書の視点・構成
第Ⅰ部 「新興報徳運動」の展開と報徳教育
第一章 「新興報徳運動」のはじまり
  序
  第一節 遠山信一郎の模索
  第二節 土方村の事業
  第三節 佐々井信太郎の報徳理論と長期講習会の開始
  小括
第二章 神奈川県における報徳教育の創出
  序
  第一節 足柄上郡教育会二宮先生研究部の組織化と報徳教育論の形成
  第二節 『報徳研究録』にみる実践研究の展開
  第三節 神奈川県内における報徳教育の展開
  小括
第三章 富山県における報徳教育の創出
  序
  第一節 富山県における「新興報徳運動」の開始と報徳教育の勃興
  第二節 指定教化村下の学校報徳社・児童常会
  第三節 学校報徳社・児童常会の問い直しと錬成論的展開
  小括
第四章 埼玉県における「新興報徳運動」と報徳教育
  序
  第一節 埼玉県における「新興報徳運動」のはじまり
  第二節 一九三六年度以降の「新興報徳運動」の変転
  第三節 報徳教育の姿
  小括
第五章 北海道における「新興報徳運動」と報徳教育
  序
  第一節 「新興報徳運動」の萌芽期
  第二節 遠山信一郎の着任後の展開
  第三節 遠山の転任とその後の展開
  小括
第Ⅱ部 「新興報徳運動」と報徳教育の伝播
第六章 栃木県における「新興報徳運動」と報徳教育
  序
  第一節 昭和恐慌後の報徳仕法への関心
  第二節 一九三五~一九三六年における「新興報徳運動」の勃興
  第三節 栃木県における報徳教育の理論と実践
  小括
第七章 島根県における「新興報徳運動」と報徳教育
  序
  第一節 酒井栄吉学務部長の働きかけ
  第二節 教育視察と報徳教育情報の伝播
  第三節 島根県内における報徳教育の実践化
  小括
第八章 報徳教育の錬成論的な形成と展開
  序
  第一節 加藤仁平による「報徳教育」論の提唱
  第二節 「報徳経済学が組織される頃迄には、報徳教育学を組織立てたい」
  第三節 『新興報徳教育』から『皇道報徳教育』への転換
  小括
第九章 戦時下に広がる「学校常会」論
  序
  第一節 国民訓育連盟による「学校常会」論と実践研究
  第二節 日本青年教師団による「学校常会」論と実践研究
  第三節 少年団常会の一般化
  小括
第一〇章 神奈川県尊徳会の結成と総力戦体制下の報徳教育
  序
  第一節 神奈川県尊徳会の結成と県指定研究
  第二節 一九四〇年における報徳教育の変容-福沢小学校の事例-
  第三節 「反省録」と「躾の調」による日常生活指導の徹底
  小括
第Ⅲ部 戦後復興期における報徳教育
第十一章 戦後福沢国民学校における報徳教育の再評価
  序
  第一節 戦後福沢国民学校の実践構築-<空白の一九四六年度>に起こったこと-
  第二節 報徳教育の再評価
  第三節 「農村地域社会学校」に継承された「母子常会」
  小括
第十二章 『民主報徳』にみる戦後の報徳教育
  序
  第一節 敗戦直後の加藤仁平
  第二節 報徳教育家の再結集
  第三節 田中茂一の報徳教育論
  第四節 『民主報徳』誌上にみる報徳教育
  小括
結章 「昭和前期における報徳教育」とは何だったのか
  一 昭和戦前における錬成論的な深化と教育学的な深化
  二 報徳教育からの「学校常会」の抽出と一般化
  三 昭和戦後の報徳教育
  四 「長所美点」をめぐる「対話」の教育史