黒田 翔大/著 -- 七月社 -- 2021.10 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/7056/2021 7115172722 配架図 Digital BookShelf
2022/03/17 可能 利用可   0

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ISBN 4-909544-21-6
ISBN13桁 978-4-909544-21-6
タイトル 電話と文学
タイトルカナ デンワ ト ブンガク
タイトル関連情報 声のメディアの近代
タイトル関連情報読み コエ ノ メディア ノ キンダイ
著者名 黒田 翔大 /著
著者名典拠番号

110007920770000

出版地 調布
出版者 七月社
出版者カナ シチガツシャ
出版年 2021.10
ページ数 221p
大きさ 22cm
価格 ¥4500
内容紹介 記録が残りにくい「声のメディア」を、文学はどのように描いてきたのか。明治期から昭和戦後期までを作品を論じながら通観し、未来・身体・空間などの視座から「文化としての電話」を浮かび上がらせる。
書誌・年譜・年表 文献:p200~213
一般件名 日本小説-歴史-明治以後-ndlsh-00568453,電話-文学上-ndlsh-031800080
一般件名 日本文学-歴史-近代 , 電話
一般件名カナ ニホン ブンガク-レキシ-キンダイ,デンワ
一般件名典拠番号

510401810290000 , 511220600000000

分類:都立NDC10版 910.26
資料情報1 『電話と文学 声のメディアの近代』 黒田 翔大/著  七月社 2021.10(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/7056/2021  資料コード:7115172722)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153898625

目次 閉じる

序章 文学における電話を問題化する
  はじめに
  一 電話に関連するメディア研究
  二 文学研究における電話
  三 本書の構成
第一章 文学における電話前史
  はじめに
  一 電話交換手の信頼性
  二 電話の利用形態
  三 電話交換手に対する不満
  四 電話利用者の問題性
  おわりに
第二章 「受話器」という比喩
  はじめに
  一 漱石作品における電話の描写
  二 「受話器」としての敬太郎
  三 千代子の「受話器」
  四 聴き手としての敬太郎
  おわりに
第三章 「満洲国」内における電話の一考察
  はじめに
  一 空間的距離の短縮と言語の差異
  二 日向伸夫『第八号転轍器』
  三 牛島春子『福寿草』
  おわりに
第四章 占領期における電話空間
  はじめに
  一 電話の同時代状況
  二 占領期における電話
  三 対面と電話の差異
  四 「僕」と悦子のコミュニケーション
  おわりに
第五章 「電話の声」と四号電話機の影響
  はじめに
  一 四号電話機普及以前の推理小説と「電話の声」
  二 四号電話機普及以後の推理小説と「電話の声」
  三 「電話の声」が注目された事件
  四 松本清張『声』における犯行動機
  おわりに
第六章 電話社会のディストピア
  はじめに
  一 家庭における電話の普及
  二 プッシュホンの登場と電話サービスの多様化
  三 電話によるおしゃべり
  四 電話の発達した社会
  五 コンピュータによる支配
  おわりに
第七章 電話に付与される場所性
  はじめに
  一 一九七〇年代の電話の描写
  二 公衆電話と家庭用電話
  三 電話によるメディア空間
  四 地図の作成
  五 場所の自覚
  おわりに
結章 「声のメディア」としての電話
  一 本書のまとめ
  二 今後の展望