熱田 順/著 -- 吉川弘文館 -- 2021.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /210.40/5465/2021 7114977675 配架図 Digital BookShelf
2021/12/14 可能 利用可   0

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ISBN 4-642-02972-8
ISBN13桁 978-4-642-02972-8
タイトル 中世後期の村落自治形成と権力
タイトルカナ チュウセイ コウキ ノ ソンラク ジチ ケイセイ ト ケンリョク
著者名 熱田 順 /著
著者名典拠番号

110007328420000

出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2021.12
ページ数 8, 338, 12p
大きさ 22cm
価格 ¥11000
内容紹介 中世後期から近世にかけて、どのように村落の「自治」が形成されたのか。その経緯と背景を、和泉・紀伊・丹波の村落を事例に、惣有地、「自治」、近世村落との関連、「日常」の4つの視角から再検討する。
一般件名 村落-日本-歴史-室町時代-ndlsh-01043464
一般件名 日本-歴史-中世 , 村落-歴史
一般件名カナ ニホン-レキシ-チュウセイ,ソンラク-レキシ
一般件名典拠番号

520103814550000 , 510457810020000

分類:都立NDC10版 210.4
資料情報1 『中世後期の村落自治形成と権力』 熱田 順/著  吉川弘文館 2021.12(所蔵館:中央  請求記号:/210.40/5465/2021  資料コード:7114977675)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153907627

目次 閉じる

序章 課題と方法
  一 研究史の整理と論点の提示
  二 本書の視角と史学史上における位置づけ
  三 本書の構成
第Ⅰ部 戦国期初頭における荘園領主の機能
第一章 戦国期和泉国日根荘における根来寺僧の動向と荘園領主
  はじめに
  一 日根荘における根来寺の軍事活動
  二 筒井坊・遍知院による代官職補任要求
  おわりに
第二章 戦国期和泉国日根荘にみる代官請負の意義
  はじめに
  一 閼伽井坊明尊の動向と日根荘代官職
  二 根来寺と政長流畠山氏の関係
  おわりに
第三章 中世後期の上位権力と地域社会
  はじめに
  一 「クミノ郷」の理解
  二 戦国期泉南地域の村落間結合
  三 地域社会と権力の関係
  おわりに
第Ⅱ部 村落の変容と「自治」の形成
第一章 惣有地の形成・経営と上位権力
  はじめに
  一 惣有地の機能と形成について
  二 惣有地の管理・経営における上位権力の役割
  おわりに
第二章 在村寺社の経営と「村落「自治」」
  はじめに
  一 中世後期における証誠権現社の経営
  二 中近世移行期における証誠権現社の経営状況の変容
  おわりに
<補論>柏原村の証誠権現社について
  はじめに
  一 「貞享元年迄…年」の付箋がついた四点の文書の紹介
  二 三点の付箋が意味すること
  おわりに
第三章 「村中」形成の背景と歴史的意義
  はじめに
  一 柏原村における「村中」の実態
  二 一五世紀後半における柏原村の変容
  三 一六世紀における柏原村の変容とその背景
  おわりに
第Ⅲ部 中間層と「村落「自治」」
第一章 中世後期における中間層の動向と「村落「自治」」
  はじめに
  一 神主の機能
  二 神主の村落構成員化と「村落「自治」」
  おわりに
第二章 中近世移行期における村落と領主の関係
  はじめに
  一 中世後期山国荘の経済秩序
  二 国人領主宇津氏の役割と在地社会
  三 中近世移行期における中間層の動向
  おわりに
終章 まとめと展望
  一 荘園領主の存在意義
  二 「中間層」について
  三 上位権力と地域社会の関係
  四 惣村論の相対化と「村落「自治」」という視点
  五 古文書原本調査の意義
  六 課題と展望