資料詳細

目次

序論

  1 本研究の目的と背景

  2 本研究の構成

  3 本研究における基本概念の定義と位置付け

  4 本研究の前提条件と対象範囲

  5 従来の研究と本研究の特徴

第Ⅰ部 経営倫理研究の理論的展開

第1章 組織不祥事の歴史と経営倫理の今日的諸課題

  1 本章の概要と目的

  2 組織不祥事の歴史とその発生要因

  3 組織目的の達成と個人倫理の実現

  4 個人動機の満足と組織倫理

  5 本章のまとめ

第2章 応用倫理学アプローチ:個人の視点を中心に

  1 はじめに

  2 義務論

  3 功利主義

  4 徳倫理

  5 本章のまとめ

第3章 経営学アプローチ:組織の視点を中心に

  1 はじめに

  2 「企業と社会」論

  3 経営倫理の概念拡張と倫理的課題の質的変化

  4 経営倫理の制度化

  5 本章のまとめ

第Ⅰ部小括 経営倫理の実践における中心的課題

第Ⅱ部 医療法人の組織特性と実践上の諸問題

第4章 医療法人を取り巻く諸問題

  1 はじめに

  2 医療の効率化と医療従事者の過重労働

  3 医療法人における外部ステイクホルダーとの諸関係

  4 技術革新と医師の個人的利得の追求

  5 本章のまとめ

第5章 医療法人の組織特性と専門職倫理

  1 はじめに

  2 非営利性と公共性

  3 「二重の閉鎖性」と「情報の非対称性」問題

  4 医療法人における専門職倫理の意義と課題

  5 本章のまとめ

第6章 医療事故の事例とその発生要因

  1 はじめに

  2 医療事故の発生件数の推移とその発生要因

  3 医療事故の発生要因の分類(1)

  4 医療事故の発生要因の分類(2)

  5 本章のまとめ

第Ⅱ部小括 医療法人における経営倫理の実践上の諸課題

第Ⅲ部 医療事故防止のための理論と実践の統合

第7章 経営倫理研究における行動倫理学アプローチの意義と課題

  1 はじめに

  2 経営倫理の実践プロセス

  3 行動倫理学の視座

  4 経営倫理研究における従来のアプローチと行動倫理学アプローチの統合

  5 本章のまとめ

第8章 医療事故を防止するための施策

  1 本章の目的

  2 ダブル・ループ学習による統合アプローチの実践

  3 組織と個人の「対話」と「関与」

  4 組織と外部ステイクホルダーの「対話」と「関与」

  5 本章のまとめ

第Ⅲ部小括 経営倫理の実践と統合アプローチの可能性

結論

  1 本研究の総括的主張と意義

  2 本研究の限界と今後の課題

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