梅崎 修/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2021.12 --

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中央 2F 一般図書 /336.4/7695/2021 7115070132 配架図 Digital BookShelf
2022/01/15 可能 利用可   0
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ISBN 4-7664-2790-5
ISBN13桁 978-4-7664-2790-5
タイトル 日本のキャリア形成と労使関係
タイトルカナ ニホン ノ キャリア ケイセイ ト ロウシ カンケイ
タイトル関連情報 調査の労働経済学
タイトル関連情報読み チョウサ ノ ロウドウ ケイザイガク
著者名 梅崎 修 /著
著者名典拠番号

110004374760000

出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.12
ページ数 8, 384p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 21世紀に入って大きく変貌した日本の雇用システム。日本企業におけるキャリア形成と労使関係の実態を、聞き取りと質問紙という2つの調査から把握し、日本的雇用システムの原理を説明する。
書誌・年譜・年表 文献:p365~375
受賞情報・賞の名称 労働関係図書優秀賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第45回
一般件名 キャリアデザイン-ndlsh-00989623,労使関係-日本-ndlsh-00943140
一般件名 人事管理 , 労使関係
一般件名カナ ジンジ カンリ,ロウシ カンケイ
一般件名典拠番号

511272200000000 , 511480900000000

分類:都立NDC10版 336.4
資料情報1 『日本のキャリア形成と労使関係 調査の労働経済学』 梅崎 修/著  慶應義塾大学出版会 2021.12(所蔵館:中央  請求記号:/336.4/7695/2021  資料コード:7115070132)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153920198

目次 閉じる

序章 問題、方法、意味
  1 解けない問いと人事試行の20年
  2 発見された内部労働市場
  3 内部労働市場の機能分析
  4 本書の三つのチャレンジ
  5 先行する研究群
  6 各章の内容と展望
第Ⅰ部 競争力の源泉としての技能
第1章 職場を構想する力
  1 工程設計力という技能
  2 大型洗濯機をつくる職場
  3 分業編成を生み出す力
  4 「分権化された設計」とその設計
第2章 「探求」を促す組織と人事
  1 ものづくりの競争力
  2 粉体機器業界の市場と製品開発
  3 両利きの経営
  4 プロジェクトチームの調査
  5 比較のための追加調査
  6 組織デザインと人事施策をつなげる
第Ⅱ部 キャリア・マネジメントの諸相
第3章 職能別キャリア管理と長期選抜
  1 キャリアの縦と横を分析する
  2 選抜と育成のどこに着目するのか
  3 長い歴史を持つ製造業・大企業
  4 企業内キャリアの分析
  5 職能で仕切られた内部労働市場
第4章 非正規化と人材育成の変容
  1 非正規化による人材育成の阻害
  2 非正規化の下での仕事と育成の分析枠組み
  3 非正規化が進む大学という職場
  4 聞き取りによる大学職員の仕事把握
  5 非正規化による短期と長期の効果
第5章 適正な仕事配分
  1 メンタル不調者の復帰の壁
  2 医療と労働の両面からのアプローチ
  3 一つの職場で復帰過程を調べる
  4 仕事の「量」と「質」の分析枠組み
  5 復帰過程の仕事変化の把握
  6 管理職としての仕事配分能力
第Ⅲ部 労働者の発言のゆくえ
第6章 問題探索のための協議
  1 日本的労使関係の基盤としての労使協議制
  2 労使協議の流れと調査の視角
  3 二つの調査から労使協議の過程を探る
  4 記述統計から見た労使協議制の実態
  5 納得度を高める労使協議制の運用
  6 労使協議制の得意・不得意
  7 「問題探索型」の労使協議への深化
第7章 中小企業の中の労使関係
  1 見過ごされてきた労使関係
  2 中小企業・労使関係の二つの枠組み
  3 従業員発言機構の分類と把握
  4 従業員発言機構が設置される理由
  5 従業員発言機構の発言機能
  6 技能形成が生み出す従業員発言機構の設置とその効果
第8章 三つの窓口
  1 労働者の発言はどの窓口に向かうのか
  2 複数の窓口は補完するのか、代替するのか
  3 設置と利用とその有効性を把握する
  4 制度の設置と利用、および有効性を高める要因
  5 同時の設置と分化した機能
第9章 組合効果に雇用区分による分断はあるか
  1 労働組合におけるインサイダーとアウトサイダー
  2 発言を集める力と交渉する力
  3 雇用不安定期の調査
  4 「発言」効果の比較
  5 雇用区分による発言効果のちがいを考える
第Ⅳ部 多層的な労使関係
第10章 労使関係の中の三者関係
  1 常用型派遣の中に現れた労使関係
  2 労働者派遣業における「発言・退出モデル」
  3 常用型派遣会社における競争力の源泉と人事制度
  4 人材と仕事のマッチング・システム
  5 複雑な利害関係と労働組合の支援体制
  6 拡大された内部労働市場と労使関係の多層化
第11章 キャリアを支援する労働組合
  1 個別的労使関係の拡大と労働組合の役割
  2 ワーク・ライフ・バランス施策に関わる組合発言
  3 個別的労使関係に関わる二つの労働組合
  4 人事部・管理職と労働組合の「機能」比較
  5 個別的労使関係における労働組合の存在感
第12章 二つの労働組合
  1 なぜ中小企業に労働組合は生まれないのか
  2 労働組合の規模間格差
  3 企業別組合と産別組織の組み合わせ調査
  4 調査から明らかになった労働組合運動における課題と支援
  5 労働組合間の被支援・支援関係の可能性