安藤 宏/著 -- 東京大学出版会 -- 2021.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/ダ1/695 7115071514 配架図 Digital BookShelf
2022/01/18 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-080068-6
ISBN13桁 978-4-13-080068-6
タイトル 太宰治論
タイトルカナ ダザイ オサム ロン
著者名 安藤 宏 /著
著者名典拠番号

110002094650000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.12
ページ数 11, 1184, 18p
大きさ 22cm
価格 ¥12000
内容紹介 太宰治の作品と生涯の全貌を、近代という時代とともに解き明かす。日本近代文学研究の第一人者・安藤宏が40年、太宰治について考えてきた足跡をまとめる。多数のコラムのほか、人名索引・太宰治作品名索引も掲載。
個人件名 太宰, 治, 1909-1948-entity-00004693
個人件名カナ ダザイ, オサム
個人件名 太宰 治
個人件名カナ ダザイ オサム
個人件名典拠番号 110000609290000
分類:都立NDC10版 910.268
書評掲載紙 読売新聞  2022/02/20  2248 
書評掲載紙2 読売新聞  2022/03/10   
資料情報1 『太宰治論』 安藤 宏/著  東京大学出版会 2021.12(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/ダ1/695  資料コード:7115071514)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153920355

目次 閉じる

序 太宰治の時空間
第Ⅰ部 揺籃期
第一章 「百姓」と「貴族」
  コラム1 新出史料・津島家関係文書
  コラム2 生い立ち
  コラム3 津島家の女性たち
第二章 <自尊心>の二重構造
  コラム4 回覧誌「星座」と阿部合成
  コラム5 中学時代の直筆資料
  コラム6 「青んぼ」の時代
第三章 <放蕩の血>仮構
  コラム7 「細胞文芸」について
  コラム8 草創期の映像文化
  コラム9 新派・新劇の影響
  コラム10 ノートの落書き
第四章 「哀蚊」の系譜
  コラム11 浄瑠璃語りの影響
  コラム12 習作期の詠草
第五章 津軽と東京と
  コラム13 津軽文壇の状況
第Ⅱ部 『晩年』の世界
第一章 習作から『晩年』へ
  コラム14 非合法活動
第二章 『晩年』序論
第三章 山中の怪異
第四章 回想という方法
  コラム15 文壇デビュー(1)
第五章 寓意とはなにか
第六章 自殺の季節
  コラム16 アンドレ・ヂイド『ドストエフスキー』
  コラム17 「道化の華」四題
第七章 自意識過剰と「死」の形象
第八章 「小説」の小説
第九章 詩と小説のあいだ
第一〇章 散文詩の論理
第一一章 『晩年』と“津軽”
第一二章 転向・シェストフ・純粋小説
  コラム18 文壇デビュー(2)
  コラム19 「彼は昔の彼ならず」
  コラム20 井伏鱒二との“共働”
第一三章 <噓>をつく芸術家
第一四章 現実逃避の美学
  コラム21 「陰火」
  コラム22 演劇との関係(昭和3-14年)
  コラム23 『晩年』の刊行
第Ⅲ部 中期の作品世界
第一章 “罪”の生成
第二章 「太宰治」の演技空間
  コラム24 “芥川賞騒動”前後
第三章 第二次“転向”の虚実
  コラム25 キリスト教の受容
第四章 <懶惰>の論理
  コラム26 荻窪というトポス
第五章 <自己>を語り直すということ
  コラム27 石原家
第六章 「生活」と「芸術」との齟齬
  コラム28 美知子夫人と「太宰治文庫」
第七章 「女生徒」の感性
第八章 女がたり
  コラム29 「千代女」と「生活綴方」運動
  コラム30 映画とのかかわり
第九章 「小説」の条件
  コラム31 画家・版画家たちとの交流
  コラム32 「善蔵を思ふ」と棟方志功
第一〇章 メロスの懐疑
第一一章 太宰治と“東京”
  コラム33 「新ハムレツト」の舞台化
第Ⅳ部 戦中から戦後へ
第一章 戦中から戦後へ
  コラム34 戦争の影
第二章 蕩児の論理
  コラム35 二人の女性画家
  コラム36 「右大臣実朝」
第三章 「津軽」の構造
第四章 翻案とパロディと
  コラム37 『惜別』執筆関連資料から
  コラム38 「お伽草紙」の本文
第五章 「八月一五日」と疎開文学
  コラム39 「パンドラの匣」とGHQ
第六章 <桃源郷>のドラマツルギー
  コラム40 新劇とのかかわり
第七章 戦後文学と「無頼派」と
  コラム41 戦中、戦後の三鷹
第八章 戦後の女性表象
第九章 「斜陽」における“ホロビ”の美学
  コラム42 「斜陽」執筆の背景
  コラム43 伊豆というトポス
第一〇章 「悲劇」の不成立
第一一章 関係への希求
  コラム44 信仰と文学と
第一二章 「人間失格」の創作過程
  コラム45 草稿研究の課題
第一三章 最晩年の足跡
  コラム46 「井伏鱒二」への想い
  コラム47 「志賀直哉」への抵抗
  コラム48 肖像写真