隋 源遠/著 -- 三省堂書店 -- 2021.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /911.12/5358/2021 7115320413 配架図 Digital BookShelf
2022/04/26 可能 利用可   0

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ISBN 4-87923-125-3
ISBN13桁 978-4-87923-125-3
タイトル 古代立春詠論考
タイトルカナ コダイ リッシュン エイロンコウ
タイトル関連情報 季節と差異
タイトル関連情報読み キセツ ト サイ
著者名 隋 源遠 /著
著者名典拠番号

110007941620000

出版地 東京,東京
出版者 三省堂書店,創英社(発売)
出版者カナ サンセイドウ ショテン
出版年 2021.12
ページ数 230p
大きさ 22cm
価格 ¥3000
内容紹介 和歌と中国漢詩との差異を分析することで、和歌の季節表現の独自性を見極める。日本漢詩も視野に入れて、古代日本詩歌における立春関連詠作の形成過程を究明する。
一般件名 和歌-歴史-古代-ndlsh-00577307,唐詩-ndlsh-00955324,季節-文学上-ndlsh-01065461
一般件名 和歌-歴史 , 漢詩-歴史
一般件名カナ ワカ-レキシ,カンシ-レキシ
一般件名典拠番号

510388410150000 , 510601210110000

分類:都立NDC10版 911.12
資料情報1 『古代立春詠論考 季節と差異』 隋 源遠/著  三省堂書店 2021.12(所蔵館:中央  請求記号:/911.12/5358/2021  資料コード:7115320413)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153921163

目次 閉じる

序章
  第一節 自然暦の時代から暦法の時代
  第二節 太陰太陽暦の四季観と自然暦の季節感
  第三節 季節詠と「立春」
  第四節 立春関連詠作研究の可能性
第一部
第一章 古代詩歌における年内立春詠の成立
  はじめに
  第一節 年内立春詠と新年立春詠
  第二節 中国文学における「年内立春」
  第三節 『萬葉集』における「年内立春」
  第四節 『古今集』における「年内立春」
  第五節 『菅家文草』及び『菅家後集』における「年内立春」
  おわりに
第二章 和歌における「春の徴としての霞」の成立
  はじめに
  第一節 成立の背景とその在来性
  第二節 太陰太陽暦との関連
  第三節 漢文学との関連
  第四節 理知への傾斜
  おわりに 平安和歌の時代へ
第三章 「霏【ビク】」新考
  はじめに
  第一節 「霏微」と「霏【ビク】」
  第二節 訓字としての「霏」の語性
  第三節 「霏【ビク】」の成立
  おわりに
第四章 古代日本漢文学における「煙霞」の受容
  はじめに
  第一節 「霞」の表現史
  第二節 詩語「煙霞」の成立
  第三節 『懐風藻』における「煙霞」
  第四節 勅撰三集における「煙霞」
  おわりに
第二部
第一章 平安和歌における年内立春詠の展開
  はじめに
  第一節 初期の私家集における年内立春詠
  第二節 『永久百首』と冬の年内立春詠
  第三節 『月詣集』と雑の年内立春詠
  おわりに
第二章 平安和歌における立春関連詠作の展開
  はじめに
  第一節 「立春」を表すことば
  第二節 立春詠の基盤
  第三節 立春詠の風景
  第四節 立春詠の周辺
  おわりに
第三章 唐詩における立春関連詠作の展開
  はじめに
  第一節 初唐の立春関連詠作
  第二節 盛唐の立春関連詠作
  第三節 中唐の立春関連詠作
  第四節 晩唐の立春関連詠作
  第五節 成立の背景と詠作の姿勢
  おわりに
第三部
第一章 菅原道真の年内立春詠
  はじめに
  第一節 「立春」-「閑客」の苦悶と希望
  第二節 「元年立春」-「遷客」の絶望と忠貞
  おわりに
第二章 紀貫之「袖ひちてむすびし水」の解釈
  はじめに
  第一節 問題の所在
  第二節 「三季の説」の成立と納涼詠
  第三節 「むすびし水」の季節性
  おわりに
終章
  第一節 和歌の立春と唐詩の立春
  第二節 和歌の伝統と日本漢詩の伝統
  第三節 季節表現の形成と太陰太陽暦の受容