松井 芳郎/著 -- 信山社 -- 2021.12 --

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中央 1F法律 一般図書 /329.0/5165/2021 7115128036 配架図 Digital BookShelf
2022/02/04 可能 利用可   0
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ISBN 4-7972-8246-7
ISBN13桁 978-4-7972-8246-7
タイトル 国際社会における法の支配を目指して
タイトルカナ コクサイ シャカイ ニ オケル ホウ ノ シハイ オ メザシテ
著者名 松井 芳郎 /著
著者名典拠番号

110000910480000

出版地 東京
出版者 信山社
出版者カナ シンザンシャ
出版年 2021.12
ページ数 18, 332p
大きさ 22cm
シリーズ名 学術選書
シリーズ名のルビ等 ガクジュツ センショ
シリーズ番号 220
シリーズ番号読み 220
シリーズ名2 国際法
シリーズ名読み2 コクサイホウ
価格 ¥8800
内容紹介 国際法形成における多様な行為体(国際機構、多国籍企業、NGOs等)の役割と、法源論を追究する。「法の支配」の国際社会への適用から、国内裁判所と国際法の発展、動態的プロセスとしての慣習国際法までを解説。
書誌・年譜・年表 文献:p315~332
一般件名 国際法-ndlsh-00566399,法の支配-ndlsh-00563403
一般件名 国際法 , 法源
一般件名カナ コクサイホウ,ホウゲン
一般件名典拠番号

510810000000000 , 511388600000000

分類:都立NDC10版 329.01
資料情報1 『国際社会における法の支配を目指して』(学術選書 220) 松井 芳郎/著  信山社 2021.12(所蔵館:中央  請求記号:/329.0/5165/2021  資料コード:7115128036)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153929584

目次 閉じる

序章 「国際社会における法の支配」が意味するもの
  はじめに
  1 「法の支配」の国際社会への適用
  2 国際社会における「法の支配」の遍在
  3 「法の支配」批判の視点
  4 「国際社会における法の支配」のイデオロギーを乗り越えるために
第Ⅰ部 国際法の法源
第1章 誰がどのように国際法を創るのか?
  はじめに
  1 国際法規範の形成と展開のプロセス
  2 国際法規範形成における国の役割
  3 国際法規範形成における非国家行為体の役割
  4 国際法はなぜ拘束するのか?
第2章 国内裁判所と国際法の発展
  はじめに
  1 原爆判決と核兵器の使用禁止
  2 ベトナム戦争とニュルンベルグ諸原則
  3 国内裁判所と国際法の発展
  4 国際人道法の発展と核兵器の使用
  5 核兵器使用の合法性に関する国際司法裁判所の勧告的意見
  6 原爆判決からICJの勧告的意見へ:結びに代えて
第3章 国際法における正統性を求めて
  はじめに
  1 なぜ国際法における正統性を問うのか?
  2 国際法における正統性とは何か?
  3 国際法における各「法源」の正統性の諸相
  4 結びに代えて:国際法規範形成における「熟議」の必要性
第4章 法典化
  1 法典化とは何か
  2 法典化に携わる機関
  3 法典化の若干の経験
  4 現代における法典化の課題
第5章 法の適用と創造との交錯
  1 問題提起
  2 既存の法の解釈・適用が創造的な要素を含む場合
  3 司法判断が先例的役割を果たす場合
  4 司法判断が一般的多数国間条約の起草に影響を与える場合
  5 結びに代えて
第Ⅱ部 条約の解釈
第6章 国際法解釈論批判
  1 問題の限定
  2 条約解釈をめぐる当事国意思主義と条約文主義
  3 目的論主義の展開と敗北
  4 今後の課題
第7章 条約解釈における統合の原理
  はじめに
  1 条約法条約の解釈規則の特徴
  2 時際法論の系譜
  3 条約法条約第31条3(c)の起草
  4 条約法条約第31条3(c)と条約の統合的解釈
  5 条約法条約第31条3(c)の適用
  おわりに
第Ⅲ部 慣習法論
第8章 慣習国際法論は社会進歩のプロジェクトに貢献できるか?
  はじめに
  1 慣習国際法論の現状
  2 一般的承認による普遍的妥当の主張
  3 慣習国際法形成における力の要素の抑制
  4 「一貫した反対国」の法理
  5 新独立国への慣習国際法の適用
  6 意思主義によらない一般国際法の基礎付け
  7 慣習国際法の形成における国の意思の被規定性
  8 国際法は進歩のプロジェクトに貢献できるか?-結びに代えて-
第9章 動態的プロセスとしての慣習国際法
  はじめに
  1 慣習国際法のプロセス:大陸棚制度を素材として
  2 慣習国際法の変更は違反に始まるか?
  3 違反によらない慣習国際法の変更
  4 国際社会による変更の受諾-結びに代えて-