長岡 龍作/著 -- 中央公論美術出版 -- 2021.12 --

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中央 3階B 一般図書 /702.0/5706/2021 7115184008 配架図 Digital BookShelf
2022/02/16 可能 利用可   0
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ISBN 4-8055-0898-5
ISBN13桁 978-4-8055-0898-5
タイトル 仏教と造形
タイトルカナ ブッキョウ ト ゾウケイ
タイトル関連情報 信仰から考える美術史
タイトル関連情報読み シンコウ カラ カンガエル ビジュツシ
著者名 長岡 龍作 /著
著者名典拠番号

110003793010000

出版地 東京
出版者 中央公論美術出版
出版者カナ チュウオウ コウロン ビジュツ シュッパン
出版年 2021.12
ページ数 462p 図版16p
大きさ 26cm
価格 ¥30000
内容紹介 仏教美術をはじめとする作品が製作された「場」までを考察。人間の宗教的営為の中で果たす造形の役割を明らかにし、造形という具体的な素材を通して、その背後にある人間精神を問い直す。
一般件名 仏像-日本-歴史-ndlsh-001132240
一般件名 仏教美術
一般件名カナ ブッキョウ ビジュツ
一般件名典拠番号

511357700000000

分類:都立NDC10版 702.098
資料情報1 『仏教と造形 信仰から考える美術史』 長岡 龍作/著  中央公論美術出版 2021.12(所蔵館:中央  請求記号:/702.0/5706/2021  資料コード:7115184008)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153937749

目次 閉じる

序章
  一 「日本彫刻史」の成立と方法論
  二 宗教思想と仏像
  三 仏身観と仏像をめぐる近年の研究動向
  四 本書の試みと意義
第一部 仏教思想と表象
第一章 仁寿舎利塔の思想と舎利容器
  はじめに
  一 仁寿舎利塔事業とその思想
  二 感応の仕組み
  三 舎利容器
  四 場所の意味
  五 比定される起塔地とその景観
  六 青州の仁寿舎利塔
  七 棺型舎利容器の出現
  おわりに
第二章 清凉寺釈迦如来像と北宋の社会
  はじめに
  一 釈迦如来像の概要
  二 北宋の奝然と栴檀瑞像
  三 清凉寺釈迦如来像の位相
  四 栴檀瑞像造立の風景
  おわりに
第三章 古代日本の生身観と造像
  はじめに
  一 「生身」とは何か
  二 「生身」の儀式
  三 「生身」像
  おわりに
第四章 高清水善光寺阿弥陀如来像と中世の生身観
  はじめに
  一 高清水善光寺阿弥陀如来像の概要
  二 鎌倉時代の生身像と仏像
  三 高清水善光寺阿弥陀如来像の位相
  おわりに
第二部 他界観と造形
第一章 「奉為の造像」論
  はじめに
  一 雲岡石窟の銘文に見る祈願
  二 造像主体者の自己イメージ
  三 胡服人物像の役割
  四 韓半島と日本の造像銘
  五 造像主体者と仏像の関係
  おわりに
第二章 仏像をめぐるいとなみ
  はじめに
  一 仏像の銘文とその意義
  二 天平時代法隆寺における仏像の「伝承」と「再定義」
  おわりに
第三章 蓮華蔵世界と観音
  はじめに
  一 蓮華蔵世界における観音
  二 東大寺の観音
  三 華蔵の宝刹と仙界
  おわりに
第四章 蓮華蔵世界と正倉院の屛風
  はじめに
  一 『華厳経』に基づく死後世界の構造
  二 正倉院宝物と死後世界
  おわりに
第五章 阿弥陀図様の継承と再生
  はじめに
  一 規範図様の成立
  二 八世紀後半の阿弥陀彫像と画像
  三 図様の継承と忌日斎会
  おわりに
  付記
第六章 古代日本の兜率天往生の思想と表象
  はじめに
  一 兜率天往生の意義と祈願
  二 兜率天を表象する
  三 兜率天に往く
  おわりに
第三部 現世で働く彫像
第一章 古代日本における天の意味と造形
  はじめに
  一 天に誓う
  二 須弥山と崑崙山
  三 飛鳥寺をとりまく天の世界
  四 天のために寺を造る
  五 おこないを見張る天
  六 法隆寺金堂四天王像
  おわりに
第二章 悔過と仏像
  はじめに
  一 悔過とは何か
  二 悔過の仏像その一
  三 「誓約」と神仏
  四 悔過の仏像その二
  おわりに
第三章 神護寺薬師如来像の位相
  はじめに
  一 研究史と問題の所在
  二 神護寺薬師如来像の造形
  三 神護寺の誕生と薬師如来像の伝来
  四 高雄山寺
  五 奈良時代宋以降の薬師信仰
  六 承和年間の薬師悔過と薬師如来像
  おわりに
第四章 神像成立に関わる一考察
  はじめに
  一 神像成立をめぐる基本的課題
  二 八幡神のかたちの二系統
  三 八幡紳の神格とそのイメージ
  四 「誓約」と神祇
  五 八幡をめぐる仏事
  六 僧形八幡神とふたつの場/コンテクスト
  七 神護寺八幡神画像の位相
  おわりに