川尻 文彦/著 -- 汲古書院 -- 2022.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /125.6/5022/2022 7115252153 配架図 Digital BookShelf
2022/03/17 可能 利用可   0

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ISBN 4-7629-6697-2
ISBN13桁 978-4-7629-6697-2
タイトル 清末思想研究
タイトルカナ シンマツ シソウ ケンキュウ
タイトル関連情報 東西文明が交錯する思想空間
タイトル関連情報読み トウザイ ブンメイ ガ コウサク スル シソウ クウカン
著者名 川尻 文彦 /著
著者名典拠番号

110003017280000

出版地 東京
出版者 汲古書院
出版者カナ キュウコ ショイン
出版年 2022.1
ページ数 9, 470, 12p
大きさ 22cm
価格 ¥12000
内容紹介 中国の知識人は明治日本の「東学」も含めた複数の「文明」の中から選択的に自らの思想資源を探っていた-。清末の思想空間を、東西文明の交錯という視点から論考する。
書誌・年譜・年表 文献:p427~466
一般件名 中国思想-歴史-清時代-ndlsh-00573892,東洋と西洋-ndlsh-00573457
一般件名 中国思想-歴史
一般件名カナ チュウゴク シソウ-レキシ
一般件名典拠番号

511157810040000

分類:都立NDC10版 125.6
資料情報1 『清末思想研究 東西文明が交錯する思想空間』 川尻 文彦/著  汲古書院 2022.1(所蔵館:中央  請求記号:/125.6/5022/2022  資料コード:7115252153)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153956308

目次 閉じる

序章
  はじめに
  一 「洋務・変法・革命」の語り
  二 西洋文明との対峙
  三 シンクレティズム
  四 西洋文明の優位性と明治日本の「東学」
  五 言語横断的実践
  六 グローバル・ヒストリー
  七 「思想連鎖」をめぐる対話
  八 清末中国の「思想空間」
第一部 東西文明への視角
第一章 「中体西用」論と「学戦」
  はじめに
  一 「中体西用」論者としての張之洞像
  二 「中学為体、西学為用」のスローガンの流行
  三 「学戦」の時代
  四 厳復「中体西用」論批判の歴史的背景
  おわりに
第二章 辜鴻銘と「道徳」の課題
  はじめに
  一 多様な辜鴻銘像
  二 極東問題と「道徳」
  三 中国古典の英訳
  四 『中国牛津運動故事』
  五 「道徳」の内実
  六 日本訪問
  おわりに
第三章 近代中国における「文明」
  はじめに
  一 civilizationと「教化」
  二 明治日本の「文明」論
  三 華夷の弁別
  四 「文明」と「公理」
  五 学術思想のなかの文明
  六 「文明」への批判
  七 世界五大文明
  八 文明の起源
第一部のまとめ
第二部 東西の学知の連鎖
第四章 清末中国におけるルソー『社会契約論』
  はじめに
  一 ルソー『社会契約論』と中江兆民
  二 『社会契約論』の翻訳史
  三 ルソーと西洋思想家群
  四 ルソー『民約論』解読
  おわりに
第五章 梁啓超の政治学
  はじめに
  一 『清議報』の伯倫知理「国家論」(一八九九年)
  二 『訳書彙編』によるブルンチュリの紹介(一九〇〇年)
  三 在野知識人のブルンチュリ理解
  四 梁啓超における政治学の系譜
  五 『新民叢報』の「政治学大家伯倫知理之学説」(一九〇三年)
  六 梁啓超の「開明専制論」(一九〇六年)
  おわりに
第六章 梁啓超と徳富蘇峰
  はじめに
  一 梁啓超の「盗用」
  二 多作な徳富蘇峰
  三 『大陸報』による「盗作」批判
  四 『革命逸史』と馮自由
  五 徳富蘇峰か福澤諭吉か
  おわりに
第七章 近代中国における「哲学」
  はじめに
  一 康有為『日本書目志』
  二 蔡元培の「東学」
  三 一九〇三年の「哲学」熱
  四 中国哲学史の叙述
  五 五十年来中国之哲学
  おわりに
第二部のまとめ
第三部 自由への懐疑と模索
第八章 清末の「自由」
  はじめに
  一 なぜ「近代」中国の「自由」か
  二 幕末・明治日本における「自由」
  三 初期の英華字典における訳語
  四 福澤諭吉の「自由」と「自由」の論じられ方
  五 「自由」と「自主」
  六 厳復による「自由」の訳語の確定
  七 「里勃而特」(liberty)をめぐる論争
  八 梁啓超と「自由」
第九章 自由と功利
  はじめに
  一 utilitarianismとは何か
  二 西洋思想の「百科全書」
  三 ベンサムとの出会い
  四 楽利主義
  五 定まらないベンサム像
  六 「功利主義」への批判
  おわりに
第三部のまとめ
第四部 共和革命を目指して
第十章 ある「革命」論
  はじめに
  一 孫文神話
  二 「革命軍」の興り
  三 「革命」観の分岐
  四 「中等社会」の提唱
  五 「奴隷」から「国民」へ
  おわりに
第十一章 宮崎滔天『三十三年の夢』と章士釗『孫逸仙』
  はじめに
  一 孫文と宮崎滔天の出会い
  二 共和主義の立場
  三 孫文伝としての『孫逸仙』
  おわりに
第十二章 近代中国におけるデモクラシーの運命
  はじめに
  一 新文化運動での「徳先生」
  二 デモクラシーの訳語の混乱
  三 「民主」と「民権」
  四 「民権」をめぐる争論
  五 『亜東時報』での提言
  六 「民主共和国」の模索
  おわりに
第四部のまとめ
終章