野入 直美/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2022.3 --

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中央 2F 一般図書 /369.4/6550/2022 7115362511 配架図 Digital BookShelf
2022/05/31 可能 利用可   0
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ISBN 4-623-09323-6
ISBN13桁 978-4-623-09323-6
タイトル 沖縄のアメラジアン
タイトルカナ オキナワ ノ アメラジアン
タイトル関連情報 移動と「ダブル」の社会学的研究
タイトル関連情報読み イドウ ト ダブル ノ シャカイガクテキ ケンキュウ
著者名 野入 直美 /著
著者名典拠番号

110003361720000

出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2022.3
ページ数 7, 362p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA社会学叢書
シリーズ名のルビ等 ミネルヴァ シャカイガク ソウショ
シリーズ番号 62
シリーズ番号読み 62
価格 ¥8500
内容紹介 アメラジアンは、米軍の派兵や駐留を背景に、アメリカ人とアジア人の間に生まれた人のこと。アメラジアンというカテゴリーの成り立ちと社会的事象としての展開を考察。アメラジアンをめぐる研究を整理し、到達点と課題を示す。
書誌・年譜・年表 文献:p343~360
一般件名 混血児-沖縄県-ndlsh-032016765,沖縄問題-ndlsh-00569899
一般件名 アメリカ人(日本在留) , 混血児 , 沖縄県
一般件名カナ アメリカジン(ニホン ザイリュウ),コンケツジ,オキナワケン
一般件名典拠番号

510089200000000 , 510822800000000 , 520396000000000

分類:都立NDC10版 369.44
資料情報1 『沖縄のアメラジアン 移動と「ダブル」の社会学的研究』(MINERVA社会学叢書 62) 野入 直美/著  ミネルヴァ書房 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/369.4/6550/2022  資料コード:7115362511)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153962015

目次 閉じる

序章 アメリカが「アメラジアン」を見出す
  1 研究の目的と方法
  2 アメリカ・韓国・フィリピンにおける「アメラジアン」
  3 日本におけるアメラジアン研究
第Ⅰ部 「現場」としてのアメラジアンスクール
第1章 アメラジアンとかかわる
  1 アクション・リサーチの定義と展開
  2 アメラジアンスクールにおける私のアクション・リサーチ
  3 小括
第2章 アメラジアンスクールが立ちあがる
  1 「アメラジアン」の沖縄的展開
  2 アメラジアンスクールの設立経緯
  3 就学先不明-沖縄県による重国籍児等就学実態調査
  4 外国人の子どもの「不就学」問題
第3章 アメラジアンスクールに通う
  1 生徒たちの背景
  2 生徒の移動と編入学・転出
  3 編入生のケース・スタディ
  4 在校生・卒業生のいじめ調査
  5 アメラジアンスクール卒業生の進路とキャリア
第4章 アメラジアンがアメラジアンを撮る
  1 当事者による映像表象の研究
  2 ブラジル人学校との比較
  3 アメラジアンのドラマ“Double's World”の批判的分析
  4 小括
第5章 アメラジアンを教える
  1 アメラジアンスクールのカリキュラム
  2 「出席扱い」をめぐる公教育との交渉
第Ⅱ部 現代社会とアメラジアン
第6章 教育支援からとりこぼされる「ダブル」の子どもたち
  1 「ダブル」は支援ニーズの有無さえ問われない
  2 「多文化多言語環境に育つ子ども」という類型
  3 増加する外国人労働者とアメラジアン
第7章 アメラジアンの子どもを育てる
  1 母親のライフヒストリー
  2 分析と考察
第8章 アメラジアンが大人になる
  1 アメラジアンスクール卒業生のケース・スタディ
  2 フェンスの中のアメラジアン-沖縄の米軍基地内で学び働く青年の経験
  3 ハワイのアメラジアン-沖縄とサモアのルーツを生きるきょうだいの経験
  4 分析と考察
第9章 映像の中にアメラジアンがいる
  1 報道,映画とお笑い
  2 ニュース特集における「基地の落とし子」という表象-筑紫哲也NEWS23(TBSテレビ)「もうひとつの沖縄の現実-アメラジアン」(1998)
  3 ドキュメンタリー映画における「ダブル」の“肯定的な”表象-レジー・ライフ監督“DOUBLES:Japan and America's Intercultural children”(邦題:ダブルズ-日米二つの文化を生きる)(1995)
  4 コントの舞台における「島ハーフ芸人」の“自虐”ギャグ-「抱腹絶倒!沖縄ランド」沖縄お笑い芸人FEC「お笑い米軍基地7」(2011)
第Ⅲ部 沖縄における「混血児調査」の歴史
第10章 米軍統治下で「混血児」が調べられる
  1 「混血児調査」を問う視点
  2 調査以前-「混血児」の出生と性暴力の言説
  3 1955年「混血児調査」
  4 1961年「混血児調査」
第11章 本土復帰後に「混血児」が調べられる
  1 1975年「混血児調査」
  2 1970年代における「混血児」「国際児」をめぐる文脈
  3 小括-もうひとつの本土復帰
結論 <アメラジアン>から発見する
  1 マイノリティと「自己責任」
  2 <アメラジアン>の時空間
  3 <アメラジアン>によって見いだされたこと
  4 「混血」と「ダブル」
  5 エスニシティと「ダブル」
  6 結語-移動と「ダブル」の社会学的研究