新井 英靖/編著 -- 福村出版 -- 2022.2 --

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中央 2F 一般図書 /378.0/6361/2022 7115288693 配架図 Digital BookShelf
2022/03/22 可能 利用可   0
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ISBN 4-571-12145-6
ISBN13桁 978-4-571-12145-6
タイトル 特別支援教育のアクティブ・ラーニングとカリキュラム開発に関する実践研究
タイトルカナ トクベツ シエン キョウイク ノ アクティブ ラーニング ト カリキュラム カイハツ ニ カンスル ジッセン ケンキュウ
著者名 新井 英靖 /編著
著者名典拠番号

110004246540000

出版地 東京
出版者 福村出版
出版者カナ フクムラ シュッパン
出版年 2022.2
ページ数 293p
大きさ 22cm
価格 ¥5400
内容紹介 従来の特別支援教育の特質を超えるための実践原理を検討したうえで、学習困難児のアクティブ・ラーニングとカリキュラム開発の方法を明らかにする。今後の特別支援教育の実践開発の視座と課題についても論じる。
一般件名 特別支援教育-ndlsh-01085582,アクティブラーニング-ndlsh-001210549
一般件名 発達障害 , 知的障害児
一般件名カナ ハッタツ ショウガイ,チテキ ショウガイジ
一般件名典拠番号

511762600000000 , 511061400000000

分類:都立NDC10版 378
資料情報1 『特別支援教育のアクティブ・ラーニングとカリキュラム開発に関する実践研究』 新井 英靖/編著  福村出版 2022.2(所蔵館:中央  請求記号:/378.0/6361/2022  資料コード:7115288693)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153964491

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序章 特別支援教育における授業実践の特質と課題
  第1節 ポスト・コロナ時代の特別支援教育の実践課題
  第2節 特別支援教育の実践的特質と授業改善の視点
  第3節 アクティブ・ラーニングの理論と授業開発の方向性
  第4節 本書の目的と実践研究の方法
第Ⅰ部 学習困難児のアクティブ・ラーニングとカリキュラム開発の原理
第1章 「認知・行動主義」と「生活・経験主義」を超える実践原理
  1.観念連合論から抜け出す必要性
  2.省察すれば深く学べるというわけではない
  3.時間を空間化してはいけない
  4.ベルクソン哲学から特別支援教育の実践を見つめる視点
第2章 特別支援教育の授業づくりとカリキュラム開発の原理的検討
  1.ドゥルーズ哲学から特別支援教育の実践を検討する意義
  2.授業づくりの基盤となる学習集団のとらえ方-『哲学とは何か』および『千のプラトー』より
  3.学力論・能力論から見た授業づくり-『ニーチェと哲学』より
  4.子どもの思考を深めるカリキュラムづくり-『差異と反復』および『経験論と主体性』より
第3章 「底辺の子ども」の理解と学習集団の形成
  1.特別支援教育の実践研究に吉本教授学を取り上げる意義
  2.子どもは無限の可能性をもつ存在
  3.「底辺の子ども」の存在が授業を変える
  4.「ひとり」と「みんな」を弁証法的に統一する
第4章 集団のなかで共同的に学ぶ授業づくりの原理と方法
  1.全員の子どもがわかる授業づくり
  2.「底辺の子ども」が「動的」な授業をつくり出す
  3.授業の成立要件-ドラマ論からの展開
第Ⅱ部 教科書を学ぶ学習困難児のアクティブな授業とカリキュラム開発の実際
第5章 通常学級の学習困難児の学びを創り出す授業改善の課題
  1.学習困難児に対する授業づくりとカリキュラム開発の視点
  2.概念の基礎となる「身体・感覚」と「イメージ」の形成
  3.「深く学ぶ」ために必要な授業設計と教師の指導性
  4.幼児教育から小学校教育への接続を考える
第6章 幼児期と小学校の学びを接続する授業づくり
  1.保幼小接続授業を特別支援教育の視点から考える
  2.保幼小接続授業の立案
  3.保幼小接続授業における幼児の学びの過程
  4.保幼小接続授業から考える学習困難児のアクティブ・ラーニング
第7章 学習困難児の「つぶやき」を拾い,学びをつなぐ授業づくり
  1.インクルーシブ授業の実践課題
  2.分析対象の授業と分析の方法
  3.「つぶやき」をきっかけにした学習参加
  4.「対話」を促す教師の指導技術
  5.授業の流れのなかに教師の「関わり」を埋め込む
第8章 情緒不安定な生徒の国語の学びと教師の指導技術
  1.病弱特別支援学校に通う子どもの授業づくりの課題
  2.病弱特別支援学校の国語の授業分析(1):チャンネルを広くもつ
  3.授業分析(2):チャンスをうかがいながら自在に思考できるようにする
  4.授業分析(3):子どもの生活と教科の本質を結ぶ
  5.情緒的不安定な子どもの授業参加を促す教師の指導技術
第Ⅲ部 知的障害児の深い学びにつながる授業づくりとカリキュラム開発の実際
第9章 知的障害児の深い学びを創出する授業改善の視点
  1.学習指導要領の改訂と知的障害児教育の実践課題
  2.知的障害児の「見方・考え方」を育てる教科指導の方法
  3.「想像力」を育てる国語の授業づくり
第10章 身体活動に制限のある知的障害児に対するアクティブ・ラーニング
  1.知的障害を伴う肢体不自由児・病弱児の教科学習の課題
  2.身体活動に制限のある子どもの学習指導の方法
  3.身体活動に制限のある知的障害児に対する算数指導の実際
  4.身体活動に制限のある知的障害児のカリキュラム開発の視点
第11章 知的障害児の道徳の授業づくり
  1.知的障害児の道徳の授業づくりの課題
  2.知的障害児に対する「特別の教科道徳」の授業設計
  3.知的障害児の「道徳」の授業展開
  4.社会的状況のなかに「私」を位置づける-「活動の選択」から「居場所」へ
  5.道徳の授業で「自己」を育てる-Rさんのケースから考えること
  6.知的障害児の「道徳性」を育てるカリキュラム開発の視点
第12章 知的障害児の主権者教育
  1.主権者教育における「深い学び」
  2.知的障害児に対する主権者教育の内容と方法
  3.知的障害児に対する主権者教育の授業設計
  4.授業エピソード(1):代表者を決める
  5.授業エピソード(2):休み時間の過ごし方を考え,投票する
  6.「深い学び」につながる主権者教育の視座
終章 特別支援教育のアクティブ・ラーニングとカリキュラム開発の視座
  第1節 本書のまとめ
  第2節 特別支援教育の特質を超える実践開発の展望
  第3節 今後の課題