牧野 広樹/著 -- 松籟社 -- 2022.2 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /379.3/5221/2022 7115390392 配架図 Digital BookShelf
2022/04/29 可能 利用可   0

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ISBN 4-87984-418-7
ISBN13桁 978-4-87984-418-7
タイトル 歌声の共同体
タイトルカナ ウタゴエ ノ キョウドウタイ
タイトル関連情報 ドイツ青年音楽運動の思想圏
タイトル関連情報読み ドイツ セイネン オンガク ウンドウ ノ シソウケン
著者名 牧野 広樹 /著
著者名典拠番号

110007968940000

出版地 京都
出版者 松籟社
出版者カナ ショウライシャ
出版年 2022.2
ページ数 420, 39p
大きさ 20cm
価格 ¥3800
内容紹介 集い共に歌を歌うことで人間的なつながりを取り戻そうとする<音楽による共同体>は何を夢見ていたのか。歴史、文化、政治思想からドイツ青年音楽運動の多層性を検討する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p15~36
一般件名 青年運動-ドイツ-歴史-20世紀-ndlsh-01030898,音楽-ドイツ-歴史-20世紀-ndlsh-001175281
一般件名 音楽-ドイツ , 青年運動-歴史
一般件名カナ オンガク-ドイツ,セイネン ウンドウ-レキシ
一般件名典拠番号

510528520430000 , 511067510010000

一般件名 ドイツ
一般件名カナ ドイツ
一般件名典拠番号 520058100000000
分類:都立NDC10版 379.3
資料情報1 『歌声の共同体 ドイツ青年音楽運動の思想圏』 牧野 広樹/著  松籟社 2022.2(所蔵館:中央  請求記号:/379.3/5221/2022  資料コード:7115390392)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153965183

目次 閉じる

序論 ドイツ青年運動と音楽
  1 ヴァンダーフォーゲルの勃興から一九一三年の自由ドイツ青年大会まで
  2 ヴァイマル共和国期における「同盟青年」
  3 ドイツ青年運動の一傍流としての青年音楽運動
第一部 歴史的検討
第一章 一九三〇年代初頭の評価
  はじめに
  1 青年音楽運動における一九三三年の協議および政治的決定
  2 青年音楽運動における「マルクス主義」批判とその応答
  3 一九三三年および一九三四年における政治的決定と態度表明
  おわりに
第二章 第二次世界大戦後の評価
  はじめに
  1 否定的評価-ナチズムに帰結する青年音楽運動
  2 肯定的評価-音楽教育における今日的意義
  3 問題点と課題-歴史的位相の捨象
  4 ヴァイマル共和国期における青年音楽運動の歴史的位相の解明のために
  おわりに
第二部 文化論的検討
第一章 指導者論
  はじめに
  1 二〇世紀前半のドイツにおける指導者概念
  2 イェーデにおける指導者概念-導かない指導者
  3 イェーデにおける共同体モデル-親密圏を構築する場としてのドイツ青年運動
  4 イェーデとヴィネケンの共通点と相違点-青年観、指導者概念、共同体モデル
  おわりに
第二章 共同体論
  はじめに
  1 イェーデにおける<可能世界>
  2 ゲッチュにおける<可能世界>
  3 フライヤーにおける<可能世界>
  おわりに
第三章 聴覚論
  はじめに
  1 青年音楽運動とその歴史的評価
  2 ヴァルター・ヘンゼルの聴覚論-原運動を聴き取る耳
  3 ハンス・フライヤーの聴覚論-共振/共同する耳
  おわりに
第四章 技術論
  はじめに
  1 レコードについての評価とその変遷
  2 ラジオについての評価とその変遷
  3 一九五〇年代の技術論
  おわりに
第三部 政治思想的検討
第一章 「共に在ること」から「同一性」へ
  はじめに
  1 イェーデの時代認識-アトム化する社会と関係性の分断
  2 共同の音楽実践における「共在」の位相
  3 「共在」の位相において開かれる関係性-コミュニティアートとの関連を中心に
  4 共同の音楽実践における「統一性」の位相
  5 「統一性」の位相において閉じられる関係性
  おわりに
第二章 境界線を再編制する「青年音楽」
  はじめに
  1 『ドイツの青年音楽』出版前後の歴史的背景
  2 「歌の祝福」と「歌の呪い」
  3 回顧録に託される「第三帝国」の未来像
  おわりに
第三章 青年音楽運動における「民主主義」と「保守主義」
  はじめに
  1 シュミットにおける「民主主義」
  2 イェーデにおける「民主主義」と「保守主義」
  3 「民主主義」という概念をめぐって
  おわりに
補論 『ギター弾きのハンス』と民謡の「再発見」
  はじめに
  1 ヴァンダーフォーゲルにおける民謡の受容と『ギター弾きのハンス』
  2 考察における基本的視座
  3 『ギター弾きのハンス』における序文改訂
  4 自由ドイツ青年大会における未来像
  5 <ドイツ的なもの>と<普遍的なもの>のアマルガムとしての民謡
  おわりに
結論 ドイツ青年音楽運動の多層性と歴史的帰結をめぐって