秋富 克哉/著 -- 放送大学教育振興会 -- 2022.3 --

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中央 3階C 一般図書 /121.6/5332/2022 7115599414 配架図 Digital BookShelf
2022/07/08 可能 利用可   1
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ISBN 4-595-32319-5
ISBN13桁 978-4-595-32319-5
タイトル 原初から/への思索
タイトルカナ ゲンショ カラ エノ シサク
タイトル関連情報 西田幾多郎とハイデッガー
タイトル関連情報読み ニシダ キタロウ ト ハイデッガー
著者名 秋富 克哉 /著
著者名典拠番号

110003394650000

出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2022.3
ページ数 290p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク キョウザイ
出版等に関する注記 西田幾多郎とハイデッガーの肖像あり
価格 ¥3100
内容紹介 20世紀を代表する世界的哲学者の西田幾多郎とハイデッガー。それぞれが独立に、同時代的に展開した哲学を突き合わせ、各思想の独自な内実とその継承的発展の立場を考察し、全体の現代的意義と可能性を探究する。
個人件名 西田, 幾多郎, 1870-1945-entity-00054756,Heidegger, Martin, 1889-1976-entity-00442880
個人件名カナ ニシダ, キタロウ
個人件名 西田 幾多郎
個人件名カナ ニシダ キタロウ,ハイデッガー マルティン
個人件名典拠番号 110000751350000 , 120000127430000
分類:都立NDC10版 121.63
資料情報1 『原初から/への思索 西田幾多郎とハイデッガー』(放送大学教材) 秋富 克哉/著  放送大学教育振興会 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/121.6/5332/2022  資料コード:7115599414)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153970591

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1 導入-西田とハイデッガーの同時代性
  1.哲学の家郷から
  2.家郷の哲学へ
  3.原初から/へ
  4.哲学的類似点
  5.考察の行程
2 思索の原初-「事実そのままに知る」と「事象そのものへ」
  1.「事実そのままに知る」
  2.「事象そのものへ」
  3.純粋経験と意識現象
  4.「現」-意識の立場の超克
  5.日常性、最も身近なところから/へ
  6.二つの直接性
3 自己への問いと意志的自覚
  1.現存在の存在と時間性
  2.純粋経験から自覚へ
  3.二つの意志的自覚
4 場所と世界
  1.西田における「場所」
  2.ハイデッガーからの照射
5 論理と真理
  1.ハイデッガーにおける論理の所在
  2.西田における「ある」の問題
6 哲学的転回-超越論的立場から歴史的世界的立場へ
  1.思索における転回
  2.真理の本質への問い
  3.実存の生起から存在の生起へ
  4.「一般者の自覚的体系」から「無の自覚的限定」へ
  5.ポイエーシスと絶対矛盾的自己同一
7 西田による批判とハイデッガーからの可能的応答
  1.西田による批判
  2.世界の捉え直し
  3.死と誕生
8 芸術と詩作-共通主題からの照射(1)
  1.芸術への問い
  2.西田における「芸術と詩作」
  3.ハイデッガーにおける「芸術と詩作」
  4.ポイエーシスの射程
9 科学と技術(科学技術)-共通主題からの照射(2)
  1.「作ること」としての科学と技術
  2.西田における「科学と技術」
  3.ハイデッガーにおける科学と技術
10 物-共通主題からの照射(3)
  1.物とは何か
  2.西田における「物」
  3.ハイデッガーにおける「物」
11 神-共通主題からの照射(4)
  1.二つの場所論
  2.自己の自己矛盾と場所的論理
  3.逆対応と平常底
  4.神と人間と半神
  5.目立たないもの(顕現せざるもの)の現象学
  6.存在のトポロギー
  7.感謝
12 西谷啓治の立場-ニヒリズムと「空」
  1.西谷啓治とは誰か
  2.ずれを孕む関係
  3.「創造的ニヒリズムと有限性との根源的統一」
  4.日本のニヒリズム
  5.西田哲学に対する内在的批判
  6.実在の実在的自覚から
  7.空の立場
  8.絶対無と空-西田から西谷へ
13 辻村公一の立場-「絶対無」
  1.辻村公一とは誰か
  2.「有の問」と「絶対無」
  3.二つの「別の元初<原初>」
  4.世界の二義性をめぐって
  5.『ハイデッガーの思索』の立場
  6.東アジア的世界との対話
14 上田閑照の立場-「二重世界内存在」
  1.上田閑照とは誰か
  2.ハイデッガー解釈(改釈)
  3.背景としての西田の「場所」
  4.言葉という主題から
  5.現代的問題への視座
15 総括-現代世界のただ中から
  1.発源と遡源としての思索
  2.ハイデッガーからの目配せ
  3.「自己」への問いの所在
  4.現代のニヒリズムへ