堀 薫夫/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2022.3 --

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中央 2F 一般図書 /379.4/5117/2022 7115599352 Digital BookShelf
2022/07/15 可能 返送中   0
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ISBN 4-595-14174-4
ISBN13桁 978-4-595-14174-4
タイトル 教育老年学
タイトルカナ キョウイク ロウネンガク
著者名 堀 薫夫 /編著
著者名典拠番号

110002571890000

出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2022.3
ページ数 289p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学大学院教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク ダイガクイン キョウザイ
シリーズ名2 放送大学大学院文化科学研究科
シリーズ名読み2 ホウソウ ダイガク ダイガクイン ブンカ カガク ケンキュウカ
シリーズ名3 人間発達科学プログラム
シリーズ名読み3 ニンゲン ハッタツ カガク プログラム
価格 ¥3400
内容紹介 エイジングと生涯学習の対話の学問領域である教育老年学の理念と動向、内容、課題などを概説し、高齢者学習支援のあり方を考察する。高齢者学習支援の実践、異世代交流や地域福祉の問題にも触れる。章末に学習課題も収録。
一般件名 高齢者教育-ndlsh-001147699
一般件名 生涯学習 , 高齢者
一般件名カナ ショウガイ ガクシュウ,コウレイシャ
一般件名典拠番号

511052500000000 , 511486800000000

分類:都立NDC10版 379.47
資料情報1 『教育老年学』(放送大学大学院教材) 堀 薫夫/編著  放送大学教育振興会 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/379.4/5117/2022  資料コード:7115599352)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153970607

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1 教育老年学とは何か?
  1.教育老年学とは何か?
  2.教育老年学の生誕
  3.教育老年学の研究領域
  4.エイジングと発達の関連性
  5.教育老年学の理念(1):高齢者教育観の変遷
  6.教育老年学の理念(2):高齢者教育観の変更
  7.教育老年学の変容
  8.教育老年学と高齢者教育
  9.教育老年学の展望
2 生涯発達とエイジング
  1.人間の発達と教育の関係
  2.エイジングについて
  3.生涯発達とエイジングの関運
  4.現代社会における生涯発達観
  5.変化としての生涯発達と成長としての生涯発達
  6.老いと発達を包み込む生涯発達論
  7.成熟について
3 ポジティヴ・エイジング
  1.教育老年学とポジティヴ・エイジング
  2.老後問題としてのエイジング論から老化神話の解体へ
  3.人生の第三期の発見
  4.新たなネガティヴィティとしてのエイジング
  5.ライフ・サイクル第四期におけるポジティヴ・エイジング論
  6.流布されたポジティヴ・エイジング論
  7.ポジティヴ心理学からのポジティヴ・エイジング
  8.ポジティヴ・エイジングとポジティヴ心理学の溢路
  9.エイジングがポジティヴであるということ
4 教育老年学の理論
  1.教育老年学草創期の理論
  2.ハワード・マクラスキーのマージン理論と高齢者特有の教育的ニーズ論
  3.ハリー・ムーディの高齢者教育の哲学
  4.ロバート・アチュリーの高齢者活動の継続性理論
  5.教育老年学の理論はどこへ?
5 高齢者教育学と高齢者学習支援方法論
  1.教育老年学と高齢者教育学
  2.アンドラゴジーとペダゴジー:成人教育学の提起
  3.アンドラゴジー論への2つの批判
  4.高齢者教育学の存立基盤:擁護論対不要論
  5.教育老年学の変容と高齢者教育学
  6.アンドラゴジー論にエイジングの視点を組み込むこと
  7.高齢者教育学の存立基盤をめぐって
  8.高齢者学習支援の方法論
6 高齢者学習の特徴
  1.高齢者の学習の特徴
  2.成人期から高齢期にかけての学習能力の変化
  3.高齢期の時間的・空間的特性からみた高齢者学習の特徴
  4.「つながり」への学習
7 オールド・エイジ・スタイル論
  1.オールド・エイジ・スタイルとは?
  2.年齢と業績
  3.高齢者が活躍する芸術作品などの事例
  4.オールド・エイジ・スタイルの事例:アガサ・クリスティの場合
  5.カズオ・イシグロの作品における回想の罠:若年者が描く高齢者の回想
  6.オールド・エイジ・スタイルの多面性
8 高齢者大学と第三期の大学
  1.高齢者大学・老人大学・第三期の大学・シニア大学
  2.日本における高齢者大学の展開
  3.欧米の第三期の大学:フランス型とイギリス型
  4.アメリカにおけるエルダーホステルとロード・スカラー
  5.シニア向け大学の事例(1):大阪府高齢者大学校
  6.シニア向け大学の事例(2):立教セカンドステージ大学
  7.シニア向け大学の事例(3):佐倉市中央公民館市民カレッジ
  8.高齢者大学とシニア向け大学開放の課題と展望
9 高齢者学習支援の指導者論
  1.組織におけるリーダーと指導者
  2.リーダーシップの理論(1)PM理論とSL理論
  3.リーダーシップの理論(2)変革的リーダーとサーバント・リーダー
  4.リーダーシップの理論(3)創発的リーダーシップと双方向的リーダーシップ
  5.生涯学習領域における指導者論とリーダー論
  6.高齢者学習支援におけるリーダーシップと指導者:メンタル・フィトネス・プログラムを中心に
  7.高齢者学習支援における好ましいリーダーのあり方
  8.高齢者学習支援の指導者の課題と展望
10 異世代交流と高齢者の社会貢献
  1.世代間交流とは何か?
  2.なぜ,いま世代間交流なのか?
  3.世代間交流活動の効果
  4.世代間交流プログラムの根拠となる理論
  5.世代間交流活動の効果を実証した研究
  6.今後の福祉保健政策と世代間交流:地域共生社会の実現に向けて
11 高齢者学習の内容編成論
  1.高齢者学習における学習プログラムと学習カリキュラム
  2.高齢者学習論における「教科」
  3.高齢者学習の学習内容編成の原理
  4.「実質陶冶-形式陶冶」と転移の問題
  5.タイラー原理と教育目標タキソノミー論
12 地域における高齢者学習
  1.高齢者のボランティア活動の現状
  2.地方部における地域活動・支え合い活動の展開
  3.都市部における地域活動・支え合い活動の展開
  4.高齢者の地域活動・支え合い活動を進める方法
  5.地域における高齢者学習の意味
13 教育老年学と地域福祉
  1.高齢社会における地域福祉
  2.地域福祉と教育福祉の概念
  3.地域福祉計画とは
  4.地域福祉を重視した教育へ
  5.3.11以降の高齢者にかかわる地域づくり
  6.高齢者を中心とした地域福祉実践
  7.地域福祉と高齢者学習の今後の課題
14 高齢者学習の実践の展開
  1.高齢者学習実践の実践分析
  2.省察的実践論
  3.高齢者学習実践の研究法:アクション・リサーチとアクティヴ・インタビュー
  4.高齢者集団への実践的研究
  5.高齢者学習支援の実践における人間関係
  6.高齢者学習支援の実践から
  7.高齢者学習実践支援の特徴と課題
15 超高齢社会における教育老年学
  1.本論のふり返り
  2.超高齢社会の到来
  3.高齢者教育学における実態と理論のギャップ
  4.相互行為・共同構築としての高齢者教育
  5.意味への意志と存在価値からの教育
  6.世代をつなぐことの意義
  7.教育老年学の構成
  8.教育老年学の今後の方向