加藤 絢子/著 -- 九州大学出版会 -- 2022.3 --

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中央 1F法律 一般図書 /329.9/5244/2022 7115345468 配架図 Digital BookShelf
2022/04/12 可能 利用可   0
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ISBN 4-7985-0327-1
ISBN13桁 978-4-7985-0327-1
タイトル 帝国法制秩序と樺太先住民
タイトルカナ テイコク ホウセイ チツジョ ト カラフト センジュウミン
タイトル関連情報 植民地法における「日本国民」の定義
タイトル関連情報読み ショクミンチホウ ニ オケル ニホン コクミン ノ テイギ
著者名 加藤 絢子 /著
著者名典拠番号

110006641470000

出版地 福岡
出版者 九州大学出版会
出版者カナ キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2022.3
ページ数 236p
大きさ 22cm
価格 ¥3800
内容紹介 日露両国のはざまで国境の先住民がたどった法的地位の変遷とは。アイヌ、ニヴフ、ウイルタ、エヴェンキなど樺太先住民の臣民化過程や、彼らへの法適用の実態から、近代における国家と国民の「紐帯」とは何かを問い直す。
書誌・年譜・年表 文献:p187~196
一般件名 植民地法 , サハリン-歴史
一般件名カナ ショクミンチホウ,サハリン-レキシ
一般件名典拠番号

511591700000000 , 520020910140000

分類:都立NDC10版 329.98
資料情報1 『帝国法制秩序と樺太先住民 植民地法における「日本国民」の定義』 加藤 絢子/著  九州大学出版会 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/329.9/5244/2022  資料コード:7115345468)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153972029

目次 閉じる

序章 植民地研究と法
  第1節 従来の植民地法研究の視角
  第2節 植民地研究における樺太
  第3節 本書の構成
第1章 日露のサハリン領有と先住民への対人主権
  第1節 日露によるサハリン島の共同領有
  第2節 自国民としての保護
  第3節 ロシア帝国臣民としての配慮
第2章 異法域としての樺太の誕生
  第1節 樺太の統治方針と特例規定
  第2節 漁業権にみる保護政策の背景
第3章 先住民の法的地位の「内地化」過程
  第1節 旧慣調査の状況と近代法の適用
  第2節 自治制度の整備にともなう先住民の法的地位の把握
第4章 先住民の越境と集住地の形成
  第1節 北樺太撤退と先住民の越境
  第2節 集住地「オタス」の形成
第5章 先住民の国籍
  第1節 領有初期の樺太先住民の国籍
  第2節 ソ連国籍の確認と先住民による請願運動
  第3節 日露講和条約の再解釈
第6章 先住民の引揚げ
  第1節 樺太先住民の「引揚げ」
  第2節 引揚げ後の状況
第7章 帝国臣民の定義
  第1節 戦前の臣民の定義
  第2節 戦後の臣民の定義
第8章 先住民の就籍とその法理
  第1節 戦後の帝国臣民の法的地位
  第2節 樺太先住民の就籍における戸籍と国籍の法理
  第3節 帝国法制の法理における日本国籍の得喪
終章 樺太における属人法の性質
  第1節 サハリン島をめぐる日露統治と先住民の国籍
  第2節 内地人社会の形成と先住民の法的地位
  第3節 平和条約と樺太先住民の就籍の法理