河村 裕樹/著 -- ナカニシヤ出版 -- 2022.2 --

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中央 1F医療 一般図書 /493.70/5378/2022 7115703192 配架図 Digital BookShelf
2022/08/30 可能 利用可   0
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ISBN 4-7795-1599-6
ISBN13桁 978-4-7795-1599-6
タイトル 心の臨床実践
タイトルカナ ココロ ノ リンショウ ジッセン
タイトル関連情報 精神医療の社会学
タイトル関連情報読み セイシン イリョウ ノ シャカイガク
著者名 河村 裕樹 /著
著者名典拠番号

110007973310000

並列タイトル Medical Sociology of Psychiatry in Clinical Practice
出版地 京都
出版者 ナカニシヤ出版
出版者カナ ナカニシヤ シュッパン
出版年 2022.2
ページ数 7, 254p
大きさ 22cm
価格 ¥3900
内容紹介 精神医療という名のもとに、実際にどのような活動がどのように「実践」されているのだろうか。さまざまな立場、やり方で「心の病い」と向き合う人びとの営みを記述したエスノメソドロジー研究。
書誌・年譜・年表 文献:p235~247
一般件名 社会精神医学-ndlsh-01158668
一般件名 精神医学
一般件名カナ セイシン イガク
一般件名典拠番号

511061700000000

分類:都立NDC10版 493.7
資料情報1 『心の臨床実践 精神医療の社会学』 河村 裕樹/著  ナカニシヤ出版 2022.2(所蔵館:中央  請求記号:/493.70/5378/2022  資料コード:7115703192)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153974403

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第Ⅰ部
序章:本書の問題設定と目的
  1 本書の目的
  2 なぜ精神医療を社会学的観点から分析するのか
  3 電気ショック療法が問うもの
  4 善/悪という価値判断の理解可能性
第1章 精神医療の臨床における展開
  1 本章の目的
  2 批判の対象としての精神医療
  3 反精神医学の展開
  4 ナラティヴ・アプローチ
  5 当事者研究と半精神医学
  6 日本の精神医療体制:施設から地域への移行
  7 小括
第2章 精神医療と精神疾患についての社会学的研究の展開
  1 本章の目的
  2 批判的ラベリング論
  3 シェフ=ゴウブ論争
  4 逸脱の相互作用論から構築主義へ
  5 トラブルの自然史や社会問題のワークの研究からエスノメソドロジーへ
  6 ループ効果
  7 小括:実践の記述へ
第3章 エスノメソドロジー研究の方法論的態度
  1 本章の目的
  2 構築的分析とインデックス性
  3 規範とヴァナキュラーな用語の使用への着目
  4 参与者の志向に即した記述
  5 方法の固有の妥当性要件
  6 批判的エスノメソドロジー
第Ⅱ部
  第Ⅱ部の構成
第4章 デイケアでの1日
  1 本章の目的
  2 精神科デイケアの位置づけ
  3 方法誌
  4 午前の動き
  5 昼休みにおける活動
  6 午後の動き
  7 小括
第5章 精神科デイケアにおける道徳的秩序の達成
  1 本章の目的
  2 ゲームのプログラムにおける「逸脱」の「解決」
  3 ある患者の「妄言」の扱いにみる「逸脱」の「解決」
  4 褒めることと部活動
  5 部員制とデイケアプログラムとの関係
  6 考察
  7 小括
第6章 患者の要望と医師の説得技法
  1 本章の目的
  2 診療場面における非対称性についての会話分析による先行研究
  3 会話分析に対する批判についての検討
  4 精神科外来診療場面の会話分析研究
  5 要望すること・要望を断ること:紹介状の事例
  6 処方決定の事例
  7 「患者に気を遣うアカウント」の使用の優先性
  8 考察
  9 小括
第7章 「摂食障害者」であることの説明実践
  1 本章の目的
  2 本研究の位置づけ:専門知と日常知
  3 相互行為としてのインタビュー
  4 医学的概念と規範を用いた自己呈示
  5 考察
  6 小括
第8章 精神医学的診断と経験の再編成
  1 問題の所在
  2 先行研究
  3 データの概要
  4 新たな診断名のもとでの経験の捉え直し
  5 専門的知識のもとでの原因探求
  6 概念の結びつきを変えることによる行為の理解可能性の拡張
  7 結果と考察
  8 小括
終章
  1 本書の要約
  2 「参与者の志向に即した記述」を閉じること・拓くこと
  3 本研究の貢献
  4 本書の課題と今後の展望