堀田 裕子/編著 -- 東信堂 -- 2022.3 --

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中央 1F医療 一般図書 /498.0/6475/2022 7115385140 配架図 Digital BookShelf
2022/04/26 可能 利用可   0
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ISBN 4-7989-1728-3
ISBN13桁 978-4-7989-1728-3
タイトル 意識としての身体
タイトルカナ イシキ ト シテ ノ シンタイ
タイトル関連情報 在宅療養現場のビデオ・エスノグラフィー
タイトル関連情報読み ザイタク リョウヨウ ゲンバ ノ ビデオ エスノグラフィー
著者名 堀田 裕子 /編著
著者名典拠番号

110006165460000

並列タイトル The Body's Consciousness:Video Ethnography of Home Care Sites
出版地 東京
出版者 東信堂
出版者カナ トウシンドウ
出版年 2022.3
ページ数 12, 281p
大きさ 22cm
価格 ¥3600
内容紹介 重度障害者を抱えた在宅療養の現場を、人々の様々な所作の意味を浮かび上がらせる「ビデオ・エスノグラフィー」の手法を用いて詳細に分析。撮影したビデオデータを通して、当事者に気づかれていない関係性や問題点を考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p269~275
一般件名 在宅医療-ndlsh-01008733,エスノメソドロジー-ndlsh-01103089,身体知-ndlsh-001241921
一般件名 在宅医療 , エスノメソドロジー
一般件名カナ ザイタク イリョウ,エスノメソドロジー
一般件名典拠番号

511693100000000 , 511819200000000

分類:都立NDC10版 498
資料情報1 『意識としての身体 在宅療養現場のビデオ・エスノグラフィー』 堀田 裕子/編著  東信堂 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/498.0/6475/2022  資料コード:7115385140)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153977837

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序章 社会学的身体論の系譜
  1 社会学と身体論
  2 G.H.ミードの自我論
  3 M.メルロ=ポンティと間身体性論
  4 N.クロスリーと社会学的身体論
第Ⅰ部 相互行為、身体論、ビデオ・エスノグラフィー
第1章 相互行為とビデオ・エスノグラフィーという手法
  1 意識としての身体と生活環境データ
  2 さまざまな生活環境データとその概要
  3 ビデオ・エスノグラフィーという手法
  4 エスノメソドロジーと“見られていないもの”への姿勢
  5 会話分析と身体
  6 本書のデータについて
第2章 社交の空間
  1 コンダクターとしてのALS患者・高木さん
  2 「客人」を招き入れる
  3 在宅療養生活における「社交」をどう考えるか
第3章 相互行為と残されるモノ
  1 なぜ“不要なモノ”は残されているのか
  2 線条体黒質変性症という病の背景
  3 介護生活と「残されるモノ」
  4 残されるモノの意味
  5 小括
第4章 音楽療法という相互行為
  1 音楽療法を取り巻く社会的背景
  2 さゆりさんの生活と音楽療法の様子
  3 かみ合わないセッション
  4 音楽療法の意義
  5 小括
第Ⅱ部 相互行為と他者への配慮
第5章 場面に参与する身体
  1 小林さんの身体的状況と在宅療養生活
  2 「上着を着る」場面の相互行為分析
  3 「手袋をはめる」場面の相互行為分析
  4 小括
第6章 トラブルを修復する身体
  1 「社交」としての在宅療養場面
  2 「待たされる」療養者と、共同作業としてのセッティング
  3 「療養者-介護者-部外者」カテゴリーと「主人-家政婦-客人」カテゴリー
  4 二つのデンモクをめぐる自己修復のプロセス
  5 小括
第7章 カラオケ場面の相互行為秩序
  1 カラオケという相互行為
  2 カラオケにおける秩序形成
  3 きくこと/きかないこと
  4 カラオケにおける人工物の存在
  5 小括
第Ⅲ部 意識と主体の変容と修復
第8章 ジェンダー化される身体
  1 男性介護者の増加
  2 男性介護者像の再考
  3 息子介護者・敏信さんの介護生活の概況
  4 介護行為の経験のされ方とまなざし
  5 小括
第9章 声のコミュニケーションと手のコミュニケーション
  1 意思疎通困難者とのコミュニケーション問題
  2 リハビリテーションからコミュニケーションへ
  3 「声の回路」から「手の回路」ヘ
  4 「手の回路」から再び「声の回路」へ
  5 小括
第10章 ディスコミュニケーション
  1 額縁と音楽
  2 額縁をめぐる会話の分析
  3 「トラブル」の背景
  4 額縁に入れて壁に掛けることの合理性
  5 小括
終章 本書から見えてきたこと