資料詳細

目次

序論

  1 本書の目的

  2 用語の説明、限定

  3 神学者としてのドストエフスキー

第一部 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー、作家そして預言者

第1章 理念とイデオロギー、終末論と取りつかれること

  1 始まり

  2 出版…借金

  3 てんかん…そして宗教

  4 てんかん…キリストに似ること

  5 てんかんと悪霊…悪とそれに取りつかれること?

  6 天使と悪霊、聖書と超自然的なもの

第2章 形成と影響

  1 イマゴ・クリスティ-イミタティオ・クリスティ

  2 贖罪

  3 革命論者ドストエフスキー(青年期)

  4 ドストエフスキーと新約聖書

  5 ドストエフスキーと心霊主義

第二部 ドストエフスキーの神学的人間学

第3章 作家、預言者としてのドストエフスキー

  1 帰還

  2 ドストエフスキーの著作

  3 展開

  4 神学的人間学

第4章 神の前の人間の状況

  1 ドストエフスキーの人間理解

  2 ドストエフスキーの神学的人間学

  3 ドストエフスキーの神学の神論における神の赦しと憐れみ

第三部 福音の奉仕における弁証法と宗教批判

第5章 弁証法と宗教批判

  1 弁証法、逆説、二律背反

  2 ドストエフスキーの作品における弁証法

  3 ドストエフスキーの作品における弁証法の諸類型

  4 弁証法的存在論

第6章 ドストエフスキー-宗教と無神論

  1 宗教のもつ両義性

  2 宗教に対するドストエフスキーの弁証法的批判

  3 宗教-信仰の弁証法

  4 ソーニャとラスコーリニコフ-罪と恵みの弁証法

  5 『おかしな人間の夢』-堕落の結果としての宗教

第7章 罪と恵み-救いの弁証法

  1 弁証法的な惑わし

  2 赦される者-赦されざる者

  3 ドストエフスキー-『カラマーゾフの兄弟』

結論

  1 ドストエフスキーの神学的洞察

  2 ムイシュキンとアリョーシャ-キリストに似た典型

  3 アベルのしるし

  4 善と悪-終末の時

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