福本 拓/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2022.3 --

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中央 2F 一般図書 /334.4/5816/2022 7115425059 配架図 Digital BookShelf
2022/05/10 可能 利用可   0
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ISBN 4-8140-0400-3
ISBN13桁 978-4-8140-0400-3
タイトル 大阪のエスニック・バイタリティ
タイトルカナ オオサカ ノ エスニック バイタリティ
タイトル関連情報 近現代・在日朝鮮人の社会地理
タイトル関連情報読み キンゲンダイ ザイニチ チョウセンジン ノ シャカイ チリ
著者名 福本 拓 /著
著者名典拠番号

110005330170000

出版地 京都
出版者 京都大学学術出版会
出版者カナ キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ
出版年 2022.3
ページ数 5, 244p
大きさ 22cm
シリーズ名 南山大学学術叢書
シリーズ名のルビ等 ナンザン ダイガク ガクジュツ ソウショ
価格 ¥3200
内容紹介 植民地主義とその崩壊の中で、公的な庇護無しに暮らしを営み、政治経済の変動の中でも、外国人を流入させてきた大阪の在日朝鮮・韓国人集住地区。それを「都市の活力」と捉え、緻密な分析から地区形成の歴史メカニズムに迫る。
書誌・年譜・年表 文献:p231~242
一般件名 朝鮮人 (日本在留)-歴史-明治以後-ndlsh-001271888,大阪市-歴史-近代-ndlna-001272727
一般件名 朝鮮人(日本在留) , 大阪市
一般件名カナ チョウセンジン(ニホン ザイリュウ),オオサカシ
一般件名典拠番号

511170500000000 , 520145200000000

分類:都立NDC10版 334.41
資料情報1 『大阪のエスニック・バイタリティ 近現代・在日朝鮮人の社会地理』(南山大学学術叢書) 福本 拓/著  京都大学学術出版会 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/334.4/5816/2022  資料コード:7115425059)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153984419

目次 閉じる

第Ⅰ章 緒言:大阪に在日朝鮮人がいることにはどんな意味があるのか
  1.都市のバイタリティとエスニック集団
  2.エスニック集住地区の空間的形態に着目する意義
  3.在日朝鮮人をめぐる移動・在留の歴史的展開
  4.本書の意義
  5.本書の構成
第Ⅱ章 日本のエスニック集住地区研究は何を見落としてきたか
  1.2つの「山」
  2.近代都市における社会-空間的周縁化と集住地区
  3.戦後の都市政策の不在と集住地区
  4.多文化化・消費空間化する現代の集住地区
  5.2つの「山」の間にある「谷」への着目
第Ⅲ章 現代日本の大都市におけるエスニック集団のセグリゲーション
  1.東京・大阪のオールドカマーとニューカマー
  2.セグリゲーションの分析手法
  3.小地域統計からみた空間的セグリゲーション
  4.オールドカマー・ニューカマー別にみた集住地区の動向
  5.東京と大阪における外国人居住分布の特質
第Ⅳ章 1920年代から1950年代初頭の在日朝鮮人居住分布の変遷
  1.在日朝鮮人の増加と急減
  2.集住地区の形成期
  3.集住地区における朝鮮人増加と社会階層の分化
  4.終戦後の集住地区の残存
  5.居住分布の変化をもたらした諸要因
第Ⅴ章 1950年代から1980年代の在日朝鮮人の土地取得と集住地区の存続
  1.エスニック集団にとっての持ち家取得の意味
  2.土地取得への着目と用いるデータ
  3.1950年代から1980年代における在日朝鮮人の居住分布形態と就業との関係
  4.在日朝鮮人による土地取得
  5.居住-就業の空間的集中の固定化
  6.集住地区の維持に果たす土地取得の役割
第Ⅵ章 1980年代以降のセグリゲーションの弱化
  1.エスニック経済と集住地区
  2.用いる資料と分析の観点
  3.1980年の在日朝鮮人事業所の分布
  4.1997年の在日朝鮮人事業所の分布
  5.エスニック経済の特性と集住地区との関係
  6.1980年代以降の集住地区における「原風景」の変容
第Ⅶ章 エスニック空間の形成と建造環境の特徴
  1.エスニック空間の形成に果たすエスニック資本の役割
  2.研究対象地域と用いるデータ
  3.今里新地における土地所有者の変遷と建造環境
  4.エスニック空間への変容の背景
  5.エスニック空間を生み出す資本の役割
第Ⅷ章 韓流ブーム下でのエスニック空間の変容
  1.エスニック空間の観光地化とグローバルな文化消費
  2.生野コリアタウンの来歴
  3.店舗の特徴からみた近年のコリアタウンの変容
  4.観光客の行動とコリアタウン・日韓関係への意識
  5.生野コリアタウンの経済的・社会的価値
  6.エスニック・タウンの「進化」と開放性
第Ⅸ章 結語:大阪のエスニック・バイタリティの来歴と今後
  1.本書における議論の整理
  2.集住地区存続のメカニズム
  3.大阪のエスニック・バイタリティ