岩田 祐子/著 -- ひつじ書房 -- 2022.3 -- 改訂版

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中央 3階B 一般図書 /801.0/5323/2022 7115425845 配架図 Digital BookShelf
2022/05/10 可能 利用可   0
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ISBN 4-8234-1143-4
ISBN13桁 978-4-8234-1143-4
タイトル 社会言語学
タイトルカナ シャカイ ゲンゴガク
タイトル関連情報 基本からディスコース分析まで
タイトル関連情報読み キホン カラ ディスコース ブンセキ マデ
著者名 岩田 祐子 /著, 重光 由加 /著, 村田 泰美 /著
著者名典拠番号

110004511780000 , 110004511800000 , 110004177770000

並列タイトル A Comprehensive Introduction to Sociolinguistics:From Fundamentals to Discourse Analysis
版表示 改訂版
出版地 東京
出版者 ひつじ書房
出版者カナ ヒツジ ショボウ
出版年 2022.3
ページ数 16, 349p
大きさ 21cm
版及び書誌的来歴に関する注記 初版のタイトル:概説社会言語学
価格 ¥2200
内容紹介 国内外の基本的な研究成果や用語を網羅した、社会言語学の概説書。多くの言語データを入れながら、「言語と地域」「言語と民族」「言語の選択」等について論じる。用語、おすすめ読書リスト、問題を章末に掲載。
一般件名 言語社会学-ndlsh-00562341
一般件名 言語社会学
一般件名カナ ゲンゴ シャカイガク
一般件名典拠番号

510733500000000

分類:都立NDC10版 801.03
資料情報1 『社会言語学 基本からディスコース分析まで』改訂版 岩田 祐子/著, 重光 由加/著 , 村田 泰美/著 ひつじ書房 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/801.0/5323/2022  資料コード:7115425845)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153984514

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第1章 社会言語学とは
  1.1 はじめに
  1.2 19世紀から20世紀前半までの言語研究
  1.3 社会言語学の始まり
  1.4 おわりに-社会言語学の発展と分野的な重なり
第2章 言語と地域
  2.1 はじめに
  2.2 「~語」「~方言」と言語変種
  2.3 地域方言(dialect)と発音(accent)
  2.4 地域変種の生まれる理由
  2.5 標準語、共通語(standard language)
  2.6 公用語(official language)と言語政策(language policy,language planning)
  2.7 地域変種と話者の意識
  2.8 世界の共通語(lingua franca)としての英語
  2.9 おわりに
第3章 言語と社会階層
  3.1 はじめに
  3.2 社会階層と社会階層方言
  3.3 標準変種(standard variety)と非標準変種(non‐standard variety)
  3.4 RPと標準英語
  3.5 社会階層と地域性
  3.6 言語使用に見られる社会階層
  3.7 過剰矯正(hypercorrection)
  3.8 おわりに
第4章 言語と民族
  4.1 はじめに
  4.2 民族(ethnicity)と言語変種
  4.3 言語接触とリンガ・フランカ(lingua franca)、ピジン形成(pidgin formation)、クレオール形成(creole formation)
  4.4 AAVE(アフリカ系アメリカ人の日常英語)
  4.5 AAVEはどのようにしてできたか
  4.6 ジャマイカン・クレオール英語(Jamaican Creole English)
  4.7 民族特有の言語変種が引き継がれる理由
  4.8 学校教育の現場で
  4.9 キング牧師の演説に見られる白人とアフリカ系アメリカ人
第5章 言語とジェンダー
  5.1 はじめに
  5.2 ジェンダー研究以前
  5.3 ジェンダーと言語研究
  5.4 性差別的言語(sexist language)
  5.5 おわりに
第6章 言語と年齢
  6.1 はじめに
  6.2 世代と言語
  6.3 英語における言語と年齢との関係
  6.4 日本語における言語と年齢との関係
  6.5 方言のコスプレ化
  6.6 若者ことばはなぜ生まれるのか
  6.7 高齢者のことば
  6.8 おわりに
第7章 言語の選択
  7.1 はじめに
  7.2 1つ以上の言語が存在する社会、多言語社会
  7.3 二言語が使い分けられる社会における言語選択
  7.4 言語の移行と死、そして復興への動き
  7.5 バイリンガリズム、マルティリンガリズム
  7.6 個人における言語の選択(コード・スイッチングの意味と機能)
  7.7 言語資源としてのコード・スイッチング
  7.8 おわりに
第8章 言語の状況差、適切さ(スタイルとレジスター)
  8.1 はじめに
  8.2 状況に応じた言語使用
  8.3 状況差にもとづく言語変種-レジスター
  8.4 スタイル
  8.5 オーディエンス・デザイン(audience design)
  8.6 スピーチ・アコモデーション(speech accommodation)
  8.7 おわりに
第9章 ディスコース分析
  9.1 ディスコースとは
  9.2 社会言語学とディスコース分析-本書の例から
  9.3 ディスコース分析-ツールとしての役割
  9.4 おわりに
第10章 コミュニケーションの民族誌
  10.1 はじめに
  10.2 コミュニケーションの民族誌
  10.3 話し方の規則を解明するための3つの単位
  10.4 スピーチ・イベント(speech event)の構成要素
  10.5 SPEAKINGを使った分析例
  10.6 コミュニケーションの民族誌の研究事例
  10.7 おわりに
第11章 相互行為的社会言語学
  11.1 はじめに
  11.2 会話という相互行為
  11.3 フレームとコンテクスト化の合図
  11.4 アメリカ人の会話スタイルについての研究
  11.5 小集団討論の日米比較
  11.6 おわりに
第12章 社会言語学と異文化コミュニケーション
  12.1 はじめに
  12.2 会話における共通の解釈の枠組みと異文化コミュニケーション
  12.3 異民族間のコミュニケーション・スタイルの違いから起こるミスコミュニケーション
  12.4 文化的前提の違いと異文化コミュニケーション
  12.5 価値観と異文化コミュニケーション
  12.6 会話スタイルと異文化コミュニケーション
  12.7 おわりに
第13章 会話分析
  13.1 会話分析とは
  13.2 会話分析のはじまり
  13.3 サックスの気づき:電話会話の規則性
  13.4 会話分析が目指すもの
  13.5 会話分析のデータ
  13.6 トランスクリプト
  13.7 会話分析が明らかにしようとするルールや秩序
  13.8 会話分析が明らかにした会話の流れの規則性
  13.9 おわりに
第14章 語用論Ⅰ 基礎知識
  14.1 はじめに
  14.2 実際のコミュニケーション
  14.3 発話行為(スピーチ・アクト)
  14.4 会話の協調の原理
  14.5 指示語用論
  14.6 命題(proposition)、前提(presupposition)、論理的含意(entailment)、交感表現(phatic utterances)
  14.7 おわりに
第15章 語用論Ⅱ ポライトネス
  15.1 はじめに-ポライトネスと丁寧
  15.2 会話について
  15.3 ポライトネスを考える
  15.4 ブラウンとレビンソンのポライトネス理論
  15.5 おわりに-B&L理論への批判と最近のポライトネス研究
第16章 言語と思考と文化
  16.1 はじめに
  16.2 言語と文化と思考-認知言語学的観点から
  16.3 メタファー(metaphor隠喩)
  16.4 メトニミー(metonymy換喩)
  16.5 おわりに
第17章 言語とイデオロギー
  17.1 はじめに
  17.2 言語とジェンダーへの本質主義的アプローチ
  17.3 言語とジェンダーへの構築主義的アプローチ
  17.4 言語とイデオロギー
  17.5 おわりに-言語とイデオロギー研究の可能性
第18章 社会言語学からの貢献
  18.1 はじめに
  18.2 役所などの公的な文書の改善への貢献
  18.3 AI(人工知能)への貢献
  18.4 英語教育への貢献
  18.5 教師教育への貢献
  18.6 異文化理解と異文化コミュニケーション
  18.7 裁判の場における貢献
  18.8 おわりに