金 兌恩/著 -- 博英社 -- 2022.3 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /376.9/5089/2022 7115646630 配架図 Digital BookShelf
2022/07/29 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-910132-09-9
ISBN13桁 978-4-910132-09-9
タイトル なぜ、公教育における民族教育の場に注目するのか
タイトルカナ ナゼ コウキョウイク ニ オケル ミンゾク キョウイク ノ バ ニ チュウモク スル ノカ
タイトル関連情報 民族教育と多文化共生教育:京都・大阪・川崎
タイトル関連情報読み ミンゾク キョウイク ト タブンカ キョウセイ キョウイク キョウト オオサカ カワサキ
著者名 金 兌恩 /著
著者名典拠番号

110007592360000

出版地 高崎
出版者 博英社
出版者カナ ハクエイシャ
出版年 2022.3
ページ数 6, 343p
大きさ 25cm
価格 ¥2700
内容紹介 子どもたちの民族的アイデンティティの重要な形成環境として公教育領域を捉え、そこにおける民族教育の場の問題を、多文化共生教育やマジョリティ側との関係性に注目して社会学的に分析する。
書誌・年譜・年表 文献:p323~335
一般件名 民族教育-ndlsh-00567702,多文化教育-ndlsh-01172019,朝鮮人 (日本在留)-ndlsh-00573725
一般件名 民族教育 , 韓国人(日本在留) , 朝鮮人(日本在留)
一般件名カナ ミンゾク キョウイク,カンコクジン(ニホン ザイリュウ),チョウセンジン(ニホン ザイリュウ)
一般件名典拠番号

511410500000000 , 511518700000000 , 511170500000000

分類:都立NDC10版 376.9
資料情報1 『なぜ、公教育における民族教育の場に注目するのか 民族教育と多文化共生教育:京都・大阪・川崎』 金 兌恩/著  博英社 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/376.9/5089/2022  資料コード:7115646630)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153985120

目次 閉じる

序章 なぜ、公教育における民族教育の場に注目するのか
  1 個人的な経験:公立学校における民族教育
  2 民族的マイノリティのアイデンティティ、その承認問題
  3 学校の内外:不連続的なアイデンティティの承認環境の問題
  4 調査事例の概観と調査概要
  5 本書の構成
第1章 多文化共生と多文化主義、そして民族教育
  1 「可視的」な外国人の増加と多文化共生論の登場
  2 多文化主義とは
  3 多文化主義の「戦場」としての教育領域のカリキュラム
  4 まとめ
第2章 公教育における民族教育の場の誕生、衰退、そして再登場:1945年~1970年代まで
  1 公立学校における民族教育の場の登場のアイロニー
  2 公立学校における民族教育の場の衰退とその背景:1950年代半ば~1960年代
  3 民族教育の再登場:1970年代における「在日」に対する眼差しの変化
  4 まとめ
第3章 京都の市立小学校における民族教育実践の生成と継承
  1 民族学級の生成過程と位置性
  2 民族学級の位置づけの転換と「抽出方式」の再実現:1970年代後半
  Ⅲ まとめ
第4章 京都市立小学校の民族学級:2005年の調査
  1 外国人の状況と民族学級の概観
  2 「抽出方式」の意味と現実
  3 何を教えるのか、学ぶのか
  4 児童にとって民族学級に参加することの意味
  5 まとめ
第5章 多文化共生の中の民族学級:京都、2009年の記録
  1 民族学級の課外化と名称変更
  2 「京都市土曜コリア教室」の開設
  3 「数の論理」としての多文化共生:「民族の文化にふれる集い」における変化
  4 まとめ
第6章 大阪の民族学級:「覚書型」民族教育実践の誕生から「長橋闘争」まで
  1 公立学校における民族学級の場の生成過程と位置性
  2 学校側の要望による民族学級の登場と位置づけの転換:1970年代以降
  3 まとめ
第7章 大阪市立小中学校の民族学級:2006年の調査
  1 外国人の状況と民族学級の概観
  2 民族学級のカリキュラム
  3 「民族限定」という原則:「朝鮮半島にルーツをもつ児童」を発見していく!
  4 1990年代以降の変化と新たな共同性の模索
  5 まとめ
第8章 大阪の民族学級と多文化共生教育
  1 1990年代以降、国際理解教育へのニーズと民族学級との接点
  2 民族教育と多文化共生教育の相互作用
  3 困難
  4 ニューカマーとの関係
  5 まとめ
第9章 川崎のふれあい館における教育実践の生成
  1 朝鮮人学校の閉鎖と公教育における民族教育の場の生成
  2 1970年代、新しい民族教育運動の主体の登場
  3 1980年代、公教育への異議申し立て
  4 まとめ
第10章 川崎市ふれあい館における教育実践と多文化共生
  1 外国人の状況と、青丘社と公教育との接点
  2 ふれあい館「ケナリクラブ」における取り組み
  3 地域の公立小中学校との関係
  4 多文化共生教育との関係
  5 考察
終章 民族教育と多文化共生教育は「共生」できるのか
  1 三つの事例の比較検討
  2 公教育における民族教育の可能性と課題
  3 本書の限界と課題