竹山 友子/著 -- 春風社 -- 2022.3 --

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中央 3階C 一般図書 /930.2/5792/2022 7115660934 配架図 Digital BookShelf
2022/09/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-86110-780-1
ISBN13桁 978-4-86110-780-1
タイトル 書きかえる女たち
タイトルカナ カキカエル オンナタチ
タイトル関連情報 初期近代英国の女性による聖書および古典の援用
タイトル関連情報読み ショキ キンダイ エイコク ノ ジョセイ ニ ヨル セイショ オヨビ コテン ノ エンヨウ
著者名 竹山 友子 /著
著者名典拠番号

110005667430000

並列タイトル Women Refashioning Canons:Feminist Appropriation of Biblical and Classical Works by Women in Early Modern England
出版地 横浜
出版者 春風社
出版者カナ シュンプウシャ
出版年 2022.3
ページ数 290, 53p
大きさ 20cm
シリーズ名 関西学院大学研究叢書
シリーズ名のルビ等 カンセイ ガクイン ダイガク ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 第239編
シリーズ番号読み 239
価格 ¥3900
内容紹介 古代ギリシア・ローマの文芸復興が隆盛した16~7世紀英国における女性の執筆活動に焦点を当て、キリスト教を基盤とした男女観を反映する行動規範と闘った「書く女性達」の痕跡を探る。メアリー・シドニーらの訳詩選も収録。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p13~29
一般件名 イギリス文学-歴史-16世紀-ndlsh-001296861,イギリス文学-歴史-17世紀-ndlsh-00951784,女性作家-イギリス-歴史-16世紀-ndlsh-032275166,女性作家-イギリス-歴史-17世紀-ndlsh-032275180
一般件名 英文学-歴史 , 英文学-作家 , 女性-歴史
一般件名カナ エイブンガク-レキシ,エイブンガク-サッカ,ジョセイ-レキシ
一般件名典拠番号

510510010140000 , 510510010020000 , 511340110110000

分類:都立NDC10版 930.25
資料情報1 『書きかえる女たち 初期近代英国の女性による聖書および古典の援用』(関西学院大学研究叢書 第239編) 竹山 友子/著  春風社 2022.3(所蔵館:中央  請求記号:/930.2/5792/2022  資料コード:7115660934)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153985247

目次 閉じる

第一章 初期近代英国の女性と書き物
  一 初期近代英国の女性像の礎-キリスト教に基づく女性像
  二 人文主義者の女性像
  三 書く主体としての女性
第二章 メアリー・シドニー訳『ダビデの詩編』における罪と女性-第五八編と第八二編の考察より
  一 兄フィリップと妹メアリーの詩編翻訳
  二 詩編第五八編
  三 詩編第八二編
  四 エリザベス女王への献呈詩
  五 隠された改変意図
第三章 メアリー・シドニー訳『ダビデの詩編』からの「子宮」の消滅
  一 メアリー・シドニーの詩編翻訳とその背景
  二 詩編におけるwombの考察
  三 初期近代英国のwomb(子宮・胎)に対する社会通念
  四 作家としてのメアリー・シドニーとエリザベス女王
  五 女性による女性のための改変
第四章 罪なきイヴの救済-エミリア・ラニヤーにおける女性擁護の言説とその源泉
  一 原罪解釈の源泉
  二 ラニヤーによるイヴ擁護の描写
  三 聖アウグスティヌスによる原罪解釈とその影響
  四 神の啓示としての女性擁護
第五章 ペンによるジェンダー革命-エミリア・ラニヤーの詩集に見られるメアリー・シドニー訳『ダビデの詩編』の影響
  一 メアリー・シドニーとエミリア・ラニヤーの関係
  二 王と女王の並置-ラニヤーの標題詩とメアリーの献呈詩「心配りが今や」(Even now that Care)
  三 ギリシア・ローマ神話の女神像-「ユダヤ人の神王、万歳」とメアリー訳『ダビデの詩編』
  四 アートとネイチャーの調和
  五 ラニヤーへのメアリーの影響とその意味
第六章 斬首の王妃マリアムの救済-エリザベス・ケアリー作『マリアムの悲劇』に表出される新ストア主義思想
  一 初期近代英国の人文主義思想
  二 『マリアムの悲劇』における女性像と臣下像の融合
  三 マリアムの変容と新ストア主義思想
  四 執筆背景と新ストア主義
第七章 太陽に挑む‘Youth'と太陽を超越する‘Lady'-ジョン・ダンとキャサリン・フィリップスの詩における太陽の表象
  一 フィリップスと友愛会
  二 ジョン・ダンのコンパスの奇想とキャサリン・フィリップスによる焼き直し
  三 ジョン・ダンの『歌とソネット』における太陽
  四 キャサリン・フィリップスのルーケイシア詩群における太陽
  五 フィリップスによるダンの手法のさらなる応用と新たな見解
  六 女性の友愛と新しい科学
第八章 性別を与えられた樹木とその背景-ラニヤー、カウリー、キャヴェンディッシュの選択
  一 樹木と人間
  二 エミリア・ラニヤー「クッカム邸の描写」(The Description of Cooke‐ham)
  三 エイブラハム・カウリー「春」(The Spring)および「樹木」(The Tree)
  四 マーガレット・キャヴェンディッシュ「オークと彼を切り倒そうとする人間の対話」(A Dialogue between an Oake,and a Man cutting him downe)
  五 三者三様の擬人性の扱い
第九章 樹木を介した欲望の表出と変身願望-ロバート・ヘリックとアフラ・ベーン
  一 一七世紀における樹木への関心と変容物語
  二 ロバート・ヘリック「葡萄の木」(The Vine)
  三 アフラ・ベーン「コルセットにするため切り倒された杜松に寄せて」(On a Juniper‐Tree,cut down to make Busks)
  四 話者の問題
終章 パラテクストから見る「書きかえる女たち」の知恵