上柿 崇英/著 -- 農林統計出版 -- 2021.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /104.0/5639/1 7115714928 配架図 Digital BookShelf
2022/09/09 可能 利用可   0

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ISBN 4-89732-453-1
ISBN13桁 978-4-89732-453-1
タイトル <自己完結社会>の成立
タイトルカナ ジコ カンケツ シャカイ ノ セイリツ
タイトル関連情報 環境哲学と現代人間学のための思想的試み
タイトル関連情報読み カンキョウ テツガク ト ゲンダイ ニンゲンガク ノ タメ ノ シソウテキ ココロミ
巻次 上巻
著者名 上柿 崇英 /著
著者名典拠番号

110004831820000

出版地 東京
出版者 農林統計出版
出版者カナ ノウリン トウケイ シュッパン
出版年 2021.12
ページ数 20, 305p
大きさ 22cm
価格 ¥3500
内容紹介 情報技術、人工知能技術など、生活空間のいたるところに浸透している高度にシステム化した社会装置。その中で消え去られる人間の存在意味。こうした現実とどう対峙し得るのか、人間学から哲学的に論考する。
一般件名 人間学-ndlsh-00568510
分類:都立NDC10版 104
資料情報1 『<自己完結社会>の成立 環境哲学と現代人間学のための思想的試み 上巻』 上柿 崇英/著  農林統計出版 2021.12(所蔵館:中央  請求記号:/104.0/5639/1  資料コード:7115714928)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153990926

目次 閉じる

序論-本書の構成と主要概念について
  (1)不透明な時代における知への危機感
  (2)「現代人間学」の方法論的特徴と<思想>の実践
  (3)本書における三つのアプローチ
  (4)本書の構成について
  (5)本書の底本と表記(文体)について
第一部 時代と人間への問い-<自己完結社会>へのまなざし
第一章 「理念なき時代」における“時代性”
  (1)「理念なき時代」の参照点としての「20世紀」
  (2)「20世紀」における“経済成長”の含意
  (3)「20世紀」における“科学技術”の含意
  (4)「理念なき時代」の始まりと「20世紀」の“亡霊”
  (5)「理念なき時代」における“科学技術”のもうひとつの含意
  (6)変容する人間の存在様式
  (7)現代において見られる矛盾の兆候-<関係性の病理>と<生の混乱>
  (8)“人間の未来”と二つのシナリオ-「火星への移住」が可能になるとき
第二章 人間学の“亡霊”と<自立した個人>のイデオロギー
  (1)<自立した個人>というイデオロギー
  (2)<自立した個人>をめぐる根源的な矛盾1-約束されたシナリオと「20世紀」
  (3)<自立した個人>をめぐる根源的な矛盾2-<生の自己完結化>および<生の脱身体化>の“写像”としての個人の「自立」
  (4)新たな“人間学”の必要性
第二部 「人間的<環境>」の分析と人類史における連続性/非連続性
第二部のための序
第三章 人間存在と<環境>
  (1)なぜ人間学において<環境>が問題となるのか
  (2) 主体によって定義され、存在を成立させる基盤となる<環境>の概念
  (3)「人間的<環境>」における、<環境>の「二重構造」
  (4)「人為的生態系」の“物質的側面”と“非物質的側面”
  (5)「人間的<環境>」における、特異な構造としての<社会>
第四章 人類史的観点における「人間的<環境>」の構造転換
  (1)人間の“質的変容”と人類史における特異点
  (2)<人間>、<社会>、<自然>の三項関係という枠組み
  (3)第一の特異点-「農耕の成立」と「<自然>と<人間>の間接化」
  (4)第二の特異点-「近代的社会様式の成立」と「<社会>と<自然>の切断」
  (5)第一中間考察-第三の特異点としての<自己完結社会>
第三部 「人間的<生>」の分析と<社会的装置>
第三部のための序
第五章 「人間的<生>」の分析と「<生>の三契機」
  (1)「人間的<生>」と<生活世界>
  (2)「人間的<生>」における<生存>、<現実存在>、<継承>の諸契機
  (3)「不可視」となった「人間的<生>」
  (4)「<ユーザー>としての生」と<生活世界>の「空洞化」
  (5)「集団的<生存>」と<根源的葛藤>、そして「<生>の舞台装置」としての<社会>の概念
  (6)「<生>の三契機」の内的連関
第六章 <生>を変容させる<社会的装置>とは何か
  (1)<社会的装置>という概念
  (2)「<生>の舞台装置」と<社会的装置>の連続性/非連続性
  (3)<社会的装置>の<生活世界>からの自立化
  (4)第二中間考察-「<社会>と<人間>の切断」の再考
第四部 「人間的<関係性>」の分析と<共同>の条件
第四部のための序
第七章 <関係性>の人間学
  (1)「人間的<関係性>」という視点について
  (2)「人間的<関係性>」の基本構造としての「<我-汝>の構造」
  (3)「人間的<関係性>」における<間柄>の概念
  (4)「人間的<関係性>」における<距離>の概念
  (5)「ゼロ属性の倫理」と「意のままになる他者」
第八章 <共同>の条件とその人間学的基盤
  (1)人間存在における<共同>の概念
  (2)「牧歌主義的-弁証法的共同論」批判
  (3)<共同>概念の再定義
  (4)<共同>が成立するための諸条件
  (5)「<共同>のための作法や知恵」としての<役割>、<信頼>、<許し>の原理
  (6)<共同>破綻と「不介入の倫理」
  (7)第三中間考察-諸概念の整理