広田 照幸/著 -- 筑摩書房 -- 2022.5 --

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /332.3/5233/2017 7108703236 配架図 Digital BookShelf
2017/04/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-7710-2814-2
ISBN13桁 978-4-7710-2814-2
タイトル 禁欲と改善
タイトルカナ キンヨク ト カイゼン
タイトル関連情報 近代資本主義形成の精神的支柱
タイトル関連情報読み キンダイ シホン シュギ ケイセイ ノ セイシンテキ シチュウ
著者名 山本 通 /著
著者名典拠番号

110002081990000

出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2017.3
ページ数 7, 336p
大きさ 23cm
シリーズ名 神奈川大学経済貿易研究叢書
シリーズ名のルビ等 カナガワ ダイガク ケイザイ ボウエキ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 第29号
シリーズ番号読み 29
個人件名カナ Digital computer simulation.
資料情報1 『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』(ちくまプリマー新書 401) 広田 照幸/著  筑摩書房 2022.5(所蔵館:多摩  請求記号:/370.0/5051/2022  資料コード:7115502247)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153995597

目次 閉じる

はじめに
この本を読んでもらいたい人/「AとB」で議論してみる
第1章 教育と社会化
  教育はなぜ失敗するのか
  1 教育とは何か
  教育の定義/教える側の意図/教育の不確実性
  2 教育と学習・社会化
  人は生きているとさまざまなことを学ぶ/学校以外でも学ぶ
  3 多様な社会化エージェント
  学校は不要か?/学校教育の影響力を高めたい! という試み/やり過ぎもある/仲間集団がもたらすもの/情報センターとしての仲間集団/いじめ
第2章 学校の目的と機能
  1 学校の目的
  目的と機能とを区別する/教育基本法の中の「教育の目的」/学校教育法における「高校教育の目標」/高い理想を掲げる意義
  2 学校の機能
  社会化機能/選抜・配分機能/過度の画一化-社会化機能の暴走/「まずいこと」を学んでしまう/テストが目的になる本末転倒/学校には他にもいろんな機能がある
第3章 知識と経験
  1 学校の知
  学校の勉強よりも世の中での経験?/学校知不要論のそれなりの根拠/学校知=世界の縮図/コメニウスの『世界図絵』/学校知はより広い世界への通路/学校の勉強がつまらない理由
  2 知識と経験
  経験は狭い、人生は短い/知が経験の質を変える/「学び方」自体を学ぶ/「検索」だけでは質の高い情報にたどりつけない/「できる大卒」と「できる高卒」
第4章 善人の道徳と善い世界の道徳
  1 道徳的に生きる、とは?
  道徳教育の功罪/善と悪との争いではない
  2 道徳的社会化の場としての学校
  道徳教育論はなぜ困難なのか/「先生の話をちゃんと聞く」だって道徳的学習になってしまう/「善き世界の倫理」の欠落/「社会を変える」という視点の弱さ
  3 知識は道徳を広げる
  「善き世界の倫理」のための知識/「信頼できる議論」を見分ける/共感や想像力のための知識
  4 「きしむ車輪は油を差してもらえる」
  周囲に流されない強さを
第5章 平等と貞越
  原理上の対立
  1 公教育の中の平等と卓越
  日本国憲法第二十六条/教育は卓越を追求する/経済からの要求による教育の分化・序列化/教育効率という論理からの分化・序列化
  2 みんなにとって有益な教育
  学校教育は単なる競争の場なのか/人的資本を高めることは社会全体にとって有益/みんなが政治的教養・文化的教養を持つと、いいことがある/すべての子どもに質の高い教育を
  3 家庭環境と教育機会の不平等
  家庭環境はどれくらい影響するか/「個別最適化した学び」論
第6章 人間とAI
  AIによる社会の変化は、今の子どもたちの人生を直撃する/AIが影響を与える分野/技術革新は教育方法・内容を変える/経済の二極化か、万人の豊かさの実現か/政治への影響/文化への影響/AIと幸せに共生するために/未来に向けた学校教育の役割/公共的議論を高めるための教育/もしもうまくいった場合の学校教育の危機/教育学の役割の見直し
第7章 身の回りの世界とグローバルな世界
  1 広い世界に出て行くために
  家族と友人だけの世界は狭い/学校は「長い廊下」
  2 <自分探し>と学校
  アイデンティティを宙吊りにする学校/子どもを「未熟」扱いする学校/仮のアイデンティティ/<自分探し>のコツ
  3 世界は人間の努力で前よりもよくなっている
  一番広い世界/悲観主義と理想主義/貧困の減少、奴隷制の消滅/核戦争の脅威/地球温暖化問題/若い世代に期待する