広田 照幸/著 -- 筑摩書房 -- 2022.5 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 書庫 青少年図書 /370.0/5051/2022 7115502247 Digital BookShelf
2022/07/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-480-68428-8
ISBN13桁 978-4-480-68428-8
タイトル 学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか
タイトルカナ ガッコウ ワ ナゼ タイクツ デ ナゼ タイセツ ナノカ
著者名 広田 照幸 /著
著者名典拠番号

110002308690000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2022.5
ページ数 239p
大きさ 18cm
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名のルビ等 チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号 401
シリーズ番号読み 401
価格 ¥860
内容紹介 学校は本質的に退屈であるにもかかわらず、学校や教育は世界を広げてくれる-。教育の目的から、学校の役割、道徳教育やAI社会まで、学校教育を広い視野と多様な角度からとらえなおす。
学習件名 教育,学校
学習件名カナ キョウイク,ガッコウ
一般件名 教育 , 学校
一般件名カナ キョウイク,ガッコウ
一般件名典拠番号

510661700000000 , 510587800000000

分類:都立NDC10版 370
書評掲載紙 朝日新聞  2022/06/11  2263 
資料情報1 『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』(ちくまプリマー新書 401) 広田 照幸/著  筑摩書房 2022.5(所蔵館:多摩  請求記号:/370.0/5051/2022  資料コード:7115502247)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153995597

目次 閉じる

はじめに
この本を読んでもらいたい人/「AとB」で議論してみる
第1章 教育と社会化
  教育はなぜ失敗するのか
  1 教育とは何か
  教育の定義/教える側の意図/教育の不確実性
  2 教育と学習・社会化
  人は生きているとさまざまなことを学ぶ/学校以外でも学ぶ
  3 多様な社会化エージェント
  学校は不要か?/学校教育の影響力を高めたい! という試み/やり過ぎもある/仲間集団がもたらすもの/情報センターとしての仲間集団/いじめ
第2章 学校の目的と機能
  1 学校の目的
  目的と機能とを区別する/教育基本法の中の「教育の目的」/学校教育法における「高校教育の目標」/高い理想を掲げる意義
  2 学校の機能
  社会化機能/選抜・配分機能/過度の画一化-社会化機能の暴走/「まずいこと」を学んでしまう/テストが目的になる本末転倒/学校には他にもいろんな機能がある
第3章 知識と経験
  1 学校の知
  学校の勉強よりも世の中での経験?/学校知不要論のそれなりの根拠/学校知=世界の縮図/コメニウスの『世界図絵』/学校知はより広い世界への通路/学校の勉強がつまらない理由
  2 知識と経験
  経験は狭い、人生は短い/知が経験の質を変える/「学び方」自体を学ぶ/「検索」だけでは質の高い情報にたどりつけない/「できる大卒」と「できる高卒」
第4章 善人の道徳と善い世界の道徳
  1 道徳的に生きる、とは?
  道徳教育の功罪/善と悪との争いではない
  2 道徳的社会化の場としての学校
  道徳教育論はなぜ困難なのか/「先生の話をちゃんと聞く」だって道徳的学習になってしまう/「善き世界の倫理」の欠落/「社会を変える」という視点の弱さ
  3 知識は道徳を広げる
  「善き世界の倫理」のための知識/「信頼できる議論」を見分ける/共感や想像力のための知識
  4 「きしむ車輪は油を差してもらえる」
  周囲に流されない強さを
第5章 平等と貞越
  原理上の対立
  1 公教育の中の平等と卓越
  日本国憲法第二十六条/教育は卓越を追求する/経済からの要求による教育の分化・序列化/教育効率という論理からの分化・序列化
  2 みんなにとって有益な教育
  学校教育は単なる競争の場なのか/人的資本を高めることは社会全体にとって有益/みんなが政治的教養・文化的教養を持つと、いいことがある/すべての子どもに質の高い教育を
  3 家庭環境と教育機会の不平等
  家庭環境はどれくらい影響するか/「個別最適化した学び」論
第6章 人間とAI
  AIによる社会の変化は、今の子どもたちの人生を直撃する/AIが影響を与える分野/技術革新は教育方法・内容を変える/経済の二極化か、万人の豊かさの実現か/政治への影響/文化への影響/AIと幸せに共生するために/未来に向けた学校教育の役割/公共的議論を高めるための教育/もしもうまくいった場合の学校教育の危機/教育学の役割の見直し
第7章 身の回りの世界とグローバルな世界
  1 広い世界に出て行くために
  家族と友人だけの世界は狭い/学校は「長い廊下」
  2 <自分探し>と学校
  アイデンティティを宙吊りにする学校/子どもを「未熟」扱いする学校/仮のアイデンティティ/<自分探し>のコツ
  3 世界は人間の努力で前よりもよくなっている
  一番広い世界/悲観主義と理想主義/貧困の減少、奴隷制の消滅/核戦争の脅威/地球温暖化問題/若い世代に期待する