藤田 尚志/著 -- 勁草書房 -- 2022.5 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /135.4/5062/2022 7115573552 配架図 Digital BookShelf
2022/06/28 可能 利用可   0

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ISBN 4-326-10300-3
ISBN13桁 978-4-326-10300-3
タイトル ベルクソン反時代的哲学
タイトルカナ ベルクソン ハンジダイテキ テツガク
著者名 藤田 尚志 /著
著者名典拠番号

110004686860000

出版地 東京
出版者 勁草書房
出版者カナ ケイソウ ショボウ
出版年 2022.5
ページ数 10, 590, 29p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 概念とイメージの緊張関係を精緻に読み解き、ベルクソンを反時代的哲学として読み返す。最新の研究成果を踏まえつつ、「持続」「純粋記憶」等の鍵概念の理解には、「リズム」や「場所」のイメージの精確な把握が不可欠と説く。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p9~29
個人件名 Bergson, Henri, 1859-1941-entity-00433033
個人件名カナ ベルクソン アンリ
個人件名原綴 Bergson,Henri
個人件名典拠番号 120000022570000
分類:都立NDC10版 135.4
資料情報1 『ベルクソン反時代的哲学』 藤田 尚志/著  勁草書房 2022.5(所蔵館:中央  請求記号:/135.4/5062/2022  資料コード:7115573552)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154011885

目次 閉じる

序論 言葉の暴力
  §1 功利性と効力
  §2 生命(vie)・生き長らえ(survie)・超-生(sur‐vie)
  §3 哲学と科学、良識と常識
  §4 メジャーな概念とマイナーな論理
  §5 言葉のふるう暴力
  §6 言語にふるわれる暴力
  §7 「見かけに騙されないようにしよう」
  §8 言語の速度学
  §9 否定的転義学
第Ⅰ部 測りえぬものを測る
  §14 計測から遠く離れて(第Ⅰ部の構成)
第1章 計測のリズムを刻む
  §15 「心理的諸状態」の類型論(『試論』第一章の構造)
  §16 呼びかけⅠ
  §17 催眠的リズム(美的感情の分析2)
  §18 強度と深度(美的感情の分析3)
  §19 ベルクソンの手Ⅰ
  §20 中間状態の分析における「注意attention」と「緊張tension」
  §21 自由の始まりとしての感覚
  §22 「音楽の表現力、というよりむしろその暗示力」
  §23 多様性と有機組織化のあいだにある強度
第2章 リズム数論(arythmologie)
  §24 数の問い
  §25 場所学Ⅰ
  §26 メロディーからリズムへ
  §27 数(arithmos)とリズム(rhuthmos)
  §28 リズム計測Ⅰ
  §29 内在的感性論のほうへ
第3章 自由の度合い
  §30 決定論批判
  §31 自由はいかにそのリズムを刻むのか(ベルクソンとハイデガー)
  §32 催眠、自我の測深
  §33 記憶の問題系へ
  §34 数に関する思考の未来
第Ⅱ部 場所なきものに場所を与える
  §35 存在論的、憑在論的(第Ⅱ部の構成)
  §36 ベルクソンとカント
  §37 ベルクソンによるコペルニクス的転回
第1章 『アリストテレスの場所論』に場所を与える
  §38 場所と空間
  §39 『アリストテレスの場所論』から『物質と記憶』へ
第2章 知覚の位置
  §40 ファイネスタイの論理としての現象学
  §41 ベルクソンの手Ⅱ
  §42 二つの身体の理論
  §43 実在的なもののしるし、あるいは『知覚の現象学』における幻影肢
  §44 situsの論理
  §45 リズム計測Ⅱ
第3章 唯心論と心霊論
  §46 亡霊を尊重すること、あるいは経験の転回点
  §47 催眠とベルクソンの記憶理論
  §48 テレパシーと共感
  §49 収束する(converger)
  §50 転換させる(convertir)
第4章 記憶の場所
  §51 Spacing Imagination
  §52 運動図式
  §53 図式機能の問い
  §54 崇高と走馬灯
  §55 場所学Ⅱ
  §56 呼びかけⅡ
  §57 もう一つの「生の注意」としての膨張
  §58 もう一つの「スペクトル分析」のほうへ
第Ⅲ部 方向づけえぬものを方向づける
  §59 目的論と生気論、危険な関係?(第Ⅲ部の構成)
第1章 ベルクソンと目的論の問題
  §60 目的論の亡霊
  §61 場所学Ⅲ
  §62 リズム計測Ⅲ
  §63 ベルクソン的目的論の四つの根本特徴
  §64 急進的な目的論への「否」
  §65 内的合目的性への「否」
  §66 伝統的な生気論への「否」
  §67 二つの生気論
  §68 来たるべき承認のための闘争
第2章 「生物の丹精=産業(industrie)」について、あるいはベルクソン的器官学
  §69 『創造的進化』の撒種
  §70 ベルクソンの生気論は(非)有機的である
  §71 ベルクソンの生気論は非個体的である
  §72 ベルクソンの(非)有機的生気論は一つの器官学である
  §73 ミダス王の手
  §74 知性と産業
  §75 人間の努力、人間という努力
  §76 「可塑的な溝」
  §77 来たるべき生気論
第3章 ベルクソンの手Ⅲ:(非)有機的生気論
  §78 いかなる生気論か?ベルクソンにおける手の範例性
  §79 人間の手
  §80 哲学者の手1 鉄のやすり屑を貫く手
  §81 哲学者の手2 抹消線を引く手
  §82 呼びかけⅢ
  §83 (非)有機的生気論の歴史に向けて
第Ⅳ部 呼びかけえぬものに呼びかける
  §84 テクストの聴診(方法論的考察)
  §85 行動の論理の探究としての『二源泉』
  §86 『二源泉』に固有のアポリア
  §87 声・火・道・息のイメージ
第1章 声の射程
  §88 呼びかけⅣ
  §89 静的行動における人格性
  §90 生命の移調
第2章 火の領分
  §91 二つの根本気分
  §92 人類の彼方へ向かう人類愛
  §93 人格性・表象・伝播との関係における情動
  §94 熱狂とは何か
  §95 場所学Ⅳ
第3章 道の途中
  §96 『二源泉』における「道」のイメージ
  §97 情動の政治学
  §98 <道>の哲学小史
  §99 デカルトの道、ベルクソンの道
  §100 交会法と神秘家の旅
  §101 疎通の論理と拡張された道
  §102 リズム計測Ⅳ
  §103 「二重狂乱」と前進
  §104 計算しえぬものを計算する
第4章 ベルクソンの身体概念
  §105 「結びの考察」の意味=方向(sens)
  §106 「二つの身体」論・再論
  §107 視覚に対する触覚優位の顚倒
  §108 ベルクソンの手Ⅳ
  §109 もう一つのフランス・スピリチュアリスムのほうへ
結論 明日の前に
  §110 辺獄のベルクソン
  §111 反時代的哲学とは何か
  §112 スピリチュアリスムは新たな生を開始する