谷口 眞子/著 -- 吉川弘文館 -- 2022.8 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /156.0/5070/2022 7115766020 配架図 Digital BookShelf
2022/08/23 可能 利用可   0

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ISBN 4-642-04351-9
ISBN13桁 978-4-642-04351-9
タイトル 葉隠<武士道>の史的研究
タイトルカナ ハガクレ ブシドウ ノ シテキ ケンキュウ
著者名 谷口 眞子 /著
著者名典拠番号

110004416410000

出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2022.8
ページ数 7, 425, 24p
大きさ 22cm
価格 ¥12000
内容紹介 山本常朝と田代陣基が編纂した武士道論「葉隠」。「葉隠」武士道300年の歴史に迫り、現代人の「日本」「武士道」の認識枠組みが、過去の記録・記憶・歴史意識の絶えざる読み替えの結果であることを示す。
書誌・年譜・年表 「葉隠」に関する書籍リスト 萓田寛也作成:巻末p9~24
個人件名 山本, 常朝, 1659-1719-entity-00272563
個人件名カナ ヤマモト, ツネトモ
個人件名 山本 常朝
個人件名カナ ヤマモト ツネトモ
個人件名典拠番号 110001053030000
一般件名 葉隠-ndlna-00627757
一般件名 葉隠
一般件名カナ ハガクレ
一般件名典拠番号

530282100000000

分類:都立NDC10版 156
資料情報1 『葉隠<武士道>の史的研究』 谷口 眞子/著  吉川弘文館 2022.8(所蔵館:中央  請求記号:/156.0/5070/2022  資料コード:7115766020)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154046953

目次 閉じる

序論 創られた葉隠像の解体に向けて
  はじめに
  一 葉隠の研究史と問題点
  二 本書における葉隠の研究方法
第一部 葉隠成立の軌跡と山本常朝の奉公観
第一章 山本常朝の略歴と葉隠の奉公観
  一 山本常朝の略歴
  二 葉隠成立以前の常朝の奉公観
  三 葉隠の構成と常朝の奉公観
  四 御側仕えの奉公人道
第二章 山本常朝の古今伝授奉公
  はじめに
  一 『古今和歌集』の伝授と歌壇における御所伝授の位置
  二 鍋島光茂による和歌の学び
  三 山本常朝の古今伝授奉公
  四 出家後の常朝・鍋島家・中院家の交流
  おわりに
第三章 歴代藩主へ提出した常朝の意見・異見・諫言
  はじめに
  一 綱茂への先祖の語り
  二 吉茂への「常朝聞書」上申と直茂百回忌
  三 吉茂の養嗣子宗茂への諫言
  四 宗茂が受け継いだ常朝からの教訓
  五 諫言に関する田代陣基への忠告
  おわりに
第四章 葉隠成立と鍋島直茂百回忌
  はじめに
  一 直茂百回忌における山本家・中野家からの帰参願
  二 系図からみえる山本家・中野家の危機
  三 常朝による中野清明の奉公書上
  四 「清明年譜」にみる鍋島直茂と中野清明の主従関係
  おわりに
第二部 読み替えられていく葉隠
第一章 明治~昭和初期の葉隠抄本・全集本の刊行
  一 葉隠の会読と「葉隠聞書校補」の編纂
  二 日露戦争と『武士道叢書』「現代大家武士道叢論」にみる武士道論
  三 葉隠抄録版の刊行
  四 『鍋島論語葉隠全集』の刊行
第二章 一九三〇年代の佐賀における葉隠の顕彰と学校教育
  一 肥前史談会と葉隠研究会の設立
  二 満洲事変・第一次上海事変における佐賀出身軍人の活躍と葉隠の愛読章句
  三 葉隠関係者の顕彰
  四 栗原荒野の研究
  五 佐賀における学校関係者の葉隠教育と実践
第三章 一九三〇年代の日本における葉隠の普及過程
  はじめに
  一 「爆弾三勇士」に対する社会の反応と識者の考え方
  二 葉隠精神の体現者と目された佐賀の軍人たち
  三 葉隠の全国的普及
  四 葉隠の読み替え
  おわりに
第四章 日本精神としての葉隠
  はじめに
  一 「軍人勅諭」の不徹底と戦陣訓の発布
  二 昭和一五~一六年における葉隠関連書の刊行
  三 真珠湾攻撃における特別攻撃隊と広尾大尉顕彰
  四 日本精神としての葉隠
  五 皇国形成に寄与した葉隠という言説
結論 テクストとしての葉隠と書物としての『葉隠』
  一 山本常朝の奉公からみえる葉隠の言説空間
  二 江戸時代の武士像再考
  三 書物としての『葉隠』と意味生成のメカニズム
  四 葉隠と日本主義・日本精神