鈴木 貴宇/著 -- 青弓社 -- 2022.8 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /361.8/5769/2022 7116085345 配架図 Digital BookShelf
2022/12/09 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-7872-3509-1
ISBN13桁 978-4-7872-3509-1
タイトル <サラリーマン>の文化史
タイトルカナ サラリーマン ノ ブンカシ
タイトル関連情報 あるいは「家族」と「安定」の近現代史
タイトル関連情報読み アルイワ カゾク ト アンテイ ノ キンゲンダイシ
著者名 鈴木 貴宇 /著
著者名典拠番号

110005035720000

出版地 東京
出版者 青弓社
出版者カナ セイキュウシャ
出版年 2022.8
ページ数 471p
大きさ 21cm
価格 ¥4000
内容紹介 マスとしてだけ語られがちなサラリーマン。1910~60年代を対象に、彼らの心情が反映された文学作品などを取り上げ、その背後にある社会状況を読解。「安定と平凡な家庭生活」の代償に働き続けた彼らの表情を描出する。
書誌・年譜・年表 文献:p447~464
一般件名 サラリーマン-日本-歴史-ndlsh-032387915
一般件名 サラリーマン-歴史 , 日本文学-歴史-近代
一般件名カナ サラリーマン-レキシ,ニホン ブンガク-レキシ-キンダイ
一般件名典拠番号

510161010010000 , 510401810290000

分類:都立NDC10版 361.84
書評掲載紙 朝日新聞  2022/10/29  2282 
資料情報1 『<サラリーマン>の文化史 あるいは「家族」と「安定」の近現代史』 鈴木 貴宇/著  青弓社 2022.8(所蔵館:中央  請求記号:/361.8/5769/2022  資料コード:7116085345)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154058683

目次 閉じる

序章 <サラリーマン>をめぐる言説
  1 問題の設定と本書の構成
  2 これまでの「サラリーマン」論
  3 サラリーマン表象からみる日本社会
  4 「文化史」というアプローチの必要性とその意義
第1章 <サラリーマン>前史としての一八七〇年代から一九一〇年代
  1 没落士族と官吏たちのプライド
  2 立身出世主義と「スウィート・ホーム」
  3 煩悶青年と「会社員」の出現
第2章 ベル・エポックあるいは小市民のユートピア
  1 第一次世界大戦と日本資本主義の発達
  2 「洋服細民」たちのプライドと孤立
  3 夫婦であることの困難
第3章 蒼白きインテリたち
  1 関東大震災と加速するモダニズム
  2 サラリーマンとモダンガールの恋
  3 青空と自殺
第4章 戦後民主主義の恋愛
  1 廃墟と占領下の風景
  2 「忘却」の記憶
  3 「三等重役、バンザイ!」
第5章 家庭と組合のはざまで
  1 「家庭」からの逃亡、あるいは「個」への志向
  2 「ひろば」に集まる銀行員たち
  3 ホワイトカラーは青空を謳う
終章 漂泊への決別、あるいは「平凡なサラリーマン」として生きることの覚悟
  1 江分利満氏の論じにくさ
  2 江分利満のプロフィール
  3 「オヤコサンニン」のマイホーム
  4 「バイア・コン・ディオス」とともに去ったもの
  5 さよなら、<サラリーマン>