竹内 真澄/著 -- 御茶の水書房 -- 2022.8 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /133.0/5100/2022 7116099529 配架図 Digital BookShelf
2023/01/31 可能 利用可   0

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ISBN 4-275-02164-9
ISBN13桁 978-4-275-02164-9
タイトル 近代社会と個人
タイトルカナ キンダイ シャカイ ト コジン
タイトル関連情報 <私人>を超えて
タイトル関連情報読み シジン オ コエテ
著者名 竹内 真澄 /著
著者名典拠番号

110002902040000

出版地 東京
出版者 御茶の水書房
出版者カナ オチャノミズ ショボウ
出版年 2022.8
ページ数 18, 404, 5p
大きさ 23cm
価格 ¥6800
内容紹介 通常、個人は、近代の産物とされるが、個人の起源を探っていくと、<私人>という概念に出会う。西洋社会思想史を、個体と<私人>の対立と闘争の過程として再読する。
書誌・年譜・年表 文献:p399~404
一般件名 社会思想-ヨーロッパ-歴史-近代-ndlsh-00979375
一般件名 哲学-歴史-近代 , 個人主義
一般件名カナ テツガク-レキシ-キンダイ,コジン シュギ
一般件名典拠番号

511193610100000 , 510735600000000

分類:都立NDC10版 133
資料情報1 『近代社会と個人 <私人>を超えて』 竹内 真澄/著  御茶の水書房 2022.8(所蔵館:中央  請求記号:/133.0/5100/2022  資料コード:7116099529)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154064613

目次 閉じる

第1章 ホッブズ<私人>の発見
  はじめに
  1.ホッブズ登場に至る前史
  2.『リヴァイアサン』(1651)における全体/部分から私/公への転回
  3.潜在的な<私人>概念の掘りおこし
  4.近代社会成立史論の原型
  5.<私人>-投票-代表
  6.<私人>の同盟と巨大化
  7.自由民主主義の意義と限界
  おわりに
第2章 ロック<私人>概念の展開
  はじめに
  1.ホッブズからロックへの<私人>概念の発展
  2.ロックの<私人>概念と資本関係
  3.アメリカ植民地化の理論的合理化
  おわりに
第3章 ルソー反<私人>的社会契約論
  はじめに
  1.自由と平等の布置状況
  2.社会契約論の理論構成
  3.未開人と下層民による革命
  4.ルソー的社会契約論とは何か
  5.自由の強制という問題
  6.反<私人>型の人民主権論の力
  おわりに
第4章 スミス<私人>概念の完成
  はじめに
  1.『道徳感情論』における<私人>概念
  2.道徳感情による国際的秩序形成
  3.『国富論』における<私人>概念
  4.<私人>の完成形としての<民間人>
  5.<民間人>と軍人の相互依存関係
  おわりに
第5章 カント市民社会論の私法的構成
  はじめに
  1.カントを読む視座について-相対的過剰人口からの解読
  2.道徳律的な自由の幻想
  3.カントの「私法社会」論の構造
  4.カントの家族法論の構造
  5.啓蒙主義と家父長制
  6.道徳と所有権のジレンマ
  7.カントの「反動性」はどこに由来するか
  8.カントの<相対的過剰人口論>
第6章 ヘーゲル<私人>論の転換
  はじめに
  1.イエナ期の哲学
  2.『イエナ精神哲学』(1803-06)の到達点
  3.『精神現象学』の構成から見た個体概念
  4.自己意識と「承認をめぐる闘争」
  5.ポスト奴隷制と理性の発展
  6.精神の段階
  7.ヘーゲルにおける個体das Individuumと個別者der Einzelne
  8.「論理学」と社会哲学の種差
第7章 マルクス<私人>の終焉
  はじめに
  1.個別者Einzelneをめぐって
  2.価値形態論
  3.資本論草稿のM・ニコラウス英訳版の問題
  4.協業における個別者の問題構成
  5.「直接的生産過程の諸結果」について
  6.個体的所有の再建
  おわりに
第8章 ハイエク<私人>の復権
  はじめに
  1.ハイエクのファシズム論
  2.『隷属への道』の歴史認識
  3.自由の定義
  4.自由社会の擁護
  5.福祉国家における自由
  6.被雇用者社会と自由社会の葛藤
  7.ハイエクにおける<私人>の復権
  8.国際秩序論
第9章 <私人>の現在
  はじめに
  1.資本主義的国家の本質と相互関係
  2.自由放任から国家介入的資本主義への転換における国家
  3.国家介入的資本主義から新自由主義への転換における国家
  4.二正面的社会運動の台頭
  5.国家論の理論的問題
  6.福祉国家連合・世界共和国・世界政府
終章 近代の<私人>的構成を超えて