山本 崇記/著 -- 日本評論社 -- 2022.10 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /361.8/5765/2022 7115954933 配架図 Digital BookShelf
2022/10/25 可能 利用可   0

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ISBN 4-535-58777-9
ISBN13桁 978-4-535-58777-9
タイトル 差別研究の現代的展開
タイトルカナ サベツ ケンキュウ ノ ゲンダイテキ テンカイ
タイトル関連情報 理論・規制・回復をめぐる社会学
タイトル関連情報読み リロン キセイ カイフク オ メグル シャカイガク
著者名 山本 崇記 /著
著者名典拠番号

110005454940000

並列タイトル Contemporary Developments in Discrimination Studies
出版地 東京
出版者 日本評論社
出版者カナ ニホン ヒョウロンシャ
出版年 2022.10
ページ数 20, 270p
大きさ 22cm
シリーズ名 静岡大学人文社会科学部研究叢書
シリーズ名のルビ等 シズオカ ダイガク ジンブン シャカイ カガクブ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 No.80
シリーズ番号読み 80
価格 ¥5800
内容紹介 社会学から、隣接領域(法学等)と国際的な対話を意識し、現代の差別のメカニズムを明らかにする。理論的且つ歴史的な検討と、規制・予防・被害回復といった実践的な検討の二部で構成。
書誌・年譜・年表 文献:p257~266
一般件名 社会的差別
一般件名カナ シャカイテキ サベツ
一般件名典拠番号

510409700000000

分類:都立NDC10版 361.8
資料情報1 『差別研究の現代的展開 理論・規制・回復をめぐる社会学』(静岡大学人文社会科学部研究叢書 No.80) 山本 崇記/著  日本評論社 2022.10(所蔵館:中央  請求記号:/361.8/5765/2022  資料コード:7115954933)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154073570

目次 閉じる

序章 差別をめぐる論点
  1.現代差別の地平
  2.差別の日常性と処方箋
  3.差別の実体と関係
  4.カテゴリーの歴史性と可塑性
  5.「複合差別」論の意味
  6.属地・属人の位置
  7.コミュニティという方法
第1部 理論的検討
第1章 差別概念の検討
  1.社会学における差別論の課題
  2.人種差別と異質性嫌悪
  3.差別の社会理論
  4.差別の包括的な議論に向けて
  5.差別の構造的把握
第2章 差別をめぐるディスコース史
  1.社会運動を論じなくなった差別論の系譜
  2.差別と社会運動の関係
  3.差別を捉える視点の変容
  4.差別論の現代化に向けて
第3章 複合差別に抗う別様な共同性
  1.反差別の共同性
  2.切断の思想
  3.50年目の復刻
  4.天よ、我に仕事を与えよ?
  5.別様な共同性とは何か
第4章 差別者と被差別者の関係性と対話史
  1.「複合差別」と「当事者性」
  2.「同和はこわい考」をめぐる問い
  3.「戦争責任」論争をめぐる問い
  4.マジョリティとマイノリティの関係性の行方
第5章 差別論の比較社会学
  1.各領域から差別研究の課題を照射する
  2.歴史学における検討
  3.民俗学における検討
  4.人類学における検討
  5.心理学における検討
  6.哲学における検討
  7.社会学の課題を照射する
第6章 コロナ禍における差別論
  1.差別の平等な分配?
  2.偏見と差別の違いから見えるもの
  3.差別から差別主義へ
  4.感染症差別の教訓
  5.差別する「私」を剔抉する
  6.差別論の更新に向けて
第2部 実践的検討
第7章 差別の規制と法制度の対応
  1.部落差別解消推進法の成立
  2.部落差別の規制を目的とした法制度の変遷
  3.部落差別の特質
  4.近年の部落差別事象と法的対応
  5.部落差別に対する規制の新局面
第8章 差別解消とソーシャルワーク
  1.時代遅れの隣保館?
  2.隣保館への視点
  3.隣保館の位置づけ
  4.同和問題化する隣保館
  5.同和行政のなかでの位置づけの変化
  6.「隣保館設置運営要綱」に基づく事業
  7.厚生労働省の「期待」
  8.全国的な状況
  9.地域的展開
第9章 差別被害と回復の方途
  1.繰り返されるヘイトクライムと放置される被害
  2.「日常」の回復不可能性
  3.共生関係の破壊
  4.マイノリティ集住地域の困難性
  5.被害回復への不均等な負担
  6.ボランタリー・サポートの実践
  7.10年目の傷跡
  8.差別被害からの回復と救済の方途
終章 反差別と共同性
  1.「両側から超える」は時代遅れか?
  2.「運動の論理」とは何か
  3.社会運動活性化のなかでの新たな架橋
  4.カウンター以前と以後の集団性
  5.京都事件裁判支援の集団性
  6.地域社会の保守性の内実
  7.集団性から対抗的共同性へ