辻 勉/編著 -- 東京化学同人 -- 2022.11 -- 第5版

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中央 1F医療 一般図書 /491.8/5038/2022 7116088946 配架図 Digital BookShelf
2022/12/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-8079-2033-4
ISBN13桁 978-4-8079-2033-4
タイトル 免疫学の基礎
タイトルカナ メンエキガク ノ キソ
著者名 辻 勉 /編著, 入村 達郎 /監修, 築地 信 /著, 永井 重徳 /著, 永田 喜三郎 /著, 東 伸昭 /著, 渡辺 恵史 /著
著者名典拠番号

110003273710000 , 110002293650000 , 110007238540000 , 110008085240000 , 110008085270000 , 110008085290000 , 110008085310000

版表示 第5版
出版地 東京
出版者 東京化学同人
出版者カナ トウキョウ カガク ドウジン
出版年 2022.11
ページ数 8, 198p
大きさ 26cm
価格 ¥3200
内容紹介 免疫を担うさまざまな細胞群、抗体の構造と種類、アレルギー、自己免疫など、発展を続ける免疫学の、最も本質的な基礎を図表を用いてわかりやすく解説する。発展的な内容や応用的な側面について紹介するコラムも掲載。
書誌・年譜・年表 文献:p191~192
一般件名 免疫学-ndlsh-00567585
一般件名 免疫学
一般件名カナ メンエキガク
一般件名典拠番号

511417600000000

分類:都立NDC10版 491.8
資料情報1 『免疫学の基礎』第5版 辻 勉/編著, 入村 達郎/監修 , 築地 信/著 東京化学同人 2022.11(所蔵館:中央  請求記号:/491.8/5038/2022  資料コード:7116088946)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154092612

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1章 免疫学のあらまし
  1・1 免疫学の流れ
  1・2 免疫系は自己と非自己を識別する
  1・3 免疫系は二重の防衛システムで構成される
  1・4 免疫系は敵を記憶する
  1・5 免疫を担う細胞は白血球とその仲間である
  1・6 免疫系の二つのタイプ:体液性免疫と細胞性免疫
  1・7 抗原は特定のリンパ球クローンを選択的に増殖・分化させる
  1・8 適度な強さの免疫応答が大切である
2章 免疫を担うさまざまな細胞群
  2・1 免疫機能を担う白血球とその仲間たち
  2・2 防衛軍の最前線を守る好中球
  2・3 マクロファージと樹状細胞
  2・4 リンパ球はT細胞とB細胞に分けられる
  2・5 ナチュラルキラー細胞による細胞傷害
  2・6 アレルギーに関わるマスト細胞と好塩基球
  2・7 免疫系の組織と器官
3章 食細胞による異物の排除:自然免疫から獲得免疫への橋渡し
  3・1 食作用による異物排除
  3・2 活性酸素や一酸化窒素による殺菌
  3・3 病原微生物の特徴的な構造パターンを認識する受容体
  3・4 Toll様受容体からの細胞内へのシグナル
  3・5 好中球は血管外に遊走し感染局所へ集積する
  3・6 細胞接着分子
4章 抗体の働き:抗原に結合する多機能タンパク質
  4・1 抗体とは何をするタンパク質か
  4・2 免疫で得られる抗体は多様な抗体分子の集団である
  4・3 抗体は多様性のある構造部分と均一な構造部分から成る
  4・4 抗体は抗原のエピトープを認識して特異的に結合する
  4・5 抗体の多彩な機能
5章 抗体の構造と種類:多様な機能を支えるタンパク質の構造
  5・1 タンパク質としての抗体
  5・2 抗体は三つの構造部分からつくられている
  5・3 抗体の構造はさらにドメインとよばれる単位に分けられる
  5・4 抗原結合部位を形成するドメイン
  5・5 エフェクター作用を担うドメイン
  5・6 抗体のクラスとエフェクター作用
6章 抗体を得る方法:アジュバント,ワクチン,モノクローナル抗体
  6・1 実験動物で抗体をつくる
  6・2 アジュバントは抗体産生を増強する
  6・3 ワクチンは感染症の予防に貢献してきた
  6・4 ポリクローナル抗体とモノクローナル抗体
  6・5 モノクローナル抗体の作製法(細胞融合法と単一細胞分離法)
7章 抗体の生合成:多様な抗体を生み出す遺伝子
  7・1 抗体をつくるのはB細胞である
  7・2 抗体の遺伝子は多数の遺伝子断片から成る
  7・3 B細胞の分化の過程で抗体の遺伝子の組換えが起こる
  7・4 抗原刺激によってB細胞は膜結合型IgMの代わりに分泌型抗体を産生する
8章 補体系の働き:抗体に協力する血液タンパク質
  8・1 補体系とは
  8・2 古典経路による補体活性化
  8・3 第二経路による補体活性化
  8・4 レクチン経路による補体活性化
  8・5 補体活性化の過程で生物活性をもつフラグメント(断片)が生成する
9章 抗体と抗原の結合反応:検査試薬としての応用
  9・1 抗原抗体反応の特徴
  9・2 凝集反応と沈降反応
  9・3 抗体は抗原の構造のわずかな相違を識別する
  9・4 検査用試薬としての抗体の利用
  9・5 ウェスタンプロット法
  9・6 フローサイトメトリー
10章 抗体産生におけるT細胞とB細胞の相互作用
  10・1 抗体産生にはT細胞が必要である
  10・2 ヘルパーT細胞の働き
  10・3 T細胞レセプター(TCR)
  10・4 ヘルパーT細胞因子
  10・5 さまざまなヘルパーT細胞集団
11章 抗体産生とマクロファージ・樹状細胞
  11・1 抗体産生への粘着細胞の関与
  11・2 マクロファージはT細胞活性化に必要である
  11・3 マクロファージから放出される可溶性因子:インターロイキン1
  11・4 マクロファージによる抗原提示
  11・5 組識適合抗原
  11・6 MHCクラスⅡの抗原提示での役割
12章 免疫担当細胞間のネットワークとサイトカイン
  12・1 サイトカインとは
  12・2 サイトカインの特徴
  12・3 サイトカインは免疫系を調節する:ヘルパーT細胞因子
  12・4 サイトカインは炎症をひき起こす:炎症性サイトカイン
  12・5 サイトカインは細胞の運動性を高める:ケモカイン
  12・6 サイトカインは免疫細胞を産み出す:コロニー刺激因子
  12・7 サイトカインはウイルスを排除する:インターフェロン
  12・8 サイトカイン受容体
13章 細胞性免疫の機構(Ⅰ):キラーT細胞の働き
  13・1 細胞性免疫とは
  13・2 アロ抗原特異的キラーT細胞
  13・3 主要組織適合抗原系(MHC)に拘束されたキラーT細胞
  13・4 キラーT細胞による細胞傷害性
14章 細胞性免疫の機構(Ⅱ):細胞内寄生菌との闘い
  14・1 ヘルパーT細胞とマクロファージが関わる細胞性免疫
  14・2 ヘルパーT細胞による食細胞の活性化
  14・3 肉芽腫の形成
  14・4 敗血症と全身性炎症反応症候詳
15章 アレルギー:免疫による身体の傷害
  15・1 アレルギーとは
  15・2 アレルギーの分類
  15・3 Ⅰ型アレルギー反応
  15・4 Ⅱ型アレルギー反応
  15・5 Ⅲ型アレルギー反応
  15・6 Ⅳ型アレルギー反応
16章 自己免疫:自己が自己を攻撃する病気
  16・1 自己成分への免疫寛容
  16・2 自己免疫疾患とは
  16・3 自己免疫疾患の発症機構
  16・4 自己抗体による傷害機序
17章 移植と拒絶反応:自己と非自己を区別する主要組織適合抗原
  17・1 移植に伴う拒絶反応とは
  17・2 拒絶反応を支配する組織適合抗原
  17・3 主要組織適合抗原をコードする遺伝子
  17・4 クラスⅠおよびクラスⅡ抗原(分子)の構造
  17・5 クラスⅠおよびクラスⅡ分子の機能
18章 免疫不全症とエイズ:免疫系の障書による重篤な病気
  18・1 免疫不全とは
  18・2 先天性免疫不全症
  18・3 後天性免疫不全症
  18・4 エイズ
19章 がんと免疫
  19・1 がんの排除に免疫は有効か
  19・2 がんに特異的な抗原があるか
  19・3 がんを攻撃する細胞群
  19・4 がんによる免疫系の回避
20章 抗体医薬と免疫療法
  20・1 抗体医薬とは
  20・2 抗体医薬はどのように実現したか
  20・3 次世代抗体医薬
  20・4 抗体医薬により激変した免疫療法