-- 東京大学出版会 -- 2022.11 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /333.8/5484/2 7116104880 配架図 Digital BookShelf
2022/12/09 可能 利用可   0
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ISBN 4-13-034321-3
ISBN13桁 978-4-13-034321-3
タイトル シリーズ「日本の開発協力史を問いなおす」
タイトルカナ シリーズ ニホン ノ カイハツ キョウリョクシ オ トイナオス
巻次 2
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2022.11
ページ数 12, 432p
大きさ 22cm
各巻タイトル 最大ドナー日本の登場とその後
各巻タイトル読み サイダイ ドナー ニホン ノ トウジョウ ト ソノゴ
各巻のタイトル関連情報 政策史2・1990年代以降
各巻のタイトル関連情報読み セイサクシ ニ センキュウヒャクキュウジュウネンダイ イコウ
各巻著者 下村 恭民/著
各巻の著者の典拠番号

110001791260000

タイトルに関する注記 奥付のタイトル:日本の開発協力史を問いなおす
価格 ¥5400
内容紹介 戦後日本の歴史、知、国際実践を開発協力から照らしだす試み。2は、1990年代以降を対象とし、変動する国際社会と国内世論に翻弄されながら、世界最大のドナーとして日本が模索した独自の開発協力の姿に迫る。
書誌・年譜・年表 文献:p377~415
一般件名 経済援助 (日本)-歴史-平成時代-ndlsh-032506984
一般件名 経済協力-歴史 , 日本-対外関係-歴史
一般件名カナ ケイザイ キョウリョク-レキシ,ニホン-タイガイ カンケイ-レキシ
一般件名典拠番号

510698410040000 , 520103812800000

分類:都立NDC10版 333.8
資料情報1 『シリーズ「日本の開発協力史を問いなおす」 2』( 最大ドナー日本の登場とその後)  東京大学出版会 2022.11(所蔵館:中央  請求記号:/333.8/5484/2  資料コード:7116104880)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154092877

目次 閉じる

序章 冷戦後の日本の開発協力を考える視座
  第1節 本書が対象とする「二つの時代」
  第2節 トップドナー時代の開発協力
  第3節 「黄昏の援助大国」の開発協力
  第4節 「ポスト援助」の時代の新しい貢献を模索する
  第5節 政策決定過程の分析枠組
第1部 トップドナー日本の「国際貢献」努力とその後
第1章 「国際貢献」言説の高まりと「ODA大綱」導入
  第1節 「ODA大綱」を生み出した三つの要因
  第2節 なぜ「援助基本法」でなく「大綱」だったのか
  第3節 「大綱」はどのように運用されたのか
  第4節 「ODA大綱」導入の政策決定過程
  第5節 まとめ
第2章 民主化への政策対応
  第1節 冷戦の終結と民主化支援の高まり
  第2節 民主化支援の政策手段
  第3節 民主化支援のODA
  第4節 介入と説得
  第5節 まとめ
第3章 「国際平和協力」と「平和構築」
  第1節 平和に貢献する二つの政策手段
  第2節 日本の国際平和協力の軌跡
  第3節 日本の平和構第活動の軌跡
  第4節 東ティモールの事例
  第5節 アフガニスタンの事例
  第6節 イラクの事例
  第7節 まとめ
第4章 「貧困の主流化」への政策対応
  第1節 独自の「知」を持ちながら禁欲的
  第2節 貧困への取り組みの歴史
  第3節 「貧困の主流化」を生み出した要因
  第4節 日本の政策対応
  第5節 実践レベルでの貧困緩和支援
  第6節 まとめ
第5章 アフリカ支援への取り組み
  第1節 「アフリカ開発会議」の始まりと時代背景
  第2節 TICAD以前の対アフリカ協力
  第3節 TICAD1の政策決定過程
  第4節 アフリカをめぐる環境変化とTICADプロセスの開花
  第5節 TICADプロセスはアフリカに何を提示したのか
  第6節 産業人材育成とカイゼン
  第7節 まとめと展望
第6章 地球環境問題への取り組み
  第1節 「現境ODA大国」日本の二つの季節
  第2節 経験主義的環境協力の強みと限界
  第3節 国際環境言説と日本の環境協力
  第4節 経験主義的アプローチの政策決定過程分析
  第5節 まとめ
第7章 市民参加の潮流への対応
  第1節 NGOと開発協力政策の関わり
  第2節 日本の開発協力政策におけるNGO
  第3節 日本のNGOから見た開発協力政策
  第4節 「ジュビリー2000」
  第5節 対決の中に微かな対話の芽吹き
  第6節 まとめ
第2部 「複眼」の世界を追求した人々
第8章 「キングコング対ゴジラ」の政策含意
  第1節 世界銀行と海外経済協力基金の「金利論争」
  第2節 「構造調整アプローチ」をめぐる世銀と日本
  第3節 起爆剤としての「OECFオケージョナル・ペーパー」
  第4節 世界銀行の『東アジアの奇跡』研究
  第5節 まとめ
第9章 知的支援の記念碑としての「石川プロジェクト」
  第1節 「石川プロジェクト」とは何か
  第2節 「石川プロジェクト」をめぐる「謎」
  第3節 解明の試み
  第4節 1995年のベトナムが「石川プロジェクト」に求めたもの
  第5節 「石川プロジェクト」と『東アジアの奇跡』の政策決定過程分析
  第6節 まとめ
第3部 中国の変容は日本の開発協力に何をもたらしたのか
第10章 中国の潜在力解放に対する協力
  第1節 日中平和友好条約の締結まで
  第2節 本格始動の時代
  第3節 国際規範と中国の政治行動のはざま
  第4節 対中ODAの見直しと終焉
  第5節 まとめ
第11章 巨大ドナー中国への対応
  第1節 中国の台頭が開発協力の世界地図を変えた
  第2節 「再興ドナー」中国の軌跡
  第3節 「再興ドナー」中国の衝撃
  第4節 国際開発社会の一員として
  第5節 中国のライバル・ドナーとして
  第6節 日中協働の模索
  第7節 まとめ
第4部 「黄昏の援助大国」のジレンマ
第12章 援助協調の時代
  第1節 援助の有効性と援助協調
  第2節 援助協調の援助効果への貢献
  第3節 援助協調による途上国の主体性の向上
  第4節 援助協調の現実
  第5節 援助協調の突然の後退とその背景
  第6節 日本の対応と政策決定過程分析
  第7節 まとめ
第13章 「人間の安全保障」の旗の下に
  第1節 「人間の安全保障」の30年を考えるための枠組
  第2節 日本政府の「人間の安全保障」
  第3節 日本の「人間の安全保障」推進の政策決定過程
  第4節 「人間の安全保障」のインパクト
  第5節 まとめ
第14章 「狭い国益」の前景化
  第1節 国益論議の変化とその政策含意
  第2節 「開かれた国益」から「狭い国益」へ
  第3節 国益重視の「顕示」が意味するもの
  第4節 潮流変化をもたらした背景要因
  第5節 「狭い国益」追求の政策手段
  第6節 「狭い国益」前景化の政策過程分析
  第7節 まとめ
終章 新しい時代の新しい貢献の可能性を探る
  パートⅠ 日本の開発協力の歴史とは何だったのか
  第1節 日本の開発協力の軌跡
  第2節 日本の開発協力の存在理由
  パートⅡ 「ポスト援助」の時代への貢献を求めて
  第3節 「ポスト援助」の時代と日本にとっての新しい機会
  第4節 新しい貢献の可能性を求めて
  第5節 新しい時代の制約条件
  第6節 おわりに