資料詳細

目次

序章 日本帝国圏満洲における民間金融研究の課題と方法

  第1節 課題と分析視角

  第2節 本書の概要

第1章 第1次大戦終結前満洲における日系銀行

  はじめに

  第1節 正隆銀行の設立

  第2節 第1次大戦前の日系銀行の設立

  第3節 第1次大戦期の日本の満洲金融体制の構築

  第4節 第1次大戦期関東州本店銀行の事業拡大

  第5節 第1次大戦期関東州外の銀行新設と再編

  おわりに

第2章 満洲における株式取引所の設立

  はじめに

  第1節 大連における株式取引所類似業者の参入

  第2節 大連株式商品取引所の設立と業務体制

  第3節 安東株式商品取引所の設立と業務体制

  第4節 奉天証券信託の設立と奉天商品証券交易所への改組

  第5節 哈爾濱取引所の設立

  第6節 その他株式取引所類似会社の設立

  おわりに

第3章 1920年代満洲における銀行業の不振と淘汰

  はじめに

  第1節 戦後恐慌後の銀行の経営危機と再編・淘汰

  第2節 銀行の新設

  第3節 満洲金融疎通資金等による救済措置

  第4節 満洲各地銀行の低迷

  第5節 新たな金融制度の導入

  おわりに

第4章 1920年代満洲の株式市場

  はじめに

  第1節 大連株式商品取引所の衰退

  第2節 安東株式商品取引所・安東取引所の株式取引の衰退

  第3節 奉天商品証券交易所と満洲取引所の株式取引の衰退

  第4節 哈爾濱取引所の操業と解散

  第5節 株式取引所類似会社の操業と衰退

  おわりに

第5章 満洲国期民間間接金融体制の構築

  はじめに

  第1節 南満洲鉄道附属地行政権移譲前の日本法人普通銀行

  第2節 無尽業・金融組合・金融会

  第3節 満洲国「銀行法」の施行と普通銀行体制

  第4節 金融合作社

  おわりに

第6章 産業開発計画始動後の満洲国金融資産負債

  はじめに

  第1節 満洲国内預金貸出の趨勢

  第2節 金融資産負債統計の集計項目

  第3節 各年期金融資産負債集計

  おわりに

第7章 産業開発計画始動後の間接金融機関の活動と再編

  はじめに

  第1節 日系金融機関の満洲国金融機関への転換

  第2節 満洲国既存金融機関の再編

  第3節 アジア太平洋戦争期金融機関の再編

  第4節 関東州の銀行・金融組合

  おわりに

第8章 満洲国期の証券業

  はじめに

  第1節 南満洲鉄道附属地行政権移譲前の株式取引所と株式取引業者

  第2節 満洲取引所の満洲証券取引所への改組と操業

  第3節 満洲証券取引所取引人の操業状況

  第4節 日中戦争期の大連株式商品取引所の操業

  第5節 アジア太平洋戦争期の株式取引所の操業

  おわりに

終章 日本帝国圏満洲民間金融の解体と結語

  第1節 満洲における民間金融の解体

  第2節 結語

ページの先頭へ