山口 航/著 -- 吉川弘文館 -- 2023.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /319.1/6662/2023 7116279993 配架図 Digital BookShelf
2023/02/10 可能 利用可   0

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ISBN 4-642-03922-2
ISBN13桁 978-4-642-03922-2
タイトル 冷戦終焉期の日米関係
タイトルカナ レイセン シュウエンキ ノ ニチベイ カンケイ
タイトル関連情報 分化する総合安全保障
タイトル関連情報読み ブンカ スル ソウゴウ アンゼン ホショウ
著者名 山口 航 /著
著者名典拠番号

110007170730000

出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2023.2
ページ数 7,369,10p
大きさ 22cm
価格 ¥9000
内容紹介 総合安全保障とは何か。日米の政府機密解除文書や当事者への聞き取りに基づき、大平正芳・鈴木善幸・中曽根康弘政権とカーター・レーガン政権の政治外交過程を再現。当該期の日米同盟を多層性と多様性の概念を用いて論じる。
受賞情報・賞の名称 大平正芳記念賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第40回
一般件名 日本-対外関係-アメリカ合衆国-歴史 , 安全保障
一般件名カナ ニホン-タイガイ カンケイ-アメリカ ガッシュウコク-レキシ,アンゼン ホショウ
一般件名典拠番号

520103811390000 , 510478800000000

分類:都立NDC10版 319.1053
書評掲載紙 読売新聞  2023/02/26  2298 
書評掲載紙2 産経新聞  2023/03/26   
資料情報1 『冷戦終焉期の日米関係 分化する総合安全保障』 山口 航/著  吉川弘文館 2023.2(所蔵館:中央  請求記号:/319.1/6662/2023  資料コード:7116279993)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154121532

目次 閉じる

序章 総合安全保障と日米関係の交錯
  一 国際情勢と日米安全保障関係の変化
  二 なぜ総合安全保障が引き継がれていったのか
  三 安全保障の多層性と多様性
  四 手法と資料
  五 構成
Ⅰ部 大平正芳政権とカーター政権
第一章 近代を超えて
  一 総合安全保障の系譜
  二 大平正芳の総合安全保障論
  三 総合安全保障概念の分化
  四 『総合安全保障戦略』
  五 『科学技術の史的展開』
  六 総合安全保障論の理念型
第二章 デタントから新冷戦へ
  一 米国とイランの狭間で
  二 政策手段のトレード・オフ
  三 ソ連のアフガニスタン侵攻
  四 西側陣営の結束の乱れ
  五 対ソ措置と逡巡
  六 モスクワ・オリンピック・ボイコット
  七 再燃するイラン問題
第三章 日本の防衛力増強
  一 日米安全保障関係の文脈
  二 防衛力の増強要請
  三 マンスフィールド駐日大使の慎重姿勢
  四 日本の社会的文脈
  五 官僚機構の変化
  六 国内環境における制約
第四章 戦略援助の「発見」と「擬装」
  一 紛争周辺国への援助
  二 対パキスタン援助
  三 対トルコ援助
  四 対タイ援助
  五 国内環境と国際環境のジレンマ
第五章 日米の変化
  一 大平正芳の役割
  二 防衛費の増額
  三 日本政府の積極性
  四 米国政府の認識
Ⅱ部 鈴木善幸政権とカーター・レーガン政権
第一章 総合安全保障関係閣僚会議
  一 鈴木善幸の総合安全保障論
  二 「総合安全保障会議」構想
  三 総合安全保障関係閣僚会議の設置
  四 外務省による総合安全保障の受容
第二章 日米の齟齬
  一 一九八一年度予算における防衛費
  二 米側の「失望」
  三 カーター政権による日米役割分担論
  四 代替か補完か
第三章 組み込まれた総合安全保障
  一 レーガン次期政権に対する申し入れ
  二 マンスフィールド駐日大使の電信
  三 レーガン政権の対日政策の形成
  四 日米首脳会談と安全保障高級事務レベル協議
  五 一九八二年度予算における防衛費
  六 シーレーン防衛
  七 国家安全保障決定令六二
  八 代替ではなく補完へ
Ⅲ部 中曽根康弘政権とレーガン政権
第一章 国際国家日本
  一 中曽根康弘の総合安全保障論
  二 『国際国家日本の総合安全保障政策』
  三 総合安全保障の定着
  四 総合安全保障関係閣僚会議の継承
第二章 「ロン・ヤス」の時代
  一 政策の転換
  二 「ロン・ヤス」関係の確立
  三 多層性のオーバーラップ
  四 狭義の安全保障面の深化
  五 国内外の文脈
  六 狭義の安全保障と経済摩擦のデカップリング
  七 継続する国内環境と国際環境のジレンマ
第三章 ペルシャ湾安全航行問題
  一 イランによる機雷敷設と米国からの要請
  二 中曽根政権下の総合安全保障関係閣僚会議の開催
  三 海上自衛隊掃海艇派遣の検討
  四 海上保安庁巡視船派遣の模索
  五 人的貢献の挫折
  六 多層性と多様性における背馳
終章 見出された総合安全保障
  一 「要素還元主義」と「ホロニック」の相剋
  二 そして冷戦の終焉へ