清水 康宏/著 -- 春秋社 -- 2023.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /765.3/5004/2023 7116310627 配架図 Digital BookShelf
2023/02/28 可能 利用可   0

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ISBN 4-393-93229-2
ISBN13桁 978-4-393-93229-2
タイトル 音楽のなかの典礼
タイトルカナ オンガク ノ ナカ ノ テンレイ
タイトル関連情報 ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》はどのように聴かれたか
タイトル関連情報読み ベートーヴェン ミサ ソレムニス ワ ドノヨウニ キカレタカ
著者名 清水 康宏 /著
著者名典拠番号

110008119700000

出版地 東京
出版者 春秋社
出版者カナ シュンジュウシャ
出版年 2023.1
ページ数 275,24p
大きさ 20cm
価格 ¥3500
内容紹介 異形の教会音楽<ミサ・ソレムニス>は19世紀のドイツにおいてどのように捉えられてきたのか。批評家たちの言説をひもとき、音楽における「芸術」「宗教」そして「教会」の複雑に入り組んだ関係性を浮き彫りにする。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p11~21
個人件名カナ ベートーヴェン ルートヴィヒ・ヴァン
個人件名原綴 Beethoven,Ludwig van
個人件名典拠番号 120000019440000
一般件名 教会音楽
一般件名カナ キョウカイ オンガク
一般件名典拠番号

510661400000000

分類:都立NDC10版 765.3
資料情報1 『音楽のなかの典礼 ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》はどのように聴かれたか』 清水 康宏/著  春秋社 2023.1(所蔵館:中央  請求記号:/765.3/5004/2023  資料コード:7116310627)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154128972

目次 閉じる

序論 「楽聖」の「問題作」
  1 《ミサ・ソレムニス》とはどのような音楽か
  2 一九世紀のドイツ語圏における《ミサ・ソレムニス》論
  3 「芸術」「宗教」「教会」
  4 ホフマンの問い
  5 なぜベートーヴェンのミサ曲が問題となったのか
  6 《ミサ・ソレムニス》研究と「世俗化論」
  7 本書の構成
第Ⅰ部 プロテスタントによる《ミサ・ソレムニス》論
第一章 新時代の宗教音楽としての《ミサ・ソレムニス》
  1 《ミサ・ソレムニス》の“声楽の困難さ”と“器楽の優位”
  2 《ミサ・ソレムニス》における「聖」と「俗」との「和解」
  3 声楽と器楽が渾然一体となる《ミサ・ソレムニス》
第二章 ベートーヴェンの「神秘主義」的教会音楽
  1 《ミサ・ソレムニス》のなかの「疑念」
  2 ベートーヴェンの「楽器の世界」
  3 「神秘主義」的教会音楽としての《ミサ・ソレムニス》
  4 言葉と音が一体となる「音楽ドラマ」の失敗
第三章 「フモリスト」ベートーヴェンの教会音楽
  1 「見せかけのミサ曲」としての《ミサ・ソレムニス》
  2 音楽の「錯誤」としての「超越」
  3 「フモリスト」としてのベートーヴェン
  4 《ミサ・ソレムニス》は“教会音楽”ではなく“芸術音楽”?
第Ⅱ部 カトリックによる《ミサ・ソレムニス》論
第四章 “未来のドラマ”としての《ミサ・ソレムニス》
  1 《ミサ・ソレムニス》論とヘーゲル哲学
  2 《ミサ・ソレムニス》による「新しい道」
  3 “未来のドラマ”としての《ミサ・ソレムニス》
第五章 《ミサ・ソレムニス》の“弁証学”
  1 ベートーヴェンの音楽の三分類
  2 《ミサ・ソレムニス》の“弁証学”
  3 「真の教会様式」としての《ミサ・ソレムニス》
第六章 「教会音楽」と「宗教音楽」
  1 「教会音楽」と「宗教音楽」との区分け
  2 「教会音楽」ではないウィーン古典派の三巨匠の教会音楽
  3 宗教的な感情と礼拝
第七章 音楽における「教会的」とは何か
  1 「非教会的」なハイドンとモーツァルトのミサ曲
  2 「非教会的」であるが宗教的な崇高さを持つベートーヴェンのミサ曲
  3 音楽のカトリック(普遍)性
  4 《ミサ・ソレムニス》は“芸術音楽”であるがゆえに“教会音楽”?
結論 典礼と芸術
  1 一九世紀半ばのドイツ語圏におけるカトリックの動向
  2 ミサ曲と「ドラマ」
  3 教会音楽、宗教音楽、芸術宗教