岩谷 信/著 -- 東北大学出版会 -- 2023.1 --

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中央 3階C 一般図書 /134.9/5437/2023 7116328864 配架図 Digital BookShelf
2023/03/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-86163-378-2
ISBN13桁 978-4-86163-378-2
タイトル マックス・シェーラーの倫理思想
タイトルカナ マックス シェーラー ノ リンリ シソウ
タイトル関連情報 <倫理的人格の生成と存在>の視座から
タイトル関連情報読み リンリテキ ジンカク ノ セイセイ ト ソンザイ ノ シザ カラ
著者名 岩谷 信 /著
著者名典拠番号

110002502110000

並列タイトル Max Scheler's Ethical Thought:From the perspective of“becoming and being of ethical personality”
出版地 仙台
出版者 東北大学出版会
出版者カナ トウホク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2023.1
ページ数 14,356p
大きさ 21cm
価格 ¥5800
内容紹介 マックス・シェーラーの倫理的ないしは倫理学的な思索の筋道を解明。それをもとに、実質的価値倫理学像とは少し異なるシェーラー倫理学像を描き出すと共に、シェーラーの倫理思想の今日的な意義を考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p341~342
個人件名カナ シェーラー マックス
個人件名原綴 Scheler,Max
個人件名典拠番号 120000262590000
分類:都立NDC10版 134.9
資料情報1 『マックス・シェーラーの倫理思想 <倫理的人格の生成と存在>の視座から』 岩谷 信/著  東北大学出版会 2023.1(所蔵館:中央  請求記号:/134.9/5437/2023  資料コード:7116328864)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154131920

目次 閉じる

第一章 起点としての<尊厳死>の「尊厳」問題
  第一節 考察方向の定位のための予備的考察
  第二節 論究の場としての『同情論』での第三の「愛の秩序」
第二章 「愛の秩序」としての「同情感情の基礎づけ法則」(その一)
  第三節 「宇宙生命的な一体感」による「追感得」の基礎づけ
  第四節 「追感得」による「共同感情」の基礎づけ
第三章 「愛の秩序」としての「同情感情の基礎づけ法則」(その二)
  第五節 「共同感情」による「人類愛(フマニタス)」の基礎づけ
  第六節 シェーラーの説く「現象学的態度」
  第七節 「同情感情」での<認識の愛・関与>と<実践の愛・参与>との協働
第四章 「愛の秩序」としての「同情感情の基礎づけ法則」(その三)
  第八節 「普遍的」な「価値環境世界」としての「倫理的宇宙」
  第九節 「共同感情」と「人類愛」による「無宇宙論的愛」の基礎づけ
  第一〇節 <第三の愛の秩序>論の総括と新たな考察のための<路線図>の提示
第五章 <精神化した高次の自愛>としての「道徳的な自己愛」の主体
  第一一節 起点としての、「生命的」無意識的な「自愛」の主体の<精神化>
  第一二節 「生き生きとして実効的な典型」としての「愛の秩序」とそれの「反省」
  第一三節 「自己愛」の諸作用を統括する「内的実存」としての「秘奥的人格」
  第一四節 「道徳的自己愛」の主体の人間的「人格現象」とその四つの契機
  第一五節 「個別人格」を構成する「相対的に」と「絶対的に」の二つの「秘奥的人格」
第六章 人間的「人格」の「生成と存在」の場としての「社会的統一態」
  第一六節 諸々の「社会的統一態」を貫いて生きる「相対的に秘奥的な人格」
  第一七節 「生命共同社会」を支える「自然的」で「生命的な連帯性」
  第一八節 「欲得社会」を支える「技巧的」な「利害関係の連帯性」
第七章 「欲得社会」での「最高の自己愛」としての「真正な自己愛」
  第一九節 「西欧近代のエートス」の<相対化>のためのシェーラーの方策
  第二〇節 「自愛」としての「エゴイズム」の自己変容とその諸形態
  第二一節 「道徳的自己愛」の主体から「宗教的自己愛」の主体への<自己変容>
第八章 「倫理的宇宙」としての「教会」の一員となる「真正な自己愛」の主体
  第二二節 「精神的な個別人格」たちの「心術共同体」としての「総体人格」
  第二三節 「道徳的自己愛」の主体としての「個別人格」の最終的な「心術転換」
  第二四節 「秘奥的人格」の「個体性」の「度外視」と「連帯性」の「自覚」
  第二五節 自己存在の「空無性」の自覚という、「秘奥的人格」の「形式的性格」
  第二六節 新たな問題としての「倫理的な連帯性の原理」の「基礎づけ」
第九章 シェーラーの描く「倫理的に価値ある人格」像とその破棄
  第二七節 シェーラーの説くキリスト教的な<善人>論と「人間の尊厳」の問題
  第二八節 「著者にとっての倫理的に価値ある人格」像とその撤回
  第二九節 新たな「人間の尊厳」論での<倫理学的なニヒリズム>の顕在化
  第三〇節 「世界の存在と価値」を「構成」する「人間」に「帰属する作用」
第一〇章 シェーラーを導いていた<いま一つ>の「倫理的に価値ある人格」像
  第三一節 「同情の諸感情」の「基礎づけ」関係についての非「有神論」的な再考察
  第三二節 「自己愛」の主体の「自己価値意識」の「空無性」を「絶対的に」充足するもの
  第三三節 <倫理的な連帯性>としての<愛と応答愛の倫理>のいま一つの基礎づけ
  第三四節 「なぜに私が、あるべきことをなすべきなのか」と自問する「私」
第一一章 シェーラーの倫理思想の今日的な意義-結語に代えて
  第三五節 <間主体的な実存>の可能的存在様式としての「倫理的に価値ある人格」
  第三六節 ハイデッガーの説く「本来的な相互存在」
  第三七節 レヴィナスの脱く「精神的な生活の原理」としての「汝、殺すなかれ」
  第三八節 自己心理学者・コフートが説く「ナルシシズム」の最高形態