後藤 幸良/著 -- 武蔵野書院 -- 2023.2 --

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中央 3階C 一般図書 /913.32/5071/2023 7116351942 配架図 Digital BookShelf
2023/03/10 可能 利用可   0
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ISBN 4-8386-0773-0
ISBN13桁 978-4-8386-0773-0
タイトル 伊勢物語と四季
タイトルカナ イセ モノガタリ ト シキ
著者名 後藤 幸良 /著
著者名典拠番号

110004039110000

出版地 東京
出版者 武蔵野書院
出版者カナ ムサシノ ショイン
出版年 2023.2
ページ数 7,276p
大きさ 22cm
価格 ¥9000
内容紹介 「伊勢物語」全体において、四季はどのような意義を発揮しているのか。春夏秋冬それぞれの視野において、各季節に関わる諸要素と関連しながら、どのような諸段の物語が実現しているかを確認し、季節ごとの特徴を提示する。
一般件名 伊勢物語
一般件名カナ イセ モノガタリ
一般件名典拠番号

530119400000000

分類:都立NDC10版 913.32
資料情報1 『伊勢物語と四季』 後藤 幸良/著  武蔵野書院 2023.2(所蔵館:中央  請求記号:/913.32/5071/2023  資料コード:7116351942)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154135255

目次 閉じる

第一章 春の物語(一)-物語冒頭部をめぐって-
  はじめに
  一 初段に潜在する春
  二 二段の男を支える春
  三 <春雨>の表象
  四 「起きもせず」歌の表現性
  五 四段の春と人
  六 物語冒頭部と春
第二章 春の物語(二)-物語冒頭部以後-
  一 問題の所在
  二 春前半の物語の少なさ
  三 桜の季節
  四 花の美と凋落と
  五 残りの諸段の春
第三章 夏の物語
  はじめに
  一 夏の動揺の物語
  二 他の夏の物語
  三 夏の段以外の動揺の希薄さ
  四 夏の動揺の背景
第四章 秋の物語-衰退凋落をめぐって-
  はじめに
  一 衰退凋落の季節としての秋
  二 和歌における秋の美の衰退凋落と、秋物語と
  三 秋の「露」の物語
  四 死と無縁な秋の「露」の物語
  五 菊花の美
第五章 冬の物語-雪をめぐって-
  一 問題の所在
  二 和歌の冬・漢詩文の冬
  三 『伊勢物語』の冬物語
  四 春の雪から
  五 春の雪の章段の<希望>
<各論>
第六章 古代の夏の季節感-和歌集夏部のホトトギス詠を手掛かりに-
  はじめに
  一 『万葉集』巻第八・十の夏のホトトギス詠
  二 『万葉集』の鶯・雁との比較
  三 『古今集』の夏
  四 『後撰集』から『拾遺集』へ
  五 苦の夏
  六 古代の夏の季節感
第七章 四十三段の夏の物語
  はじめに
  一 『万葉集』のホトトギス詠と男女
  二 『新撰万葉集』のホトトギスの歌と詩
  三 『古今集』以後のホトトギス詠と男女
  四 四十三段の夏物語
第八章 六十段の二面的男像-朱買臣像の重層的引用-
  はじめに
  一 近世以前の把握
  二 近現代の把握
  三 朱買臣像の重層的引用
  四 優美さの裏の悪意
第九章 『詩経』衞風「氓」と『伊勢物語』九十六段・六段-男の物語の屈折点-
  一 問題の所在
  二 衞風「氓」の世界
  三 「氓」と九十六段・六段
  四 「氓」世界の特徴
  五 「氓」の『伊勢物語』的変形と、九十六段における男物語の屈折
  六 六段の場合
  七 「氓」受容の広がり
終章 本書の考察の概要と文学史的展望-四季の時空の男主人公像-
  一 本書の考察の概要と結論
  二 『伊勢物語』から『源氏物語』へ
  三 四季の時空の男主人公像