大野 陽介/著 -- 関西学院大学出版会 -- 2023.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /772.2/5077/2023 7116362884 配架図 Digital BookShelf
2023/03/14 可能 利用可   0

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ISBN 4-86283-349-5
ISBN13桁 978-4-86283-349-5
タイトル 中国の農村演劇
タイトルカナ チュウゴク ノ ノウソン エンゲキ
タイトル関連情報 伝統と革命
タイトル関連情報読み デントウ ト カクメイ
著者名 大野 陽介 /著
著者名典拠番号

110007840630000

出版地 西宮
出版者 関西学院大学出版会
出版者カナ カンセイ ガクイン ダイガク シュッパンカイ
出版年 2023.2
ページ数 11,320p
大きさ 22cm
価格 ¥5400
内容紹介 中国において娯楽・情報伝達の手段であり、宗教活動とも密接な関わりがあった伝統劇。政治性が最優先され、伝統劇が改革された中華人民共和国建国後、農村劇団と伝統劇はいかに変容したのかを論じる。
書誌・年譜・年表 文献:p301~312
一般件名 演劇-中国
一般件名カナ エンゲキ-チュウゴク
一般件名典拠番号

510516320340000

一般件名 中国
一般件名カナ チュウゴク
一般件名典拠番号 520389900000000
分類:都立NDC10版 772.22
資料情報1 『中国の農村演劇 伝統と革命』 大野 陽介/著  関西学院大学出版会 2023.2(所蔵館:中央  請求記号:/772.2/5077/2023  資料コード:7116362884)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154138035

目次 閉じる

序章 農村劇団の一年
  第1節 農村の芝居と祝祭
  第2節 農村劇団の組織
  第3節 農村劇団の運営
  第4節 農村劇団の一年
  第5節 建国後の農村劇団
第1部 建国後の農村劇団にみる上演活動
第1章 建国以前の劇団による商業上演
  はじめに
  第1節 宋元時期にみる劇団の活動
  第2節 明清時期にみる劇団の活動
  第3節 民国期にみる劇団の活動
  おわりに
第2章 建国後の伝統劇コンクール
  はじめに
  第1節 建国初期の文化行政機構
  第2節 文化館・文化站による農村劇団の指導
  第3節 階層化・序列化されるコンクール
  第4節 第一期全国伝統劇コンクールの開催-コンクールの循環
  第5節 農村劇団による伝統劇の上演
  第6節 ポリティクスとしてのコンクール
  おわりに
第3章 雑誌『劇本農村版』の刊行
  はじめに
  第1節 建国初期の伝統劇改革と農村劇団
  第2節 『劇本』にみられる諸問題
  第3節 『劇本農村版』『小劇本』の特徴
  第4節 農村劇団と『農村小劇本』
  おわりに
第4章 農村劇団にみる演出制と名角制
  はじめに
  第1節 建国初期の演出制度
  第2節 建国初期の専業劇団にみられる名角制
  第3節 農村劇団の演出活動にみられる諸問題
  第4節 農村にみる名角制の影響-経済調整期を中心に
  おわりに
第5章 農村劇団と幕表制
  はじめに
  第1節 建国初期の幕表制と演出制
  第2節 地方都市の劇団にみる幕表制
  第3節 農村における幕表制
  第4節 幕表制と商業上演-経済調整期の状況
  おわりに
第6章 文化大革命時期の農村劇団
  はじめに
  第1節 革命化された春節
  第2節 毛沢東思想宣伝隊の浪費傾向
  第3節 宣伝隊による模範劇の上演
  第4節 農村の模範劇と名角制
  第5節 山西省定襄県牛台村での模範劇上演
  おわりに
第2部 建国後の現代物の新作にみられる作劇術
第1章 民国期における秧歌劇の改革とその作劇術
  はじめに
  第1節 秧歌劇の改革
  第2節 祁太秧歌の演目
  第3節 谷恋村易俗社の秧歌演目
  第4節 延安の秧歌演目
  おわりに
第2章 秦腔「劉巧児告状」から評劇「劉巧児」へ
  はじめに
  第1節 建国後の婚姻法と伝統劇改革
  第2節 訴訟事件から演劇作品へ
  第3節 秦腔「劉巧児告状」の作劇術
  第4節 評劇「劉巧児」の作劇術
  おわりに
第3章 豫劇「朝陽溝」に映された家族関係
  はじめに
  第1節 58年版「朝陽溝」の作劇術
  第2節 64年版「朝陽溝」の作劇術
  第3節 64年版「朝陽溝」の史的位置づけ
  おわりに
第4章 模範劇「沙家浜」とその作劇術
  はじめに
  第1節 「血染着的姓名」と「洋澄湖畔」の成立と内容
  第2節 滬劇「蘆蕩火種」への改編
  第3節 京劇「蘆蕩火種」から模範劇「沙家浜」へ
  第4節 模範劇「沙家浜」の作劇術
  おわりに
第5章 “紅嫂”作品の成立とその女性像
  はじめに
  第1節 小説「紅嫂」と二人の農村女性
  第2節 模範劇「紅雲崗」までの改編
  第3節 “紅嫂”作品にみられる改編の特徴
  第4節 “紅嫂”作品の核心場面にみる女性像
  おわりに
補論 文革後における“紅嫂”物語の変容
  第1節 文革後の明徳英をめぐる物語
  第2節 新たな紅嫂の発見
終章