久保田 和男/著 -- 汲古書院 -- 2023.2 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /222.1/5062/2023 7116377330 配架図 Digital BookShelf
2023/03/24 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-7629-6078-9
ISBN13桁 978-4-7629-6078-9
タイトル 宋都開封の成立
タイトルカナ ソウト カイホウ ノ セイリツ
著者名 久保田 和男 /著
著者名典拠番号

110004764880000

出版地 東京
出版者 汲古書院
出版者カナ キュウコ ショイン
出版年 2023.2
ページ数 10,491,19p
大きさ 22cm
シリーズ名 汲古叢書
シリーズ名のルビ等 キュウコ ソウショ
シリーズ番号 179
シリーズ番号読み 179
価格 ¥12000
内容紹介 古代中国の宋都開封の成立について、宋朝で新しい展開を見せた儒教・道教・絵画史などの研究成果を活用し、宋都以前の都城史(洛陽時代)からの画期として論じる。また新しい都城文化を生み出した空間として宋都を考察する。
一般件名 開封-歴史 , 中国-歴史-宋時代
一般件名カナ カイフウ-レキシ,チュウゴク-レキシ-ソウ ジダイ
一般件名典拠番号

520532310010000 , 520389911530000

分類:都立NDC10版 222.14
資料情報1 『宋都開封の成立』(汲古叢書 179) 久保田 和男/著  汲古書院 2023.2(所蔵館:中央  請求記号:/222.1/5062/2023  資料コード:7116377330)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154138472

目次 閉じる

序論
  一、本書の論點
  二、都城史の展開のまとめ
  三、本書の構成
  凡例
第一部 都城洛陽の終焉と都城開封の成立
第一章 五代・北宋における都城洛陽の退場-中國都城史の轉換點によせて
  はじめに
  一、五代複都制における洛陽の地位
  二、後周における都城開封の建設-「地中」としての開封
  三、宋太祖の洛陽遷都論と太宗の反對論
  四、北宋時代の洛陽行幸について
  おわりに-南宋臨安における開封と洛陽
第二章 五代北宋における複都制と文化都市洛陽の形成
  はじめに
  一、五代における複都制-後周以前
  二、後周における都城開封の確立-洛陽の文化都市としての再生
  三、北宋の複都制について
  おわりに
第三章 慶暦新政と軍事問題-范仲淹の京師防衞計畫
  はじめに
  一、京師(開封)への兵力集中(祖宗の兵制)
  二、西夏との交戰と軍事力の移動
  三、慶暦新政と軍事問題-京師防衞をめぐって
  おわりに-新法政治との關連性より
第二部 郊祀と都城空間の形成
第四章 「五代十國」と南郊儀禮-中原國家と南方列國における郊祀
  はじめに
  一、五代中原國家と南郊(後梁から後晉まで)
  二、南方列國の南郊
  三、後周太祖の南郊と世宗の戰略
  おわりに
第五章 五代宋初における南郊儀禮の變化をめぐって-三年一郊の確立
  はじめに
  一、「五代十國」と郊祀
  二、北宋太祖の南郊親祭について
  三、祝祭化する郊祀と三年一郊の確立
  おわりに
第六章 宋都開封における公共空間の形成-宣徳門・御街・御廊
  はじめに
  一、大内の正門(宣徳門)と門前の空間
  二、御街と御廊-中軸線街路の空間構造
  おわりに
第三部 祥瑞と都城空間の展開
第七章 玉清昭應宮の建造とその炎上-宋眞宗から仁宗(劉太后)時代の政治文化の變化によせて
  はじめに
  一、眞宗時代における玉清昭應宮の建設と國家統合
  二、玉清昭應宮の炎上と「非再建」の決定
  三、明肅劉太后の垂簾聽政時代の意義
  おわりに
第八章 メディアとしての都城空間と張擇端『清明上河圖』-五代北宋における政治文化の變遷のなかで
  はじめに
  一、五代における都城空間への視線-見ることが禁止された景觀と、見られるべき景觀
  二、徽宗時代の政治文化と『清明上河圖』の諸問題
  おわりに
第九章 徽宗時代の轉換點について-『清明上河圖』と『千里江山圖』『外城之圖』の間
  はじめに
  一、彗星と改元
  二、『清明上河圖』の制作と外戚向宗回の失脚
  三、瑞鶴の亂舞-寒冷化と祥瑞の頻出
  四、内朝と皇帝專制體制の確立-元符皇后の「暴薨」
  おわりに-『清明上河圖』と『千里江山圖』の間
第四部 都城空間情報の地方傳達
第一〇章 地方への赦書の傳達について
  はじめに
  一、赦書の「天下」への傳達
  二、掲示による郷村への赦書内容の傳達
  おわりに
第一一章 宋朝における中央情報の地方傳達について-邸報と小報を中心として
  はじめに
  一、都進奏院の成立
  二、邸報(進奏院報状・朝報)について
  三、小報について-邸報との比較から
  おわりに
附章一 呉の金陵府と南唐の西都江寧府
  はじめに
  一、呉王國と揚州(江都府)・昇州(金陵府)
  二、徐知誥への禪讓と西都江寧府の建設
  三、その後の南唐政權と江寧府
  おわりに
附章二 書評
  一、書評 山崎覺士『中國五代國家論』
  二、書評 藤本猛『風流天子と「君主獨裁制」-北宋徽宗朝政治史の研究』
  三、書評 村元健一著『漢魏晉南北朝時代の都城と陵墓の研究』
終章