資料詳細

目次

序論

  1 アルテミジア・ジェンティレスキ研究略史

  2 ナポリ時代の活動の位置づけと本書の問題提起

  3 本書の構成

第1章 ナポリへの道

  1 ローマにおける修業時代

  2 フィレンツェ移住とブオナロティ家の注文

  3 メディチ家のパトロネージ

  4 フィレンツェ時代の評価

  5 ローマへの帰還

  6 ヴェネツィア滞在

  結び

第2章 スペイン系パトロネージと公共注文

  1 ナポリ招聘と副王たち

  2 ブエン・レティーロ宮の洗礼者ヨハネの連作

  3 ポッツォーリ大聖堂内陣装飾画

  4 《円形闘技場の聖ヤヌアリウス》

  結び

第3章 副王宮廷の文芸サークルと画家たち

  1 アカデミア・デリ・オツィオージ

  2 《コリスカとサテュロス》

  結び

第4章 個人コレクターたちと私的注文

  1 《ローマの慈愛》とアクアヴィーヴァ・ダラゴーナ・コレクション

  2 女性裸体像の制作

  3 アルテミジアとナポリの画家たち

  4 アントーニオ・ルッフォ宛て書簡に見るアルテミジアの制作実態

  結び

第5章 トスカーナの人脈

  1 一六三〇年代の書簡とメディチ家の宮廷

  2 フィレンツェ人コミュニティと画家

  3 一六四〇年以降のフィレンツェの顧客たち

  4 画家のパートナーと経済状況

  結び

結論

  1 一六三〇年代のパトロネージと公共注文の関係

  2 画家の教養と宮廷における活動

  3 一六四〇年代以降のコレクター向け作品の展開

  4 トスカーナの人脈の利用

  5 アルテミジアのナポリ時代

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