資料詳細

目次

序章 研究の背景と目的

  1.研究の目的と問題意識

  2.リサーチクエスチョン

  3.研究の方法

  4.先行研究の検討

  5.キリスト教主義大学の系譜

  6.日本との比較の視座

  7.研究の意義

  8.本書の構成

第1章 韓国におけるキリスト教の発達

  1.開国から日本統治期

  2.植民地解放後の拡大

  小括

第1部 キリスト教主義高等教育機関の性格形成の萌芽

第2章 監理派の教育事業戦略:植民地教育政策に対する抵抗と譲歩

  1.改正「私立学校規則」に対する監理派の立場

  2.監理派の教育事業戦略

  小括

第3章 監理派の事業戦略の具現化:キリスト教主義専門学校の成立

  1.専門学校の設置と「世俗的」性格の形成

  2.監理派にとっての梨花女子専門学校の意味

  小括

第4章 高等教育事業における長老派の理念と葛藤

  1.宗派カレッジとしての崇実専門学校の展開

  2.セブランス医専の宗教教育に対する長老派の譲歩

  小括

  第1部の小括

第2部 大韓民国期における教育機関の性恪の確立:政策と社会との協調

第5章 解放後のキリスト教主義高等教育機関の形成基盤

  1.キリスト教主義大学の前身

  2.解放後の高等教育の整備

  3.神学大学の形成の胎動

  小括

第6章 高等教育機関の設置認可をめぐるキリスト教団の葛藤と戦略:軍事政権期における「無認可神学校」の各種学校への改編

  1.軍事政権期の高等教育と神学大学

  2.「無認可神学校」問題と政府の政策

  3.神学校側の戦略と変容

  小括

第7章 高等教育の規模拡大期における短期高等教育機関の再編戦略:専門大学の学士課程を中心に

  1.短期高等教育の変化

  2.専門大学の「4年制大学化」戦略

  3.専攻深化課程の実際

  小括

  第2部の小括

終章 キリスト教主義高等教育機関の拡張の背景

  1.高等教育政策の抑圧性へのキリスト教団の対応

  2.教団間及び教団と高等教育機関における教育方針の差異

  3.高等教育市場の活性化とキリスト教系大学の専攻領域、学部・学科の拡張

  4.政策・市場に親和的なキリスト教主義高等教育機関の形成

  5.トライアングル・モデルの補足

  6.残された課題

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