小田 健太/著 -- 早稲田大学出版部 -- 2023.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /921.4/リ34/602 7116432989 配架図 Digital BookShelf
2023/04/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-657-23802-3
ISBN13桁 978-4-657-23802-3
タイトル 李賀詩論
タイトルカナ リ ガ シロン
著者名 小田 健太 /著
著者名典拠番号

110007595040000

出版地 東京
出版者 早稲田大学出版部
出版者カナ ワセダ ダイガク シュッパンブ
出版年 2023.3
ページ数 8,253p
大きさ 22cm
シリーズ名 早稲田大学エウプラクシス叢書
シリーズ名のルビ等 ワセダ ダイガク エウプラクシス ソウショ
シリーズ番号 038
シリーズ番号読み 38
価格 ¥4000
内容紹介 中唐の時代に活躍し、鬼才と称される詩人・李賀。彼の詩における詩語と詩句、およびモチーフに焦点を絞り、表現上の試行の独自性を複数の観点から明らかにした上で、李賀の表現者としての在り様を浮かび上がらせる。
個人件名 李 賀
個人件名カナ リ ガ
個人件名典拠番号 110001086760000
分類:都立NDC10版 921.43
資料情報1 『李賀詩論』(早稲田大学エウプラクシス叢書 038) 小田 健太/著  早稲田大学出版部 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/921.4/リ34/602  資料コード:7116432989)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154147416

目次 閉じる

序論
  一 本書の目的
  二 全体の構成
上篇 表現における試行
第一章 既成の詩語の独自的使用
  一 李賀以前の詩における「落照」について
  二 李賀の詩における火勢の衰えた灯火を示す詩句について
  三 李賀以前の詩賦における「飛蛾」について
第二章 「花作骨」の批評効果とその淵源
  一 先行研究の整理
  二 「A作B」フレーズについて
  三 「花作骨」の淵源
第三章 閉塞感の表象
  一 「中区」の解釈とそのイメージ
  二 閉塞感を詠じる表現について-「覚」と「窄」の共起
  三 「中区窄」の必然性
第四章 「雁門太守行」の初二句について
  一 「黒雲圧城城欲摧」について
  二 「甲光向月金鱗開」について
  三 後世の詩への影響
第五章 詩的素材の自在性
  一 碧血故事を受容した詩作品登場の前史
  二 唐詩における碧血故事の受容と展開-「蜀都賦」の発展的継承
  三 碧血故事を受容した李賀詩の特質-詩材の創造的開拓
下篇 自己表象論
第六章 疾病表現について
  一 知友に送った詩における病の表象
  二 弟や使用人に送った詩における病の表象
第七章 年齢表現について
  一 唐詩における「二十」の肖像
  二 李賀の詩における「二十」の諸相
第八章 自称表現について
  一 「書客」の語について
  二 「高軒過」-飛翔せんとする「書客」
  三 「題帰夢」-現実の生活に苦しむ「書客」
  四 「秋来」-「書客」としての観念的自立
第九章 「感諷五首」論
  一 変容する語り手の位置-<其一>と<其四>の「知」字に即して
  二 典故人物の描出法
  三 自己認識の変容の契機-連作における<其三>の位置づけ
第十章 他者としての李賀
  一 作中の素材としての唐代詩人
  二 表現の位相における李賀の受容
結論
補論 杜甫の詩における樹影の表現について