勝亦 志織/著 -- 武蔵野書院 -- 2023.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.23/5277/2023 7116442930 配架図 Digital BookShelf
2023/04/18 可能 利用可   0

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ISBN 4-8386-0776-1
ISBN13桁 978-4-8386-0776-1
タイトル 平安朝文学における語りと書記
タイトルカナ ヘイアンチョウ ブンガク ニ オケル カタリ ト エクリチュール
タイトル関連情報 歌物語・うつほ物語・枕草子から
タイトル関連情報読み ウタモノガタリ ウツホ モノガタリ マクラノソウシ カラ
著者名 勝亦 志織 /著
著者名典拠番号

110004323020000

出版地 東京
出版者 武蔵野書院
出版者カナ ムサシノ ショイン
出版年 2023.3
ページ数 8,257,9p
大きさ 22cm
価格 ¥10000
内容紹介 「伊勢物語」「大和物語」「うつほ物語」「枕草子」という10世紀に成立基盤を持つ文学作品を対象に、その「語り」と「書記」のあり方について考察。作品の関係性を見通し、「源氏物語」より前に成立した作品の意義を見直す。
一般件名 日本文学-歴史-平安時代
一般件名カナ ニホン ブンガク-レキシ-ヘイアン ジダイ
一般件名典拠番号

510401810530000

分類:都立NDC10版 910.23
資料情報1 『平安朝文学における語りと書記 歌物語・うつほ物語・枕草子から』 勝亦 志織/著  武蔵野書院 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/910.23/5277/2023  資料コード:7116442930)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154147694

目次 閉じる

序章 十世紀文学における「語り」と「書記」の問題について
第一篇
第一章 『伊勢物語』における「語り」の問題
  はじめに
  一 初段における「語り」
  二 二条后章段における「語り」
  三 第九段から東国章段における「語り」
  おわりに
第二章 『大和物語』における<記録>の方法
  はじめに
  一 元良親王をめぐる物語
  二 斎宮をめぐる恋
  三 三条右大臣の女御をめぐる恋
  四 記録された「歌語り」
  おわりに
第三章 『大和物語』における桂の皇女関連章段採録の意図
  はじめに
  一 『大和物語』に登場する皇女
  二 桂の皇女について
  三 柔子内親王と君子内親王の描かれ方について
  おわりに-書き記された桂の皇女-
第四章 『大和物語』柔子内親王関連章段における「省筆」について
  はじめに
  一 柔子内親王について
  二 柔子内親王関連章段について
  三 『大和物語』における省筆
  おわりに
第二篇
第一章 『うつほ物語』における和歌と歌物語性
  はじめに
  一 『うつほ物語』の和歌-全体像をみる-
  二 俊蔭巻における兼雅の歌物語
  三 あて宮求婚譚における兼雅と和歌
  四 一条殿の女性たちと兼雅の歌物語
  おわりに
第二章 『うつほ物語』における音楽性とエクリチュール
  はじめに
  一 『うつほ物語』における会話文の先行研究
  二 「会話」・「和歌」の声と音楽
  三 『うつほ物語』の語りと<絵解>
  おわりに
第三章 『うつほ物語』「内侍のかみ」巻における朱雀帝・仁寿殿の女御の<対話>
  はじめに
  一 帝の対話を引き受ける存在-仁寿殿の女御の意味-
  二 帝の語りⅠ-仁寿殿の女御の手紙をめぐって-
  三 帝の語りⅡ-仲忠とあて宮をめぐって-
  おわりに
第四章 和歌を「書きつく」ことが示す関係性
  はじめに
  一 歌集における「書きつく」
  二 歌物語における「書きつく」
  三 『うつほ物語』における「書きつく」
  四 『源氏物語』の「書きつく」-「扇」に書き付けられた贈答歌-
  おわりに
第三篇
第一章 『枕草子』における中宮定子の「語り」と「書記」一
  はじめに
  一 定子の「語り」1-和歌改変をめぐって-
  二 定子の「語り」2-古今集暗誦をめぐって-
  三 「語り」が書記される場としての『枕草子』-「歌語り」と関わって-
  おわりに
第二章 『枕草子』における中宮定子の「語り」と「書記」二
  はじめに
  一 章段前半における定子と清少納言
  二 定子の「語り」が示すもの
  三 定子の語りを受け止める清少納言
  おわりに
第三章 『枕草子』雪山の章段における<聖>と<俗>
  はじめに
  一 常陸の介の聖俗
  二 斎院および卯槌の聖性
  三 雪山のゆくえ
  四 明示されない和歌と語りの問題
  おわりに