福島 直恭/著 -- 花鳥社 -- 2023.2 --

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中央 3階B 一般図書 /810.2/5260/2023 7116681750 配架図 Digital BookShelf
2023/06/23 可能 利用可   0
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ISBN 4-909832-74-0
ISBN13桁 978-4-909832-74-0
タイトル 後期江戸語の行為要求表現
タイトルカナ コウキ エドゴ ノ コウイ ヨウキュウ ヒョウゲン
タイトル関連情報 言語の歴史的研究の意義と評価
タイトル関連情報読み ゲンゴ ノ レキシテキ ケンキュウ ノ イギ ト ヒョウカ
著者名 福島 直恭 /著
著者名典拠番号

110003901970000

出版地 東京
出版者 花鳥社
出版者カナ カチョウシャ
出版年 2023.2
ページ数 3,179p
大きさ 21cm
価格 ¥3500
内容紹介 後期江戸語の行為要求表現における言語変化を取り上げ、具体的な事象を分析。言語を歴史的に研究することの意義や、言語の歴史的研究の評価の基準など、これからの日本語史研究にとって必要、重要な課題について考える。
書誌・年譜・年表 文献:p173~175
一般件名 日本語-歴史
一般件名カナ ニホンゴ-レキシ
一般件名典拠番号

510395114860000

分類:都立NDC10版 810.25
資料情報1 『後期江戸語の行為要求表現 言語の歴史的研究の意義と評価』 福島 直恭/著  花鳥社 2023.2(所蔵館:中央  請求記号:/810.2/5260/2023  資料コード:7116681750)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154147923

目次 閉じる

序章 本書の目指すところ
  1.本書の目指すところ
  2.言語の歴史的研究
  3.視座の存在の認識
  4.ポストモダニズムや言語論的転回と歴史研究
  5.日本語史研究における視座の転換の必要性と可能性
第1章 後期江戸語における行為要求表現の諸相
  1.江戸語および行為要求表現の定義と本章の目的
  2.江戸語の行為要求表現の分類
  3.洒落本にみられる行為要求表現
  4.滑稽本にみられる行為要求表現
  5.人情本にみられる行為要求表現
  6.まとめ
第2章 行為要求表現「~なさい」の成立
  1.問題の設定と視座
  2.行為要求表現の全体像と「なさい」
  3.ナサイ類諸形式の中における「なさい」
  4.長母音化のない言語変種におけるナサイ類
  5.言語史記述における視座という概念の有効性
第3章 後期江戸語における「ござります」と「ございます」
  1.本章の目的
  2.「ござります」と「ございます」の使用状況
  3.他の「イマス群」の使用状況
  4.江戸語以外の言語変種における「ござります」
  5.非標準形式としての「ございます」と標準形式としての「ございます」
  6.「ござる+ます」の特徴
  7.まとめ
第4章 後期江戸語の非標準的命令表現「ねえ」について
  1.本章の目的
  2.先行研究や辞書における「ねえ」の説明
  3.調査について
  4.他の行為要求表現との使用量の比較
  5.「ねえ」による命令表現を支えたもの
  6.調査結果のまとめと「ねえ」のその後
  7.おわりに
第5章 言語の歴史的研究の意義と評価
  1.言語の歴史的研究の意義
  2.歴史記述に対する評価の可能性
  3.論理的整合性
  4.同時代社会との関係性という観点からの評価
終章 これからの日本語史研究
  1.言語の歴史的研究の政治性
  2.日本語史の研究成果の一般化