島野 智之/編著 -- 岩波書店 -- 2023.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /461.0/5051/2023 7116462244 配架図 Digital BookShelf
2023/08/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-00-500966-4
ISBN13桁 978-4-00-500966-4
タイトル 新種発見物語
タイトルカナ シンシュ ハッケン モノガタリ
タイトル関連情報 足元から深海まで11人の研究者が行く!
タイトル関連情報読み アシモト カラ シンカイ マデ ジュウイチニン ノ ケンキュウシャ ガ イク
著者名 島野 智之 /編著, 脇 司 /編著
著者名典拠番号

110005599050000 , 110007714040000

出版地 東京
出版者 岩波書店
出版者カナ イワナミ ショテン
出版年 2023.3
ページ数 12,254,4p
大きさ 18cm
シリーズ名 岩波ジュニア新書
シリーズ名のルビ等 イワナミ ジュニア シンショ
シリーズ番号 966
シリーズ番号読み 966
価格 ¥1120
内容紹介 未知の生物の探究にワクワクしながら、研究者の歩みを追体験! 足元から深海、海底洞窟など遠く危険な未踏の地まで、第一線の研究者たちの情熱と喜怒哀楽を紹介。分類学の基礎も楽しく身につく入門書。
学習件名 生物,生物の分類,昆虫,げんごろう,菌類,かたつむり,はぜ(沙魚),あほうどり,植物,海の生物,深海,絶滅危惧種
学習件名カナ セイブツ,セイブツ/ノ/ブンルイ,コンチュウ,ゲンゴロウ,キンルイ,カタツムリ,ハゼ,アホウドリ,ショクブツ,ウミ/ノ/セイブツ,シンカイ,ゼツメツ/キグシュ
一般件名 生物分類学
一般件名カナ セイブツ ブンルイガク
一般件名典拠番号

511057300000000

分類:都立NDC10版 461
資料情報1 『新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!』(岩波ジュニア新書 966) 島野 智之/編著, 脇 司/編著  岩波書店 2023.3(所蔵館:多摩  請求記号:/461.0/5051/2023  資料コード:7116462244)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154151429

目次 閉じる

はじめに
第1章 コケのじゅうたんのなかで生きる、誰も知らない虫たち-ジャゴケシトネアブとイカワタカネコバネ…今田弓女
  多様性を秘めたミクロな森/進路は「昆虫学者」/予想外に幕を開けた研究生活/太古のガの暮らしを探る/見習いフィールドワーカーになる/食性の進化という壮大な歴史を追う/誰もやっていないことをおもしろくする/コケのなかにトンネルを掘るシトネアブ/初めての記載論文/日本地図の空白を埋める旅/博士になってから
第2章 既知種をよく見たら新種だった!-チュウガタマルケシゲンゴロウ、オニギリマルケシゲンゴロウ…渡部晃平
  私が発見した新種/普通の昆虫少年/運命の出会い/昆虫を殺すのがつらい/後悔をバネにして/学芸員へのあこがれ/脱サラからの学芸員/現実は甘くない/大発見の知らせ/ゲンゴロウの島で起きた奇跡/種を特定する/外国の大家へ相談/新種チュウガタマルケシゲンゴロウ/新たな隠蔽種/本物はどっち?/苦渋の決断/研究は続く
第3章 冬虫夏草少年、長じて菌根菌の起源にせまる-ウィノシチュニカ・インジェンス…山本航平
  沼にはまる/殺虫きのこ、冬虫夏草/恩師との出会い/地中にきのこをつくる、地下生菌/冬虫夏草と地下生菌の、切っても切れない関係/巨大な胞子/エンドゴン、再び/共生する樹木と菌類/挽回のチャンス/菌根菌の異端児、アツギケカビ目/半世紀越しの証明/「超」巨大な胞子の新種/最古の菌根菌かつ地下生菌?
第4章 生まれて初めて見たかたつむりが45年後、新種に-チョウシュウシロマイマイ、クサイロクマノコガイ、そしてサザエ…福田宏
  今も現役! 保育園時代の標本/初めて出会うのに懐かしい/生まれて初めて見たかたつむりの正体/山口県の貝類文献の名著/じつは新種だった!/保育園時代に見出した、もう一つの新種/サザエもホモニムのせいで新種/近所どころか、室内で見つかる新種/永遠に終わらない夏休みの宿題
第5章 赤いボウズハゼの謎-キジムナーボウズハゼとブナガヤボウズハゼ…前田健
  赤いボズハゼとの出会い/迷宮入り/どんどん見つかるボウズハゼ/赤いボウズハゼとの再会/フィリピンへ/パラワン島の赤いハゼ/結論は?/論文の発表-キジムナーとブナガヤ/残された多くの謎-ボウズハゼ類の解明に向けて
第6章 遺跡でみつけた恐竜の新種!?-センカクアホウドリ…江田真毅
  遺跡と恐竜と私の思いこみ/「アホウドリの骨」との出会い/礼文島周辺から消えたのはどの種?/古代DNA解析/尖閣諸島のアホウドリはどこから来たのか?/DNA解析から考えるアホウドリの歴史/謎解きの鍵は、遺跡出土のアホウドリ!/もしかして、別種!?/尖閣諸島から、デコちゃんがやってきた!/尖閣諸島からきたアホウドリたち/最後の1ピース/新種発見物語!?
第7章 新種、また新種。いつになったら終わるのか?-東南アジアの植物の新種140種超…田中秀一郎
  東南アジアに植物が多様なワケ/地域の植物相の調べ方-植物インベントリ/植物標本よもやま話/いざ東南アジアへ!/調査で再確認、東南アジアの植物多様性/調査は行くだけでも大変!/楽しい同定作業/植物の新種を記載する/より多くの新種を記載するために
第8章 探検する生物学・海底洞窟で「新種」に出会う-イラブドウクツウサミミゴカイ、ウリガーテナガエビなど…藤田喜久
  陸域での洞窟探検-ウリガーテナガエビの発見/「備え」が大切! 海底洞窟研究にとりくむ/続々見つかる新種や珍種/南の島のクリスマス・イルミネーション?-新種の光るクモヒトデを発見!/「見えない」動物を探す-イラブドウクツウサミミゴカイの発見/おわりに
第9章 深海には変わった生物しかいないのか?-ネオレパス・マリスインディカ、ツノツバサゴカイなど…渡部裕美
  じつは行かない? 深海生物を調べる方法/深海に潜る/深海温泉にすむ生物たち/足の裏で子育てする貝/新たに繁栄する「生きた化石」/深海の方がフツウ?な生き物
最終章 新種発見から、種の絶滅と保全を考える-トキウモウダニとリュウジンオオムカデ…島野智之・脇司
  ほとんどの生物には、学名が付いていない/日本でトキが絶滅/トキにだけ付くダニ/島野委員、「召喚」される。そして事件が/脇先生、「召喚」される/トキの自然復帰、ダニはどうなった?/トキのダニを、永遠に記録するために/日本最大の陸上節足動物「ヤンバルオオムカデ」/インターネットで、高値で売買/立ちはだかる難問/いよいよ学術誌に論文を送る/なぜリュウジンと名付けた?
知識メモ
  (1)種とは何か?
  (2)学名とは何か?
  (3)論文・記載とは何か?
  (4)タイプ標本とは
  (5)隠蔽種とは何か?
  (6)進化・種分化とはどういうことか?
  (7)系統樹とは何か?
  (8)遺伝情報とは何か?
  (9)絶滅したけど、新種発見?
執筆者紹介