川岡 勉/著 -- 思文閣出版 -- 2023.3 --

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中央 3階A 一般図書 /210.47/5418/2023 7116463340 配架図 Digital BookShelf
2023/05/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-7842-2056-4
ISBN13桁 978-4-7842-2056-4
タイトル 戦国期守護権力の研究
タイトルカナ センゴクキ シュゴ ケンリョク ノ ケンキュウ
著者名 川岡 勉 /著
著者名典拠番号

110001312170000

出版地 京都
出版者 思文閣出版
出版者カナ シブンカク シュッパン
出版年 2023.3
ページ数 7,415,15p
大きさ 22cm
価格 ¥9000
内容紹介 これまでの戦国時代像は、「戦国大名」という概念を疑うことなく構築されてきた。戦国期の守護を軸にすえて多様な権力秩序の展開の様相をさぐり、戦国期守護論を提示して当該期の権力論の再構築を目指す。
一般件名 日本-歴史-室町時代 , 守護・地頭
一般件名カナ ニホン-レキシ-ムロマチ ジダイ,シュゴ ジトウ
一般件名典拠番号

520103814500000 , 510904400000000

分類:都立NDC10版 210.47
資料情報1 『戦国期守護権力の研究』 川岡 勉/著  思文閣出版 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/210.47/5418/2023  資料コード:7116463340)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154151472

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序章 戦国期守護とは何か
  はじめに
  一 戦国時代像の再検討
  二 戦国期守護論の提起
第Ⅰ部 中世後期の守護支配と武家領主
第1章 出雲における守護支配と武家領主
  はじめに
  一 赤穴郡連置文からみる国人と守護被官人
  二 戦国期における権力秩序の変動と赤穴氏
  三 尼子氏の国成敗権掌握と赤穴氏
  おわりに
補論1 武家領主の権力編成と役負担
  はじめに
  一 沙弥賢栄の譲状と置文
  二 中世後期武家領主の権力編成と役負担
  おわりに
第2章 石見における守護支配の展開と益田氏
  はじめに
  一 室町幕府-守護支配の柔構造
  二 石見国成敗権と守護職の乖離
  三 大内氏の石見支配と国衆
  おわりに
第3章 大内氏の石見支配と吉見氏
  はじめに
  一 守護制度の展開と石見吉見氏
  二 室町幕府-守護体制下の石見吉見氏
  三 戦国期大内氏の国人(国衆)統制と吉見氏
  四 大内氏奉行人としての吉見氏
  五 陶氏のクーデターと吉見正頼
  おわりに
第4章 戦国期備後における守護支配と国衆
  はじめに
  一 但馬山名氏と備後国衆
  二 備後と芸石両国における守護支配の展開
  三 戦前期備後における権力秩序の展開
  おわりに
第Ⅱ部 戦国期守護の分国経営と権力構造
第5章 大内氏の分国支配と室町幕府-守護体制
  はじめに
  一 室町幕府の西国支配と大内氏
  二 幕府-守護体制の変質と西国守護
  三 戦国期西国の地域権力と京都
  おわりに
第6章 細川氏・大内氏と寛正伊予の乱
  はじめに
  一 寛正伊予の乱の関連史料
  二 伊予国守護職をめぐる確執
  三 河野通春討伐軍の伊予進攻
  四 寛正伊予の乱の終結
  おわりに
第7章 天文伊予の乱と河野氏権力
  はじめに
  一 大内勢の伊予進攻
  二 河野氏権力の分裂・抗争と乱の収束
  三 来島通康の台頭と河野氏権力
  おわりに
第8章 戦国期伊予の国成敗権と領主権
  はじめに
  一 河野氏と上蔵院の師檀関係の成立
  二 河野弾正少弼通直による宿坊証文
  三 伊予国内領主の師檀関係と高野登山
  四 河野氏の滅亡と上蔵院
  おわりに
第9章 戦国期但馬の守護と領主
  はじめに
  一 伊勢貞仍の西国歴訪
  二 但馬の政情不安と垣屋氏
  三 足利義尹の上洛と但馬山名氏
  おわりに
第Ⅲ部 権力秩序の流動化と戦国期守護
第10章 京極氏から尼子氏への出雲国成敗権の継承
  はじめに
  一 京極氏の出雲支配
  二 室町幕府-守護体制の変質と京極持清
  三 応仁・文明の乱の勃発と出雲国内の戦乱
  四 出雲国内の権力秩序の再編
  五 尼子氏による国成敗権の掌握
  おわりに
第11章 戦国期の権力秩序と出雲尼子氏
  はじめに
  一 戦国期の山陰・山陽における対立の構図
  二 中央政界の変動と中国地方の戦乱
  三 尼子氏の守護職獲得
  おわりに
第12章 毛利氏の覇権確立と家格上昇
  はじめに
  一 戦国大名化のプロセスをめぐる先行研究
  二 有力国人から公儀権力への転化過程
  三 毛利氏による分国支配
  おわりに
補論2 戦国期の地域社会論と権力移行論
  一 領主制理論
  二 地域社会論
  三 惣国一揆の位置づけ
  四 中近世権力移行論
  五 室町幕府-守護体制と戦国期の権力秩序
終章 本書の成果と課題