勢力 尚雅/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2023.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般洋図書 F/253.0/A55/E 7105147056 配架図 Digital BookShelf
2015/05/13 可能 利用可   0

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ISBN 2013024354
個人件名カナ Indians of North America,Indians, Treatment of,Genocide,Forced migration,Ethnic relations.,Forced migration.,Genocide.,Indians of North America,Indians, Treatment of.,Political science.,Vertreibung.,Indianer.
多巻個人件名カナ United States,United States,North America.,United States.,Nordamerika.
資料情報1 『英米哲学の挑戦 文学と懐疑』(放送大学教材) 勢力 尚雅/編著, 古田 徹也/編著  放送大学教育振興会 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/133.1/5007/2023  資料コード:7116809703)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1352013829

目次 閉じる

1 幻影と現実-共同行為を通じて形成される習慣
  1.「鏡の裏なる狭き宇宙」-『薤露行』
  2.「想像力の宇宙」
  3.「現実」に似ている何かに気づく
  4.想像力の戦略としての「類似」をめぐる仮説形成-共同行為を通じて形成される習慣
  5.「類似」を発見する習慣と一般名辞の使用
  6.「宇宙のセメント」
2 人情と非人情-「人間的自然」を眺める観点の共同探究
  1.一般名辞の用法をめぐる多声の響き合い-「幸福」をめぐる言葉と懐疑
  2.「哲学」は「狩猟」に似ている
  3.「第三者の地位に立つ」ための修行-『草枕』
  4.人間において生じる「F+f」を眺める観点-人間的自然論
  5.「心」という劇場-「知覚の束」の生成
3 信念と懐疑-「淋しさ」の源と処方箋
  1.「人間ほど的にならないものはない」-『坑夫』
  2.「システム1」の強力さ
  3.想像力をめぐるジレンマ
  4.常軌を逸した懐疑を滑稽とみなす観点の生成
  5.危険な迷信と滑稽な哲学に気づく「夢からの目覚め」はどのようにして可能か?
4 自然と人為-中味と形式をめぐって
  1.自然と人為の両方への懐疑-『道草』
  2.「共感の跳ね返り」を通しての自己意識の継続
  3.他者とともに「一般的観点をとる」習慣の生成-「コンヴェンション」とは何か
  4.中味と形式-変容する内面生活と適切な型の折りあいについて
5 判断と対話-奥にあるものとの継続的な関わりかた
  1.「道徳における表面上の調和」の奥にあるもの
  2.判断に臨む人の心の奥に潜んでいる正体不明のもの-『明暗』と『夢十夜』
  3.過去に「無」を見るか「探照燈」を見るか-『点頭録』
  4.「真の批評家」の実在を想定するというコンヴェンションの生成
  5.「節度ある懐疑主義」に基づく「寛容な対話」の実演
  6.現実についてのヴィジョンを間近に表す様式の探究
6 懐疑と覚醒-経験から哲学する
  1.独断のまどろみからの覚醒
  2.世界の謎としてのヒュームの問題
  3.知覚の現象学
  4.まどろみからの覚醒としての現象学的還元
  5.スフィンクスからの問いかけ
7 哲学と生き方-見ることを学ぶ
  1.テーゼとしての観念論
  2.生き方としての観念論
  3.内的生を記述する
  4.見方の倫理学
  5.道徳の言語としての比喩
8 日常と声-他者とともに生きる
  1.日常を生きる
  2.呼び声による自己の変様
  3.懐疑論を生きる
  4.哲学における自伝的なもの
  5.声のせめぎ合い
9 普遍と個別-「私」の下す道徳判断
  1.導入:道徳判断の普遍性と個別性
  2.ハーマン・メルヴィル『ビリー・バッド』
  3.すべての道徳判断は普遍的でなくてはならない
  4.道徳判断の個別性:ピーター・ウィンチ
  5.ヘアとウィンチの相違から、道徳判断の普遍性と個別性を考える
  6.まとめ
10 自然とイデア-客観的な「善」の在処を求めて
  1.導入:道徳判断の主観性と客観性
  2.ディケンズ『クリスマス・キャロル』
  3.自然主義
  4.イデアとしての善さ
  5.フットとマードックの相違から、道徳的な善さと成長を考える
  6.まとめ
11 偶然性と必然性-他の仕方でもあり得た「世界」
  1.導入:道徳と真理の捉え方
  2.オーウェル『1984年』
  3.プラグマティズムと真理:リチャード・ローティ
  4.バーナード・ウィリアムズ
  5.ローティとウィリアムズの相違から、偶然性と必然性を考える
  6.まとめ
12 人生の意味への懐疑-不条理とアイロニー
  1.シーシュポスの神話
  2.不条理と反抗-カミュの場合
  3.アイロニーが織り込まれた真剣さ-ネーゲルの場合
  4.無常と永遠のあいだ-中島敦「悟浄出世」の顚末
13 真理への懐疑-哲学史のなかの懐疑論
  1.アイロニーと相対主義
  2.スケプシス-懐疑と探究
  3.哲学の一部としての、哲学への懐疑
14 道徳への懐疑-他者とともに世界を生きること
  1.道徳は人生において真に追求されるべき価値をもつか
  2.スティーヴンソンの洗練された情緒主義による道徳の特徴づけ
  3.カヴェルによるスティーヴンソン批判-道徳家と扇動家の違い
  4.道徳は、それへの拒絶に対して開かれていなければならない
15 哲学への懐疑-文学と科学のはざまで
  1.哲学の領分はどこにあるのか
  2.ウィトゲンシュタイン-哲学への懐疑に満ちた二つの主著
  3.哲学するという「賭け」