仁科 エミ/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2023.3 -- 3訂版

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /761.1/5096/2023 7116705389 配架図 Digital BookShelf
2023/06/27 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-595-14194-2
ISBN13桁 978-4-595-14194-2
タイトル 音楽・情報・脳
タイトルカナ オンガク ジョウホウ ノウ
著者名 仁科 エミ /編著, 河合 徳枝 /編著
著者名典拠番号

110006371330000 , 110006371360000

版表示 3訂版
出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2023.3
ページ数 260p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学大学院教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク ダイガクイン キョウザイ
価格 ¥3100
内容紹介 最先端の情報学と脳科学による音楽へのアプローチの成果をまとめたテキスト。音の情報構造を可視化する手法、日本伝統音楽の超知覚構造、コンピュータと音楽などについて解説する。研究課題も掲載。
一般件名 音楽 , 情報科学 ,
一般件名カナ オンガク,ジョウホウ カガク,ノウ
一般件名典拠番号

510528500000000 , 510976300000000 , 511283700000000

分類:都立NDC10版 761.1
資料情報1 『音楽・情報・脳』(放送大学大学院教材)3訂版 仁科 エミ/編著, 河合 徳枝/編著  放送大学教育振興会 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/761.1/5096/2023  資料コード:7116705389)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154151554

目次 閉じる

1 音楽と情報学、音楽と脳科学
  1.情報現象、生命現象としての音楽
  2.音楽・情報・脳を架橋する試み
  3.本書の構成
2 聴く脳・見る脳の仕組み
  1.脳神経系の構造と機能
  2.人間の脳機能を調べる
  3.「聴く脳」「見る脳」の構造と機能
3 感動する脳の仕組み
  1.情動神経系の構造と機能
  2.情動・感性神経系の役割
  3.美と快の反応を脳画像で捉える
4 音楽を感じる脳は変化を感じる脳
  1.音楽を生物学の視点から捉える
  2.音楽の連続非定常性へのアプローチ
  3.音のゆらぎを捉える脳の仕組み
  4.絶対音感と言葉の脳
5 音の情報構造を可視化する手法
  1.音楽の記号化=楽譜の多様性
  2.脳内感覚に基づく音楽の記号化
  3.五線定量記譜法が導いた「楽譜と音楽との可逆変換」と「視覚決定性音楽」
  4.音の情報構造を可視化する情報学の手法
  5.音楽と環境音の情報構造を可視化する
6 感性脳を活性化する超知覚情報-ハイパーソニック・エフェクト
  1.発端はレコーディング・スタジオに
  2.ブレイクスルーをもたらした音源と装置
  3.脳波を指標として見出された超高周波の効果
  4.「聴こえない超高周波」が基幹脳を活性化する
  5.多様な活性化を導くハイパーソニック・サウンド
  6.ハイパーソニック・エフェクト発現メカニズムの検討
7 日本伝統音楽の超知覚構造
  1.尺八の響きの情報構造
  2.琵琶の響きの情報構造
  3.日本伝統音楽の情報学的特徴
  4.『ノヴェンバー・ステップス』の衝撃
8 共同体を支える音楽
  1.狩猟採集民の音楽
  2.アフリカの共同体の音楽
  3.ユーラシアの共同体の音楽
  4.共同体を支える音楽の特徴
9 人類の遺伝子に約束された快感の情報
  1.快感を発生させる脳のメカニズム
  2.感性情報受容の<本来-適応モデル>
  3.学習が不要な本来性の快感誘起情報
  4.霊長類の遺伝子にプリセットされた快感のシグナル<威嚇>
10 音楽による共同体の自己組織化
  1.脳の報酬系と懲罰系による行動制御
  2.報酬系主導の自己組織化
  3.ガムランの自己組織化の仕組み
  4.ケチャを構成する類ない自己組織化の仕組み
11 トランスの脳科学-感性情報は人類をどこまで飛翔させるか
  1.祝祭儀礼の感性情報によって誘導されるトランス
  2.トランスの実体に迫るアプローチ法
  3.トランスの生理的背景
  4.トランスの着火装置-バリ島の人びとの究極的な伝統の叡智
12 コンピューターと音楽
  1.コンピューターの実用化と音楽への応用
  2.MIDI
  3.シンセサイザーによる音響合成
  4.サンプリング周波数とメディア規格の変遷
13 人類本来のライフスタイルと音楽・環境音
  1.人類本来のライフスタイルとは
  2.森の狩猟採集民・ムブティのライフスタイル
  3.ムブティとパレストリーナのポリフォニーの共通性
  4.高度な適応を求める音楽の例-十二音音楽
  5.<本来・適応・自己解体モデル>から見た音楽と環境音
  6.都市環境にハイパーソニック・サウンドを付加する効果
14 情報医学・情報医療の枠組みと可能性
  1.情報医学・情報医療とは
  2.生命と情報
  3.脳における物質と情報の等価性
  4.情報の安全・安心・健康
  5.情報環境医療のコンセプト
  6.情報環境医療の可能性
  7.情報医学・情報医療の健やかな発展に向けて
15 情報学・脳科学がひらく音楽の新しい可能性
  1.脳科学・情報学の可能性と「神経神話」の克服
  2.「音楽」「情報」「脳」の架橋を阻むもの